モラハラされた

夫婦喧嘩が辛い。喧嘩が長引いて素直になれない時に考えてほしいこと

夫の些細な一言にカチンとしてしまう。

「そんな、言い方ないじゃない!」

「あなただって、そうじゃない!」

「なんで、わかってくれないの!?」

感情的になって、とまらない。普段から蓄積されていたものが爆発する。

売り言葉に買い言葉。

でも、言い合ってもなんかスッキリしないし、ギクシャクする。無視するのが何日も続いたり…

夫は絶対に謝ってこないし「疲れる・・・どうして・・・・」とモヤモヤ、イライラしてしまうことってありませんか。

今回は夫婦喧嘩が多かったり、長引きがち、仲直りしたいけど素直になれないときなど、夫婦喧嘩が辛いと思っているあなたにお伝えします。

夫婦喧嘩が辛い。喧嘩が長引いて素直になれない時に考えてほしいこと

夫婦喧嘩の原因

価値観が違うのが当たり前

夫婦の数だけケンカの原因もさまざま。

喧嘩の原因は日常生活の些細な事から、価値観の違い、生活パターンの違い、育った環境の違い、金銭感覚の違いや家事のやり方、育児方針、仕事や家庭生活に対する理想や考え方などたくさんあります。

夫婦といえど、生まれ育った環境も価値観も全く違う他人です。そんな二人が一緒に生活するので、自分と違うのは当たり前。

夫婦喧嘩はマイナスにとらえがちですが、違う二人がお互いを知って「いい距離感」で生活していくことを模索する手段のひとつ。悪いことではありません。

夫婦喧嘩してもスッキリしなかったり、ツラいと感じているなら、喧嘩のやり方がよくなかったり、そもそもの関係が対等でないかもしれません。

気持ちの余裕がなくなってる

私たちは自分に余裕がないと、人に優しくしたり、気遣ったりすることができません。

本当なら笑って受け流したり、気にしないでスルーできることが、家事に育児に仕事と毎日、忙しい中だと心の余裕がなかなかもてません。

毎日イライラがとまらない、仲直りしてもすぐに夫の言動が気に障る・・・そんな時はあなた自身がすごく疲れ切っている可能性が。睡眠不足だったり、生理前だったり、体調が悪かったりしませんか。まず自分の身体を労わることを優先してみましょう。

自分ばっかり

「私ばっかり、家事やってる」

「私ばっかり、頑張ってる。」

夫に対して不公平感を感じていませんか。喧嘩が多いのは、もしかしたらあなた自身「自分ばっかり」と思ってしまう被害者意識が強くなっているせいかもしれません。

夫に不満を感じているなら、夫に言う前に「自分は夫に何を求めているのか」を一度、考えてみましょう。

不満は感じているけれど、具体的にどうしてほしいか、具体的に夫に何を求めているのか「解決法」がわかっていない場合が以外に多いです。

  • 認めてほしいのか
  • 優しい言葉をかけてほしいのか
  • 手伝ってほしいのか

価値感や考え方は一人一人違います。当然、「相手に求めるもの」も違います。

自分が相手に何を求めているのかを自分がわかっていなければ、相手に伝えることはできません。相手もわかりません。

「察してよ」「言わなくても、わかるでしょ」は通用しません。言葉で伝えることが大切です。

辛い理由

疲れてしまった

怒ったり、泣いたり、言い争いをしたり、喧嘩にはたくさんのエネルギーをつかいます。

ただでさえ、毎日が忙しくて疲れ気味なのに、夜通し喧嘩したり、何日も喧嘩モードで気を張っている時間が続けばクタクタになります。

イライラした気持ちでいると、普段なら上手くいくことも上手くいきません。余計に疲れやすくなります。

男女の違いがわかっていない

男女で脳の構造の違いがあります。

男性脳は効率重視で論理的な考え方をする

女性脳は共感やコミュニケーションを重視して、協調性のある考え方をする

もちろん、人によってそのバランスが強い、弱い、中立的など異なるので一概には言えませんが、男性脳、女性脳は上記のような傾向があります。

そのため男性は女性に比べると、感情的な話が苦手です。

喧嘩しても、男性は喧嘩が起こったきっかけになった出来事のみに着目してそれを解決しようとします。

女性は、喧嘩に至った経緯のすべてをわかってほしいと伝えようとします。

とらえ方がちがうので補い合うことができる反面、相手の特性を理解していないと衝突してしまいます。

例:夕食のおかずが1品で夫が「夕飯これだけ?早く帰ってきてるのに、なにしてたの?」と妻に言って喧嘩が勃発

夫:足りない分はスーパーかコンビニで買えばよくない?

妻:夕べ、夫が飲み会で帰宅が遅くて、連絡もくれないから気になって待っていて寝るのが遅くなった。

今朝は少し寝坊しちゃって、朝のうちに夕飯の準備が十分にできなかったり、ごみ捨てもある日だったし、子供もぐずって手が回らないほど忙しかった。

それなのに夫は出勤ぎりぎりまで寝てるし、手伝ってくれなかった。昨夜、全然連絡しなかったのも謝らない。

今日は子どものお迎えが早い日だったから慌てて迎えに行って、帰ってきたら子供の相手をしていたら、夕食にしようと思っていたハンバーグを焦がしてしまって、やっとの思いで作り直したのにそんな言い方ひどくない!?

もしかしたら、モラハラかも

怒る夫が怖い。長期間、無視が続く,謝っても謝っても許してくれない。

「あなたが間違ってる」「あなたが悪い」など人格否定の言葉を喧嘩の度に言われる。

喧嘩したあとは気を遣って、夫の機嫌や顔色を見て肩身の狭い気持ちになる・・・そんなことが当てはまるなら、もしかするとあなたの夫はモラハラ夫かもしれません。

夫婦は対等です。対等だから、夫婦喧嘩が成り立ちます。あなたばかりが怒られていたり、謝ってばかりになっていませんか。

あなたが辛くて苦しいのを訴えても、いつの間にか論点かすり替わって、あなたが責められてばかりではありませんか。

モラハラは支配関係、従属関係をつくって、相手をコントロールします。

たちが悪いのは、モラハラする人は「自分は正しい」と思い込んでいますし、モラハラされる人も「自分が悪い」と自分を責めるばかりでモラハラされている自覚がありません。

モラハラはエスカレートします。当てはまるなら、あなたの心身が疲弊してしまう前に早急に対処することが大切です。

素直になれない時に考えてほしいこと

自分の本心に気づいてない

喧嘩して怒る、その「怒る」感情は第二感情と呼ばれていてます。

名前の通り、二番目に出てくる感情なので、怒りの前に先に出ている感情があります。そして、その感情があなたの本心になります。

怒ってばかりで、最初に出てきた本心に気づかないままだといつまでたっても、スッキリしません。

第一感情は悲しかったり、怖かったり、ツラかったり、そんな気持ちが多いです。

怒ってしまった時、第一感情がなんだったのか、考えてみましょう。

そして「悲しかったんだ」「怖かったんだ」と自分の気持ちを認めてあげてください。

当たり前のことを忘れがちになってるかも

夫は自分とは違う人間。価値観も考え方も違う人です。

そして、そんな自分とは違う夫に惹かれて、あなたは結婚しました。

男女の愛から夫婦の愛、家族の愛と愛のカタチは変化しているかもしれません。

でも

  • 毎日、夫が家に帰ってきてくれる。事故に遭ったりせず、浮気相手がいて外泊したりすることなく、家に無事に帰ってきてくれる。
  • あなたを無視したり、ぞんざいに扱ったりしない。挨拶すれば返してくれるし、話しかければ話もきてくれるし連絡もくれる。
  • 仕事で稼いだお金を家庭に入れてくれる。ギャンブルや借金などでお金を全く入れてくれないわけではない。
  • 子供はあなたと夫が出会ったから、生まれました。あなたが子供に会えたのは、夫のおかげでもある。

 

普段は当たり前と思って見過ごしてしまっていることも、改めて考えてみると、「夫からの愛」を感じることができますし、夫に対して感謝できることって多いはず。

自分の機嫌をとる

喧嘩の後、強がって意地をはったり、夫の顔色を見て一喜一憂したりしてしまいがちです。

自分の本心がわかったら、悲しんだ自分、傷ついた自分を癒して、まずは自分を立て直しましょう。そのために、自分の機嫌を自分でとることを心がけます。

自分がほっとできることや趣味など、自分が好きなことに没頭できる時間を5分でも10分でもいいので持ちます。運動したり、お掃除したり、身体を動かすのもおすすめです。

そして「自分、頑張ってる」「よく持ち直して偉いね!」とポジティブな言葉を自分をたくさんかけて、些細なことでも褒めまくります。

普段通りに接する。相手の言動に一喜一憂しない。自分の心を整えて、穏やかな気持ちで過ごせるようにチャレンジしてましょう。

やらない勇気をもってみる

家の中はいつもきれいに、料理は全て手作りで、妻は夫のサポートを献身的にするべき。

そんな誰かが決めた価値観にとらわれてしまっていませんか。

たしかにいつも部屋がきれいだったり、おいしいお料理があったり、妻が自分のお世話をしてくれたら嬉しいです。

でも、それであなたが苦しくなっていたり、無理して疲れていたりするなら、そんな価値観は捨てていまいましょう。

あなたが楽しく穏やかな気持ちでいれることが、結果的には家族にとっても一番よいのです。

夫婦は対等な関係です。あなたばかりが無理したり、頑張ったりしたら長続きしません。

夫は成人男性です。本来は自分のことは自分でできるはずです。あなたは夫のお母さんではありません。甘やかす必要はないはず。

自分が「やりすぎていないか」「いい妻になろう」としすぎていませんか。

それに気が付いたら、ひとつでもあえてやらない勇気を持ってみましょう。

まとめ

いかがでしたか。

今回は夫婦喧嘩が辛いとき、喧嘩が長引いて素直になれない時に考えてほしいことについてお伝えしました。

まずは、自分の本心を知り、自分の気持ちを整えることが大切です。

そして、相手に感謝する気持ちや相手に言葉で伝える努力をしていきましょう。

夫婦はお互いに成長しあっていくパートナーです。自分の足りないところや弱さに気づいたり克服する機会をくれるのが、夫であり夫婦喧嘩の時です。

自分に向かうことがパートナーとの良好な関係を築いていくのにも有効です。

この記事があなたの行動の一押しになれば嬉しいです。

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