モラハラされた

サイレントモラハラってなに?その特徴と対処方法とは

夫が不機嫌なことが多い。

暴言とかはないけど、話しかけても目も合わせてくれない。

話しかけても「あっそ」「ふーん」「別に」とかそっけない返答が続いてる。

無視される。

あからさまに大きなため息をついたり、睨まられる。

私へ聞こえるように、独り言で私への不満を言う。

こんな状態が頻繁に起こっていませんか?

もしそうなら、あなたは夫からサイレントモラハラされているかもしれません!

今回はサイレントモラハラってなに?その特徴と対処方法とはについてお伝えします。

サイレントモラハラってなに?その特徴と対処方法とは

サイレントモラハラとは

モラハラは肉体的な暴力ではなく、言葉や態度などによって、相手を精神的に追い詰める嫌がらせ行為です。

嫌がらせといっても種類は様々。

嫌がらせの代表、いじめもお金をとったり、脅されたり、パシリにされたり、悪口を広められたり、自分がやりたくないことを強制されたり、無視されたりと様々なパターンがあるもの。

モラハラも然り。

サイレントモラハラは

相手に気を遣わせるような空気感を出して相手を支配しようとするので、被害者はモラハラされていることに気が付きません。

パートナーの不機嫌オーラ全開で家の中が重い空気に包まれていませんか?

サイレントモラハラは静かなモラルハラスメントであり空気感の暴力とも言えるのです。

サイレントモラハラの特徴

はじめに

サイレントモラハラはモラハラのような暴言や罵倒するなど、相手へのわかりやすい攻撃はないので、モラハラ以上に自覚がしにくい。

 

モラハラと検索すれば夫からの暴言や叱責など

「ひどいこと言われた」

「怒られた」

「責められた」

と言葉による暴力が多く出てくるので、

「自分には関係ないかも。」と思ってしまいがち。

 

「自分のことは、大したことじゃない。」

「ネットの内容に比べれば、全然マシ。」

「ちょっと旦那がヘソを曲げて手こずってるしまってるだけ。」

そんな風に「自分たち夫婦は大丈夫。」「大したことない。」と考えてしまっていることが非常に危険な考え方です。

次からサイレントモラハラの特徴をみていきましょう。

そっけない態度

普段は何気ない会話も楽しくできるのに、突然そっけない態度になる。

話しかけたり、質問しても

「ふーん」

「別に」

「あっそ」

「だから?」

と会話を続かない。

つっかかってくるような言い方をされて、怖くなって会話ができなくなっていきます。

不機嫌

見るからにムスッとして不機嫌オーラを全開に出す。

話しかけたら話しかけたでそっけない態度。

でも、放っておけば放っておいたで、責められる。

同じ部屋や空間にいると腫物のようで、扱いに困るし家の雰囲気が悪くなります。

黙り込んで、話さなくなる

日頃は会話も多いのに、何か気に入らないことがあると急に黙り込んだり一切、話さなくなる。

こちらから、「どうしたの?」と聞かない限り、絶対に一言もしゃべらない。

あからさまに機嫌が悪くなったのが、すぐにわかります。

無視される

話しかけても無視。

あいさつしても無視。

やり取りの中にある何気ない「はい」「うん」「ありがとう」などの返事も一切ない。

まるで、自分がいないかのように振舞われる。

数時間の時もあれば何日も、何週間も、何か月も無視されることも。

相手の気分次第で無視がなおったり、また無視がはじまったり…振り回されている。

冷たい視線を感じる

何かにつけて、冷たい視線を感じる。

何も言われたりはない。でも、監視されているような、見定められているような視線。

温かい目線ではなくて、冷たく突き放すような視線だけを感じる。

例えば自分がお皿を落としてしまっても「大丈夫?」とか気にするよう素振りもなくて、でも「なにしてんのお前?」「しっかりしろよ」みたいな批判めいた視線。

大きなため息をつく、舌打ち

夫の思うとおりの言動をしていないと「はぁ」と大きなため息をしたり、舌打ちが聞こえてくる。

例えば話しかけても無視されて、夫が何が不満なのか自分で考えて、その解消をしようとしたり、確認で話しかけてみて違うと「はぁ」とため息だけつかれる。

ボソッと小言や批判を言われる

すれ違った時や同じ部屋にいる時、独り言を言われる。

耳をすませば、まるで自分への批判や小言を言われる様子。

謝罪しても「はぁ、別にお前に言ったわけじゃねーし。」と言われて、どうすることもできない、いたたまれない気持ちになる。

サイレントモラハラの影響

怒りや不満の原因が分からない

モラハラのように暴言やけなされるのは、かなり辛いもの。

でも、何に怒っているのかは分かります。(本当かどうかはおいておいて)

でも、サイレントモラハラはわからない。

何に怒っているのか、そもそも怒っていると判断していいのかもわからず、妻はずっと気になって、気持ちが落ち着かない状況が続いてしまうことが非常に苦しいのです。

不安で気遣う日々が続く

日常のいたる場面で不機嫌だったり重い空気を出されて理由も言わないと

「自分が何かしてしまったのかも」

「原因は自分かも」

と考えます。

 

モラハラ夫は外面が良かったり、頭がよく仕事ができる人も多いので、

そんな人が家の中で自分の前だけではあからさまに不機嫌だったりそっけない態度なのは

「自分のせいなんじゃないか。自分に不満があるのではなか。」

と妻であるあなたは不安になってしまうのです。

 

モラハラやサイレントモラハラの言葉や知識を知らなければ、

夫とちゃんと向き合わなくては!

とコミュニケーションを必死にとろうと努力して

「私が直したほうがいいところがあったら言ってね。」

「なにか気が付けないことがあったら、ごめんなさい。」

 

と下手に出たり、相手に気を遣う、顔色を見るばかり。

夫の反応は薄く、そっけない。そんな状態がひたすら続くのです。

 

自責と恐怖でいっぱいになる

不機嫌な夫に対して

「いつまでも怒ってないでよ。」

「いい大人がいい加減にしてよ。」

と言いたくなる気持ちもゼロではありません。

 

でも、それ以上に

それを言わせない相手のオーラや威圧感、

自分が愛しいる夫からの嫌悪感、圧迫感、拒絶など無言のメッセージは辛いもの。

あなたの心を弱めていきます。

 

だんだんと

「夫は自分が理想とする結婚生活が送れないから、私に嫌気がさしたのではないか。」

「夫に嫌われるのではないか」

見捨てられるのではないか」

自分はダメな人間ではないか」

と自分を責めるようになります。

 

そして、

「夫のために何かやらなきゃ」

「夫に受け入れてもらえるように頑張らなきゃ」

「自分を変えなきゃ。」

となんとか夫の愛情を取り戻そうと必死になります。

 

そうして、夫に気を遣い、必死になる日々が続きます。

いつも以上に無理して色々と家事や育児、仕事も頑張る。

でも、夫の状況は変わりません。

焦って精神的に追い詰められていきます。

落ち着いてやればできることも、失敗して上手くいかなくなってしまうことも。

 

そんな時、夫から「はー」とため息が聞こえてくると自分が否定されているように感じていたたまれなくなるのです。

 

【私の体験談】

夫に家事の負担をかけてはいけない、

夫より早く帰らなきゃとか、

夫が嫌がるから友達・家族との連絡は控えなきゃ、

夫がもっと貯金しろと言っていたから家の貯金をするために自分の独身時代のお金を充てる

外出しても、夫よりも高いものを食べてないけないとか、買ってはいけない。

など自分で先回りして自粛するようになっていきました。

 

サイレントモラハラの恐怖①

夫は自分では目に見える暴力をすることなく、空気による嫌がらせをすることで妻の心を陥れ支配します。

妻は真正面から夫の嫌がらせを受け止めて、愛情や平穏な日常をを取り戻そうと献身的に夫に尽くして疲弊する。

 

普段の生活でそんな状態です。夫に大事な話(都合が悪い話)があるときはもう大変。

夫の顔色を見て一語一句、細心の注意を払いながら伝えます。

夫の目つきや口元、顔色など一瞬で変わるのが分かります。恐怖でしかありません。次第に夫にお願いしたり、相談することもしんどくなってきて、自分で全て抱え込んでしまうように。

 

【私の経験談】

なにかあると「ごめんなさい。」と言うことが口癖になっていきました。

夫のモラハラ言動の中には、

結婚してお金や時間が自由にならない

責任が大きくなって自分の思い通りにならない不満も非常に多かったので、

 

その度に

「私と結婚したからだよね。」

「大変な思いをさせてごめんなさい。」

申し訳ない気持ちになって謝り続けました。

そのため、「夫に幸せになってもらわなきゃ。」と義務感なのか使命感なのかわからないような忠誠を尽くす日々が続いていくばかりでした。

 

 

サイレントモラハラの恐怖②

モラハラは毎日が緊張状態ではありません。

モラハラ夫は優しかったり機嫌のよい日もあります。

妻が疲弊しかけると優しく気にかけたり家事を手伝ってくれたり、労わってくれたり、やさしい言葉をかけてくれることも。

 

そうすると

「話しかけてくれた。」

「笑ってくれた」

「不機嫌が終わったんだ!」

と嬉しくなる。

とても優しくしてくれるので、不機嫌や無視が一時的なものだと錯覚してしまいます。

 

「うちの夫はモラハラ気質はあるかもだけど、こんなに良くしてくれるから大丈夫。」

「優しいところもあるし、いいところがある」

と夫のいいところばかりを見て自分を納得させます。

しかし、残念ながらそれは一時的なもの。

 

また空気の重い日々がやってきて自分がボロボロに傷つくだけ。逃げることも反論することもできず、どんどんモラハラの負のループにはまって抜け出せなくなります。

サイレントモラハラの対処法

スルーする

サイレントモラハラの対処法とは・・・

ズバリ、夫以外のほかの人と同じように夫へも接すること!

 

夫の態度やオーラにビクビクして「どうしたの?」と聞きたくなったり、気になりますが、

気にしないため努力をするのが一番の対処法です。

あなたが夫を気にすれば気にするほど、モラハラはエスカレートしていきます。

 

自分が機嫌が悪くなったり無視することで、あなたの心をコントロールして自分の都合がいいように使うのがモラハラです。

「あなたのそんな子供じみた態度では私は反応しません。」と明確な意思表示をすることがなによりも大切!

 

言葉で直接言うと、火に油を注いでモラハラがエスカレートする恐れがあります。

そのため、あくまで優しくやんわりと態度で示しましょう。

 

おススメは

「へーそうなんだー」

「え~わかんなかったー」とニコニコ言ってさらっと流す「天然な妻」です。

 

もしかすると、あなたは「そんなこと、できるなら苦労しないよ!」と思われるかもしれません。

しかし、現状を変えるために覚悟を決めてやるのか、このまま自分を見失い搾取され続ける人生を送るのか、あなたはどんな生き方がしたいでしょうか。

 

「このままはツライ」「嫌だ」と思っても、自分がどうしたらいいのか分からない、動けない、できないと思うなら、あなたは相当疲れています。

まずは自分の身体を休めましょう。

そして自分の心を守るための行動で第三者へ相談してみてください。きっと自分が今までどれだけ、苦しい状況だったのかに気が付くはずです。

モラハラ夫の対処法!モラハラ夫のトリセツ軽度なモラハラの場合のモラハラ夫への対処と付き合い方。...

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はサイレントモラハラの特徴と対処方法についてお伝えしました。

サイレントモラハラという、わかりづらい気づきにくいモラハラは、知らないうちに夫のことを気にしてばかりで、自分のことは後回しにしている状態を作り上げます。

 

ぜひ、自分に目を向けてみてください。

きっと想像以上に自分が傷ついて疲れていることに気が付くはず。

現状を変えるためには、モラハラに対抗していくためのエネルギーが必要なのです。

あなたたがどんな人生の選択をしても、あなたがあなたの人生を幸せに過ごすために、自分の心を守り、整えることはとても大切です。

この記事があなたのこれからを考える一歩になれば嬉しいです。

 

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