「よくわかからないけど、結婚生活がしんどい」
「夫と話が噛み合わない」
「なんか、いつも私が謝ってる。」
「こんなに夫に怒られてばかりで、私ってダメだ・・・」
こんなこと、思っていませんか。もしかしたら、あなたの夫はモラハラかもしれません。
今回はモラハラ夫の特徴とチェックリストをお伝えしつつ、今日からできる対処法についてお伝えします。
モラハラ夫の特徴とチェックリスト!今日からできる対処法
そもそもモラハラって?
モラルハラスメント(通称:モラハラ)とは道徳や倫理に反するような言葉や態度による精神的ないやがらせのこと。上下関係をつくり相手を支配します。
モラハラは精神の殺人とも言われ、被害者の心に深刻な傷を残します。
モラハラ被害者は「自分が悪い」と思っているので、モラハラされていることになかなか気が付くことができません。
そのため、モラハラされている自覚がないまま、心はすりへるばかり。
ツラい状況に対して抵抗することも、逃げることも、向き合うこともできず、モラハラの負のループから抜け出せなくなってしまうのです。
「あれ、おかしいな?」と思った時に早めに気が付いて初期段階で対処をすることが大切です。そのためにも、その特徴を知り、夫がモラハラなのかチェックリストを見ていきましょう!
モラハラ夫の特徴は?
ズバリ、妻の人格を否定したり、不安にさせたり、見下した態度をとることで妻の自信を失わせて自分の思い通りにコントロールしようとする夫のことです。
困った点が、肉体的な暴力と違い、モラハラは受けても傷が分からないので、被害者がモラハラされていることに気が付かないこと。
モラハラ夫は「お前が悪い」と被害者を責め立てるので、「私がいけないんだ」と妻は罪悪感でいっぱいになって「自分が悪いのだ」「自分の努力が足りないせいだ」と自分を責めて、夫に責められるのは自分に原因があると思い込んでしまうのです。
また「お前のために言ってるんだ」「家族が幸せに暮らしていくためだ」とモラハラ夫は自分の発言を正当化するので、被害者の妻は「自分のことを思っていってくれてるんだ」「家族ために自分が変わらなきゃ。努力しなきゃ」と夫はいい夫で自分が至らないダメな妻だと自分を責めます。
さらにモラハラ夫は仕事ができたり、外面がよかったり、家事や育児に協力的な場合もあったりします。すると「いいところがあるから・・・」「やさしいところがあるから・・・」と妻は自分に言い聞かせてモラハラの問題を直視せず、そのままにしてしまうことが。
あなたの夫にも良いところがあったり、優しいところがあるかもしれません。
でも、問題があるたびに自分ばかりが謝っていたり、夫のご機嫌取りをしているようなら次のモラハラチェックリストをぜひやってみましょう!
モラハラ夫のチェックリスト
あなたの夫はいくつ当てはまるでしょうか。
- 外面が良い
- プライドが高い
- いつも自分を正当化する
- 優劣をつけたがる
- 人を見下した態度をとる
- 自慢話が多い
- ブランドや肩書に弱い
- 口先ばかりで行動が伴っていない
- 理詰めで話す
- 口が達者
- 「こんなことも分からないのか」とバカにした態度をとる
- 妻の楽しみや趣味を否定する
- 妻の交友関係を制限したり、実家に帰ったり友人と会うのを快く思わない。
- 自分の都合に妻が合わせないと不機嫌になる
- 自分に非があっても、謝れない
- 突然、不機嫌になったり無視される。
- 露骨に機嫌が悪いのが分かる態度をとる
- 謝ってもなかなか許してもらえない
- 金銭的な束縛がある(「そんなものに金を使うな。」と責めたり「俺が〇〇だから(←職名や「稼ぎがいい」など)生活できてるんだろう」など。また自分の浪費は多いわりに「貯金しろ」など。)
- 共感しない
- 傷つきやすくて繊細な一面がある
- 友人がいない
たくさん当てはまるほど、モラハラの可能性大です。
モラハラ夫の特徴やその背景について幼少期の影響も大きく関係しています。詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
今日からできる対処法
スルーする力を身につける
モラハラ夫の言動に極力反応しない。とにかく、これに尽きます。
夫のいうことの1から10まで全てあなたは真に受ける必要はありません。いちいち聞いていたら疲れますし、モラハラ夫のマイルールに振り回されて自分を見失っては、あなたの人生がもったいない!目指すのは天然な妻です。
怒られても、責められても真に受けないことを意識してみましょう。「へーそうなんだ。」と聞き流す気持ちくらいで、真面目なあなたにはちょうど良いでしょう。
また今までの夫婦関係であたなは自分に非がなくても謝るのが当たり前になっています。怒られた時に「本当に自分が悪いのだろうか?」「自分だけが100%悪いのだろうか」と自分に問いかけてみましょう。
夫婦喧嘩で片方が100%悪いということはほぼ、ありません。
まして、モラハラ夫は弁が立ったり、頭が良くて言いくるめて、被害者を加害者のように仕向けますが「本当にそうなのか?」と自分で状況を客観視する努力をしてみましょう。
モラハラ夫は今まで自分が不機嫌になったり怒ったりすれば、あなたが気を遣ってくれたり謝ってくれていたのが、そうでなくなると「あれ?」と内心思います。そして、次第に「自分のやり方では妻は反応してくれない」と学ぶのです。
自分の心を大切にする
夫の反応や顔色ばかりをうかがうばかりで、自分の気持ちや体調に目を向けていますか?
モラハラ生活を送ってきたあなたの心や体はとても、とても疲れています。
「夫を怒らせないように」と注ぐあなたのエネルギーをどうか自分を回復させるために充ててあげてください。
「何が自分は食べたいのか」「自分は今、なにがしたいのか」自分に問いかけてみましょう。
もしかしたら、自分の気持ちがすぐに出てこないかもしれません。
「なにがしたいのか、分からない・・・」「なにもしたくない・・・」私も以前はそんな感じでした。モラハラで自分の心がボロボロで自分のことが自分でわからなくなってました。
「夫が〇〇しろって言ってからやらなきゃ」「△△は夫が嫌がるからやめなきゃ」みたいに夫を主体にして「~しなければならない。」という思い込みで自分をがんじがらめにしてました。
そんな時は一人になれる時間と空間を確保しましょう。相当の勇気がいると思いますが、あなた自身がダメになってしまう前にこの状態の時は早急に手を打つ必要があります。
実家に帰ってもいいですし、近くのビジネスホテルで一人でだらだら寝て過ごすとか、1回でいいので仕事を休んで自分の休息のための時間を確保してみてください。
「どれだけ自分は夫に対して気を遣っていたか」「自分の心が疲れているのか」がきっとわかります。
第三者に相談する
モラハラ夫の手法で、妻を外部から孤立させることがあります。
「夫婦のことを外で話すものじゃない。」「自分たちのルールがある。外野にとやかく言われる筋合いはない」「実家離れできてない。」「親離れできてない」「独身気分が抜けてない」「家庭を持った自覚を持て」とか言います。
しかし、それを真に受けると誰にも相談もできない、本来、一番相談したい夫に話をしても「自分は悪くない」で結局、妻がどうにかするしかない。我慢するしかない。耐えるしかない・・・という状態に。
モラハラ気質があるとわかったら、早急に対応をすべきです。
続けるにしろ、別れるにしろ、保留にするにしろ、どんな選択をするにしても、あなたの心がこれ以上、モラハラで傷つかないように守ることが大切。
心が傷ついたままでは人生の岐路において最良の選択や判断をすることが難しく、戦略を立てたり改善していくためにも労力やエネルギーが相当必要です。
モラハラを理解してくれる味方をもったり、モラハラの相談をできるところを確保することで、あなたの「もしものときもお守り」があることで心強くなりますし、モラハラの洗脳を防いで、あなたが自分の心を見失わずに済みます。
今は無料から有料、メール相談や匿名相談などもできますから、スマホで相談先を見つけておきます。ただ、モラハラはなかなか理解されにくいことでもあるので、相談先は慎重に選びましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。モラハラ夫の特徴とそのチェックリスト。今からできる対処法についてお伝えしました。
モラハラ気質のある夫だと分かったら、そのまま放置せずにモラハラがどんなものか、どんな危険があるものなのかを正しく理解して、予防や対処をすることが大切。
正しい知識がないまま「愛してるから大丈夫!」とモラハラを軽く見ていると、取り返しのつかない事態になります。
自分を愛することができなければ、他人を愛することは決してできません。あなたは自分を愛していますか?大切にしていますか?末永く、夫婦が仲良くいるためにも、あなたが幸せな人生を過ごすためにもどうか忘れないでくださいね。
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