モラハラされた

モラハラ夫への共依存から抜け出すには?離婚の前に考えてほしいこと

夫のモラハラを友達に相談すると

「そんな旦那とよくやってられるね。私なら、耐えられないわ」

「なんで別れないの!?」と言われる私。

 

別れたほうがいいのかな…

自分は共依存だから、離れないと良くならないって頭ではわかってる。

でも、別れたくない気持ちもある…

 

子ども事や仕事やお金や住まいのこととか理由はたくさんあるけど、

なによりも、気持ちも行動も「別れたい」に完全にシフトしない。

「離婚したい!」と思っても、いざとなると動けない。動きたくない。

でも、現状を続けているのも苦しい・・・

そんな時ってどうしたらいいの!?となりますよね。

今回はモラハラ夫への共依存から抜け出すには?離婚の前に考えてほしいことについてお伝えします。

モラハラ夫への共依存から抜け出すには?離婚の前に考えてほしいこと

モラハラ夫への共依存から抜け出すには?

物理的な距離をおく

共依存から抜け出すためには依存対象のモラハラ夫と物理的な距離をおくことが手っ取り早い方法です。

別居や離婚など、会わない・接触しない・関わらないことで、モラハラ夫からの影響力が薄まり、モラハラ夫への共依存がなくなります。

物理的な距離を置くと、はじめのうちは

あの人は私がいないとダメだから・・・

モラハラ夫がなんて言うんだろうか・・・

とモラハラ夫を気にしたり、不安が高まります。

 

そして、

「私はダメな奴だから・・・」

「あの人がいないと、私はなにもできないし・・・」と思い込んでますが、モラハラ夫と離れて生活を続けることで

「モラハラ夫がいなくても、自分で生活できるんだ」

と少しずつですが、自信を取り戻していけます。

心理的な距離をおく

別居・離婚に踏み切れなくても、心理的な距離をおくことはできます。

モラハラ共依存状態は、モラハラ夫と心理的な距離が近づきすぎてる状態ともいえます。

それは、なにかあるごとに判断基準を自分ではなく、夫にしてしまったり。。。

夫はこうするはず…

とモラハラ夫は目の前にいないのに、モラハラ夫を気にして、モラハラ夫の意向に沿うような言動を多数してしまうでしょう。

まさしく、モラハラ夫の洗脳にかかってしまっている状態です。

私も別居後、1年近く洗脳が抜けませんでした。家族や友人と話していても「夫はこうだったから・・・」と言ったり、目の前にもう夫はいないのに、自分の意志に反して、夫のやり方、習慣に合わせる習慣が続きました。

 

そんな時は、自分と夫は違う人間なんだと自分に言い聞かせてください。

自分と夫の境界性をハッキリさせることです。

「私は私!夫は夫!」

「私の問題は私が解決する!夫の問題は夫が解決すればいい!」そんな割り切りの気持ちを持てるかがすごく大切です。

夫の意見を聞くだけ聞く、受け入れるだけ、受け入れて、あとをどうするかは、あなたが判断して良いのです。鵜呑みにする必要は全くありません。

あなたはもっと、自分の意志や意見を大切にしていいし、自分を尊重していいのです。

心理的な距離を置くと言うのは、ある意味、自分のことを大切にする、自分を優先することでもあります。

視野を広げる

モラハラ共依存状態だと視野が狭くなっています。

この成果は夫が中心で、夫が全て、夫の意見が絶対のように思えてしまう。

だからこそ、夫が怒りだしてモラハラが始まると、この世の終わりのような感覚になったり、まったく動けなくなってしまったりします。

でも、そんなことはありません。

夫が言ってることが100%正しいということはありません。

夫の言ってることが世の中の意見の全てなんてことはありません。

たくさんの人がさまざまな意見や考え、価値観をもっています。

正解はひとつだけではないし、様々な選択肢や解決方法があるはずです。

 

視野が狭くなっていると、夫の言ってることが全てという錯覚になります。まさしく洗脳状態です。

あなたが意識して自分の視野を広げる努力をすることで、それを防ぐことができます。

人に相談する、人の輪に入るようにする、家以外の自分の居場所をみつける、本やネット、人の話から情報収集をする、好きなことをする・・・などなど、夫以外の人と関わる機会や自分の好きなことをやる時間、一人の時間も大切に過ごしてみましょう。

離婚の前に考えてほしいこと

共依存体質の自分に気が付く

自分を苦しめてるモラハラ共依存は別居や離婚すれば解消できるなら、さっさと別居・離婚しちゃおう!と安易に考えるのは要注意です。

今、あなたはモラハラ夫へ共依存していて、その原因がなくなれば、万事解決とはなりません。

それは、根本的な問題は残っているということです。

あなた自身に共依存体質の一面がある、ということを忘れてはいけません。

仮にモラハラ夫への共依存がなくなったとしても、また別のなにか、誰か・・・例えば次に付き合った男性とかにまた共依存になってしまう可能性も。

人は誰しも自分の考え方のクセ、過去のトラウマから心が弱い部分があるものです。

共依存になってしまう人は特に自分に自信がなかったり、ぽっかり心の穴が開いてしまっているところがあります。

それに自分で気が付いて、強化していく。あなたの優しさや長所を、利用されないよう、搾取されないように、自分の心を自分で満たしていく、共依存体質の克服も大切な課題になるでしょう。

心を強くする

自分の心の弱さや依存的な一面を克服するためにやることは、自分を認めること。

良い自分もダメな自分も「それが私」「そのままの私でOK」と自分に許可を出してあげることです。

依存体質なのは自分に自信がないから、誰かに頼りたい、すがりたい、自分で自分を幸せにすることができないと思っているから、人と比較して落ち込んだり、ひがんだり、「誰か私を幸せにして。守って!」と依存して生きづらくなってしまうのです。

どんな自分も自分は自分。と自分を受け入れる、認める、自分の存在にOKができるようになると、自分の判断や行動に不安がなくなって、ぐっと生きやすくなります。

離婚すれば全て解決ではない

離婚すれば、全てが解決して、私は悩みから解放されて、幸せになれる!

自分が苦しい時は、解決法をみるとそれが万能薬に思ってしまいがちですが現実は残念ながらそうではありません。

離婚しても、生活していかなくてはいけません。

あなたの人生は続きますし、子供がいれば、子供たちの人生もあります。

お金の面も精神的な面も、安易に結論を出したり、早合点して、行動しないことが大切です。

後悔したり、ずっと夫や結婚生活、過去の自分に囚われて苦しんでしまう原因になります。

 

離婚するなら、離婚するならこそ、

準備をすること。

焦らないで、時間をかけること。

それが、ものすごく大切。

 

「離婚したくない、夫から離れるなんてできない!」と思っていても、モラハラ共依存の問題に向き合う中で、あなたの考えが変わるかもしれません。

「こんなに我慢してばかりの人生をやめよう」

「もっと自分のために生きよう」と思う気持ちが強くなったら、自然とモラハラ夫に執着する気持ちが薄れていくかもしれません。

 

反対に「離婚したい!」と強く思っていても、自分と向き合う中で

「自分にも至らない点や精神的に未熟なところがあった。」

「自分が改善できるところがたくさんある。今の自分なら、もっと夫といい関係が築ける」と考えを変える人もいるかもしれません。

目先の苦しみを解決したいがために、安易な解決方法を選んでしまいがちですが、長い目で見て、何が自分にとって、子供にとって、家族にとって、関わった人たちにとってベストなことなのかをぜひ自分に問いかけながら進んでほしいです。

まとめ

いかがでしたか。

今回はモラハラ夫への共依存から抜け出すには?離婚の前に考えてほしいことについてお伝えしました。

モラハラ共依存の自覚・克服ができないと、離婚しても、また形を変えて同じような問題に向かうことになります。

モラハラ共依存で悩み苦しんでもがいている時こそ、今までの自分を見直して成長するチャンスです。

自分への諦めを捨てて、なりたい自分に自分の力でなっていく、行動できる自分を目指しませんか。

あなたがどんな選択をするにせよ、自分が望む幸せな人生を歩むために、離婚の前に少し立ち止まって自分と向き合ってみるきっかけになれば嬉しいです。

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