対処

夫にモラハラをやめてほしい時に妻ができること

「モラハラするのはやめて!」と夫に言うけど、全然やめてくれない。

むしろ、エスカレートしている気がして辛い。

しかも、「モラハラ言ってるお前のほうがモラハラしてるだろう!」といっそう当たりが強くなる。

夫にモラハラをやめてほしい、どうすればいいの?

そんなあなたに今回は、夫にモラハラをやめてほしい時に妻ができることについてお伝えします。

夫にモラハラをやめてほしい時に妻ができること

モラハラ夫の性質

自分は正しい。モラハラの自覚なし

モラハラ夫はモラハラしているという自覚はありません。

自分は正しいことをしていると思っています。

自分を正当化するのが得意なので、あなたが「やめて!」と言っても、

「俺は悪くない」

「お前がいけないから、仕方なく言ってやってる。」

「何度も言わせるお前がいけない。」とか論点をすり替えて、理屈を並べます。

そして、あなたが「やめて!」と言っても、モラハラをし続けるのは、あなたが嫌がることをすれば、あなたをコントロールできると知っているからです。

自分を守り優越感を感じたいモラハラ夫

モラハラ夫は実は自分に自信がありません。

家庭環境などの影響で、歪んだ自己愛のまま大人になってしまいました。

他人に対して攻撃的で、自分のなけなしのプライドや存在意義を守るために、否定されることを恐れ、他者を貶めたり、見下すことで自分が優位あることを示そうとします。

自分が上の立場で、自分に歯向かわないようにしたいから、自分の言うことを聞かせたいからコントロールしようとします。

あなたはモラハラ夫に選ばれた、モラハラ夫にとって優越感をもてる存在。

あなたが従順である以外でも、モラハラに対して泣いたり、騒いだり、怒ったり反応をしてくれることで、自分は影響を与えられる偉い存在なのだと実感できます。

また、あなたを責めて自分の正当性を示すことで自分が特別優れた人間であると感じることができますし、優越感を味わうことができるのです。

妻ができること

スルー力を身に着ける

モラハラしてくる夫に対して、気にしない・反応をしないことです。

あなたが、モラハラ夫の言動に足して泣いたり、落ち込んだりとリアクションが大きければ大きいほど、モラハラ夫は自分の影響力の大きさを実感できて、内心、嬉しいのです。

モラハラの言動に対して、従順に従ったり、謝っても、「やっぱり俺は正しい」とモラハラ行為を肯定するだけなので、「へーそうなんだー。」と軽く受け流しましょう。自分に都合の悪いことは聞いていない、スルーできる天然の妻みたいに振舞えるようになれたら、理想です。

また、腹が立ってもあなたからの無視はやめましょう。

無視はモラハラ夫を激怒させて、モラハラがエスカレートさせます。

また、夫婦関係の悪化に加速をかけてしまいます。あなたが自分で夫婦関係をどうしたいのかハッキリと結論を出していないのなら、お勧めしません。

モラハラに影響されない心をつくる

モラハラを受け続けいるあなたの心はボロボロです。

否定ばかりされていると、自信もなくなり「自分なんんて・・・」と自尊心もなくなって無気力になり、夫に依存せざるを得ない状況になります。

そうなってしまうと、夫が世界の全てで、あなたの中の夫の影響力が増すばかり。

いつまでたっても、モラハラから抜け出せません。

モラハラに影響されない心をつくるには、自分を取り戻す必要があります。

そのためには、自分が心地よいと思うことを選択して行動することです。

自分がしたいことをする、自分が食べたいものを食べる・・・・当たり前のことですが、モラハラ夫の支配下におかれていると、モラハラ夫の顔色を見て、モラハラ夫に気を遣って生活するのが当たり前になって、自分のことや自分の気持ちは後回しになってしまいがちです。

自分の心が喜ぶことを選んで、実行しましょう。

ポイントは行動するときに「本当に自分の本心なのか」を自分に問いかけてみることです。

モラハラ夫に気を遣うのが当たり前の習慣になっていると、自分の本心がわらかなくなっている場合が多いです。「夫が食べたいって言ってたから・・・」など「夫」が主語になっていませんか。

「自分は」どうしたいのか、「自分は」どう思うのか、それを意識してみてくださいね。

距離を置く

手っ取り早く距離を置くのが、別居や離婚になります。

でも、離婚したいわけじゃない・・・・という場合もあります。

距離を置くのは実際の距離もありますが、精神的な距離をとることが一番大事。

今、あなたの心はモラハラ夫にコントロールされている状態です。

 

言うなれば、あなたの部屋にズカズカと土足でモラハラ夫が踏み込んで、好き勝手やってます。あなたは放心状態でそれを見ている状態なのです。

いくら近しい夫といえど、無断で入ってくることは許されません。

誰にも踏み込まれたくない自分だけの領域があります。

 

部屋から出て行ってもらったり、鍵を付けたり対策をとることが必要です。

それがスルー力を身に着けることや「自分はどうしたいのか」を考えて行動することでもあります。

そして、夫と過ごす時間だけではなく、仕事や趣味など、夫と離れる時間、夫ではない人とかかわったり、一人で過ごす時間を大切にしてみましょう。

いろんな人の話をきいたり、情報を知ることで、

モラハラ夫が言っていることだけが正しいわけではないと知り、モラハラ夫の洗脳を解いていきましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は夫にモラハラをやめてほしい時に妻ができることについてお伝えしました。

モラハラされている状態とは言うなれば、

あなたとモラハラ夫は精神的な境界線が曖昧ということ。

夫の喜びが自分の喜びになっている・・・・・

夫の気分に影響されやすい・・・・・

そんな風に夫に振り回されすぎていませんか。

そんな関係は不健全です。やめましょう。夫婦と言えど、違う人生を歩んでいる全く違う人間です。

自分の機嫌は自分で決める。自分の行動も自分で決める。

心の距離感をとることは、モラハラに影響されないためにも本当に大切ですよ!

 

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