自分の本音がわからない・・・
忙しい毎日。
家事、育児、仕事・・・やることがいっぱい。
やりたいとか、やりたくないじゃなくて
「やらなきゃいけない」ことをやるので毎日が過ぎていく。。。
夫のこと、子どものこと大切なはずなのに
いざ「毎日が楽しいですか?幸せですか?」と聞かれたら、
素直にYESと言えない自分がいる。
周りの人みんなみたいに自分はキラキラしていないかも。
「自分の好きなようにしていいよ。」
「自分で考えて。」
そんな風に言われると戸惑うし、本気で自分のことが自分で分からない。
そんな自分の本音がわからなくなっているあなたへ今回は結婚生活で自分の本音がわからない時の本音を見つける方法!についてお伝えします。
結婚生活で自分の本音がわからない時の本音を見つける方法!
本音がわからなくなる原因
現状維持
私たち人間は変化を嫌う生き物。
なぜなら変化は痛みや苦痛を伴うから。
もし、あなたが問題を感じていたり、辛いと思う状況下にあっても、現状を納得させるような言い訳をして、根本的な解決のための行動をしないまま現状維持を続けてしまう・・・そんな経験ってありませんか?
(例)痩せたいな~と思っても目の前に美味しいものがあれば「今しか食べれないし!」「明日からダイエットするから!」と言ってつい食べてしまう。
(例)夫婦関係に違和感を感じていても、「相手にも良いところもあるから・・・」「自分が悪いから・・・」「生活があるから・・・」と問題に向き合えないままでいる。
今と違うことをするというのは面倒くさいし、深刻じゃなければ「また今度でいいか~」と問題を先送りしてしまいがち。
何かを変えたり、現実を直視するのって痛みや不快を伴うし、パワーが必要です。
もし今に問題があってあなたの本音を隠す痛みや苦痛があったとしても、現状維持が一番、ラクで簡単なのです。
親や周りの価値観の影響
私たちは親や家庭・学校など成育環境に大きな影響を受けています。
それは価値観や物の見方など自分にとって「当たり前」「普通」と思っていたものは、良くも悪くも子ども時代に知らず知らずのうちに刷り込まれたものだったりします。
- いい学校に入っていい大学を出て、いい会社に入りなさい。
- 女の子なんだから、ピンクにしなさい。
- お姉ちゃんなんだから、もっとしっかりしなさい。
生まれたばかりの赤ちゃんは「眠い・お腹空いた・おしっこが出て気持ち悪い!」と自分の欲求に忠実。
それが、成長するにしたがって、本当は自分はこっちが良いいのに親や周りから無理やり従わされた。ダメだと言われた。教えられた。
そのような経験が積み重なって
本音を出せなくなっていく。
自分の本音とは違うものを正しいと思い込んでしまっている。
教えられた価値観や基準を信じ込んでいて、自分の本音が別にあると疑わない。
状態になってしまっているかもしれません。
人の顔色ばかりを見てしまう
人に優しくしなさい、他人を優先しなさい・・・
これは大切なことですが、そればかりを優先すると自分をないがしろにして自己犠牲ばかりの人になってしまいがち。
また親(とくに母親)から「~しなさい。」「~しちゃだめ!」と指示が多かったり、無言のプレッシャーや過剰な期待をされて育った場合には母親の顔色を見て行動することが、愛情をもらうため生きるための処世術で身についてしまっている場合があります。
学生時代や社会人になって「気が利く」「気遣いができる」「優しい」と周りから言われる一方で疲れがちだったり元気が出せないような人は、もしかすると、他人のことには人一倍敏感なのに自分の本当の声には鈍感になってしまっているかもしれません。
本音を見つける方法
休む
自分が頑張りすぎてしまっていたり、心の余裕がなくなってる、疲れている時は思考が働かず自分の本音はわかりません。
そんな時はまず身体をゆっくり休めましょう。
睡眠を多めにとる、早めに寝る、お昼寝する、何もしない時間や一人の時間の時間を心がけてとって休みましょう。
考えるより感じてみる
頭で色々と考えると行動できなくなる、、、
人にどう思われるのか、なんのメリットがあるのか…そんなことが浮かんでしまいがち。
本音を見つけるためには、頭ではなく心で感じてみることが大切。
難しく考える必要はありません。
(例)お休みの日に急いで「起きなきゃ」と思っているけど「本当はもう少しだけ寝られたらいいな」と気づく。
(例)普段なら用事だけ済まして帰ってしまうけど、本当はたまにはゆっくりお茶でものんでのんびり過ごしたいな。
こんな些細なことでいいのです。
注意点は「やらなきゃ!」と思ってやらないこと。
あなたの心は「本当はこっちができたらいいな。」と思ったことを気づいてあげてほしいのです。
本当は少しずつでも心が感じたことを取り入れられるとベストですが、まずは気づくこと。
「今、私はこうしたかっがっているんだ」
「今、私はこっちがいいと思ったんだ」
自分の心が欲していることに少しずつ耳を傾ける練習をしていきましょう。
いつもと違うことをやってみる
自分が普段やらないことを思い切ってやてみましょう。
(例)いつも安い食材ばかり買ってるけど、1つだけ高いものを選んでみる。
(例)いつも自分が子供の面倒を見てるけど、思い切って誰かにお願いして半日フリーになる。
はじめは「自分がこんなやっていいのかな…」と罪悪感だったり後ろめたさを感じるかもしれません。
でも、やってみたことで必ず経験から得た学びや気づきがあるはず。
豊かな気持ちなった、リフレッシュできた、改めて子供と一緒に過ごす時間の尊さや喜びに気づけたなど普段とは違う感情が味わうことで、自分の本音に気づくきっかけとなるでしょう。
自分を許す
なかなか自分を許せない・・・
そんなあなたは自分に厳しくて、自分を責めて裁いてしまっているかもしれません。
すると、
- 相手のためなら、自分を犠牲にしても仕方がない
- 自分には意見を言う資格なんてない
- 相手に尽くしてこそ自分には価値がある
- 自分の気持ちを言ったら嫌われる
- 相手に認められないと捨てられてしまう
自分に対して無価値観を感じたり自虐的になって、尽くすばかりの自己犠牲が当たり前の幸せな夫婦関係や家庭生活から疎遠になってしまいます。
そんな時はうそでもいいから、
言葉に出して「私は私を許します。」と言ってみましょう。
ダメな自分
どうしようもない自分
みじめな自分
失敗ばかりの自分
カッコ悪い自分
大嫌いな自分
でも、そんな自分でも許します。
自分を許せないなら、「許せない自分を許します」と本音じゃなくていいから、自分自身に言ってみてください。
理想の自分、理想の夫婦関係を思い描いてみる
あなたは理想の自分や理想の夫婦関係はありますか?
思い描いたことがない人は考えてみましょう。思い描いたことがある人は、良いところだけではなくて、マイナス面も考えてみましょう。
例えば家事育児は完ぺきで、仕事もバリキャリで女性らしさもあるパーフェクトな女性…素敵ですよね。
でも、いざ、自分がそれになったら、いつ休むんだろう、疲れちゃいそう。
お金はあるかもしれないけど、いつも忙しくて家族との時間は少なくなってしまっているかもしれない。周りからもてはやされて、天狗になって誰かを傷つけるような言動をとってしまうかもしれない…
プラス面、マイナス面は同じくらい必ずあるもの。
両方を受け入れてやっていく覚悟があるのか、良い面だけを見すぎてないものねだりばかりになっていないか一度、自分と向き合ってみましょう。
過去の自分と向き合う
過去の経験やトラウマから自分の本音が言えない、わからなくなってしまっている場合があります。
幼少期の小さなあなたが傷を抱えたまま大人になっている状態です。
そんな時は小さな時の傷ついた自分を大人になった今のあなたが助けてあげてほしいのです。
「辛かったね。」
「苦しかったね。」
「悲しかったよね。」
「一人でずっと耐えてたんだね。」
「ずっと気づかなくて、ごめんね。」
自分に慰めや労りの言葉をたくさんかけてあげましょう。
そして、大人のあなたが当時を振り返ることで、幼少期には見えなかった大人の事情だったり、当時のあなたを取り巻く状況について気づきや発見があるかもしれません。
当時は悲しくて苦しかった。
でも大人になった今なら、親の言っていたこと、やっていたことが肯定はできないけど、仕方なかったと理解はできる・・・そんなことがあるでしょう。
自分はずっと親から愛されていないと思っていた。
でも、振り返ってみたら、親は親なりに必死に愛してくれていた。
ただ、愛し方がわからなかっただけ。
そして、自分の望んでいる愛情表現ではなかっただけだった・・・そんなこともあるかもしれません。
専門家に相談する
自分の気持ちがわからなくて塞ぎ込んでばかり・・・
そんな時はうつ病など心の病気になってしまっている可能性も。
カウンセラーや精神科医など専門家に一度、相談してみましょう。
自分一人で抱えて解決しなきゃと思う必要はありません。
誰かの力を借りながら、助けてもらいながら生きていいんです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は結婚生活で自分の本音がわからない時の本音を見つける方法!についてお伝えしました。
自分らしく生きる!自分の好きなことをして生きる!
そんな風に言われることも多いですが、
そもそも
- 自分のことがよく分からない
- 自分ってなに?
- 自分ってなにを思っているんだろう?
と自分が分からないと思っている人は苦しい気持ちになるばかり。
無理に見つけよう!探そう!とする必要は個人的にはないように感じています。
ただ、あなたが生きづらさを感じているものを少し緩めて、少しでもラクに生きることができるようになればいいなと思います。
本音を見つける方法がひとつでもあなたのお役に立てれば嬉しいです!
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