なんのために夫婦をやっているのか…
毎日、家事に育児に仕事、忙しくすぎていく…
気が付くと、夫とは事務連絡とあいさつ程度の会話だけ。
共通の趣味は子どものことぐらいで、二人だけで出かけたのは一体いつだったか…
セックスもレス気味だし、しても疲れるだけ。
夫はいつの間にか出かけていたり、好き勝手に趣味とか飲み会とかに行ってる様子。
なんとなく過ぎてく毎日に「これでいいの?」「これが幸せ?」と問いかけるばかり。
今回はそんな「なんとなくの」モヤモヤを抱えるあなたに、夫婦でいる意味ってなんだろう。悩んだ時に思い出してほしいことについてお伝えします。
夫婦でいる意味ってなんだろう。悩んだ時に思い出してほしいこと
夫婦でいる意味ってなんだろう。
夫婦の意味
夫婦とは同じ方向を向いて、協力し合って生きていく。
「いい時」も「悪い時」も支え合う。分かち合う。
相手の人生に責任をもつ。
などなど、夫婦である意味はいろいろあります。
あなたはなんて答えますか?
私は「わたし」から「わたしたち」になるもので「運命共同体」だと答えます。
個人で好き勝手生きていた自分が、結婚することによって、夫婦になることによって、家族が増えることによって、役割や責任が増えていく。
役割や責任の多さ、大きさにとても一人で回しきれないから、パートナーと協力して円満に進めていく方法を模索しながら学ぶ。
同じ家に住んで、家族の誰か一人でも元気がなかったり、具合が悪かったら、ほかの家族も心配だし、気になってしまう。
家族みんなが元気に楽しく過ごせるようにチームとして生活を成り立たせていく。幸せを共有していく。そんなイメージです。
さて、あなたの夫婦関係はいかがでしょうか。
お互いが協力し合ってますか、笑ってますか、支え合えてますか?幸せを共有できてますか?
結婚は生活だから、毎日を笑って楽しく過ごせたら、とても素敵なことですが、なかなかそうもいきませんよね。
心に余裕がなかったり、喧嘩して気まずかったり、体調の悪い日だってあります。
いつも笑ってニコニコ大らかで、相手を思いやって・・・難しい時もありますよね。
苦しい時、困った時に助け合える、支え合える関係・・・それも理想ですが、現代は便利なサービスや制度もたくさんあります。
情報やお金があれば、第三者にお願いして解決できることもたくさんあります。
だから、実務的な生活運営の面というよりも、精神的な面で支え合っていく、「代わりの利かない唯一無二の存在」が夫婦というパートナーだと言えるでしょう。
悩んだ時に思い出してほしいこと
自分の欲求
あなたは自分が「どうしたいのか」「何を求めているのか」自覚はありますか?
おそらく、モヤモヤした気持ちをかかえて、この記事を読んで下っているので、悩んでいる、自分の気持ちも分からない、混乱している状態かもしれません。
そんな時、ぜひ、やってほしいことは、自分の思っていることを全部、吐き出してみること。
おススメはノートにひたすら書きまくってみること。
自分が想っていること、相手に望んでいること、全部だしきってみましょう。
誰も見たりしません、自分が思ってることをなんでも書いてみます。
それを見返すことで、客観的に自分を見ることになり、そうすると
「あっ!自分はこんな気持ちだったんだ」
「こうしたかったんだ」
と気づきが出てくるはずです。
「夫婦ってなんなの?!」を考える前に、悩む前にまずは自分はどうしたいのか、自分の在り方だったり、生き方、なりたい夫婦像みたいなものをクリアにしておくと、いいでしょう。
コミュニケーション不足になっていないか
相手に気を遣いすぎてしまう、我慢してしまう、お願いができない、Noと言えない
「物わかりの良い妻」を演じすぎて、息苦しくなっていませんか。
「帰りが遅いのが気になる」
「休日、出かけてどこに行ってるのか」
自分の疑問や聴きたいことを我慢して、「あれこれ言わないほうが良い」「嫌われたくない」と思って黙ったままでも、事態は好転しません。
口うるさく、やかましく、問いただすような言い方は避けたほうが無難ですが、気になることは相手に関心がある証拠。
「最近、帰りが遅いから、とても心配してる。身体は大丈夫?」
「休日、楽しそうにしてるね。私もあなたと一緒に出掛けたいな。」
と自分の素直な気持ちを添えて、相手に聞いてみましょう。
ポイントは
- 30分くらい、時間をもらいたいと事前にお願いする
- ただ話をきいてほしいだけと前置きをいう
- 話が終わったら「聞いてくれてありがとう!」とお礼をいう
をすることです。
そして、自分の気持ちや欲求を伝えるのと同じくらい、相手の話を聞く姿勢も大切にしましょう。
- 話を最後まで聴く
- 話を遮らない
- 相手が話ている時は相槌をうつ
これを意識するだけでも、かなり違います。
付き合いたての頃は、なんでも話して笑い合っていたはずなのに、いつの間にか、本当に話をしなくなった。。。
女性は話したい、話すことで、話を聞いてもらうことで愛情を感じたり、安心しますが、
男性は安定した関係になると、「言わなくても、わかるだろう」と信頼している証拠であまり話を無理にしなくなります。
男女の特性で違いがあるんですね。
久しぶりに改まって、「話をしよう」とか雰囲気をつくるのは勇気がいることだったり、照れくさいかもしれませんが、また楽しい時間を過ごせるかもしれないと思えば、ぜひ自分からきっかけを作ってみましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は夫婦でいる意味ってなんだろう。悩んだ時に思い出してほしいことについてお伝えしました。
付き合っていることは、両目で相手を見つめ、結婚したら片目で相手を見る。
結婚は生活であり、あなたと相手は別の人間。自分と違う相手を見れば、嫌なところ、腹が立つところがたくさん出てきてしまうでしょう。
そんな時は寛大に見る、必要最小限しか見ない、気づかないふりをする、やってくれたことにだけ注目する。そんな「見すぎない」姿勢も関係をスムーズにする上で大切。
しかし、「見すぎなくなって」しまうと関心がなくなって、夫婦の関係が冷たいものになってしまいます。
適度な関心と見すぎない姿勢のバランスがとても大事ですね。
そのバランスはご夫婦によってさまざまですが、「夫婦でいる意味がわからない・・・」と思ってしまっている状況ではそのバランスが大きく崩れかけている可能性が。
そのまま、見て見ぬふりをし続ければ、ますます悪化してしまいますが、今、気づいたところで対処をしてみましょう。きっと今より生きやすくなるはずです。
この記事で、あなたが自分や夫婦関係を見直すきっかけになれば嬉しいです。
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