モラハラされ続けると心が弱くなっていく。
「お前のせいだ!」
「お前の責任だろう!」
「ダメなやつ!」
「嫁として失格!」
そんな風に旦那から日々、言われ続けていると、自分のやることなすことに自身が失われていきます。
「また失敗したら、どうしよう・・・」
「また怒らせたら、どうしよう・・・」
「なんで自分はうまくできないんだろう・・・」
「どうして、わからないんだろう・・・」
とだんだんと夫に言われなくても、自分に責任がある。
自分がいけないのだと自分を責めるようになります。
普通に考えれば、自分は悪くないことでさえも、「私が悪い」となんでも自分に関連付けて、全ての責任の根幹が自分にあるように思えてくるのです。
昔はそこまで、自分に対して否定的じゃなかったのに・・・
どんどん自分が嫌いになっていく・・・
なんで、こんなにダメな奴なんだろう・・・
夫を怒らせてたり、嫌な気持ちにさせてばかりで、申し訳ない・・・
そんな気持ちでいっぱになっているなら、あなたは相当、モラハラで心が弱まっています。
そんなあなたに、今回は、モラハラに負けない!自分の心を強くする方法!についてお伝えします。
モラハラに負けない!自分の心を強くする方法!
モラハラに負けない!
モラハラされてると気づいたとき
今までは「全部、自分がいけないんだ」と思い込んでいたけど、モラハラされてるかもと気づいたとき、「そうなの!?」と驚いたり、戸惑った気持ちになるかもしれません。
「夫のせいもあるんだ!」と思えて、肩の荷が軽くなった反面、思考のクセで「自分が悪い」と自分を責めるのが当たり前になってしまっていると、なかなかその思考パターンから抜け出せない・・・という場合もありますよね。
それは、夫以外の人との間でも、何かあれば「私がいけない。」とかすぐに「すみません」と謝ってしまったり、理不尽なことを言われても、何も言い返さず、ただ、じっと耐えているだけだったり…
「こんな自分で情けない」
「嫌だけど、仕方ない」
と思ってしまいがちですが、それは自分を責める思考パターンと、それによって自分否定が強まっているから自分に自信がもてないでいるのが原因かもしれませんよ。
まずは「モラハラ」に気づけたことが改善の第一歩!
次から、具体的な対処法について見ていきましょう。
無理に変わろうとしなくていい
まずは、マインド的な気持ちの面で、大切な事として無理して「自分が変わろう。」とか「自分を変えようとしない」ということ。
モラハラされていた!と思ったら、モラハラしてる相手から離れたり、今までのコントロールされ続けていた自分を変えようと奮闘がはじまるかもしれません。
あんな人格否定ばかりされてる人生なんて嫌だ。
自分に自信が持てるようになりたい!
変わりたい!
人生、変えたい!
そんな必死の思いで、改善方法を探す。
褒め日記をつける、とか鏡の前で笑顔でいる、とか、水回りや部屋の掃除を頑張る、周りの人へ挨拶をする・・・やらないよりは、もちろん、やったほうがいいし、やってみると「いい感じかも!」と手ごたえを感じたり、一瞬スッキリした気分になるかもしれません。
でも、あなたが根本で「このままではダメな自分」と思っていては、根本は何も変わりません。
一時的に改善しても、「自分はダメ」と思うのが習慣になっているので、ダメな方向にいってしまうので、続かなかったり、動けなくなったり、反動でずーんと落ち込んでしまったりするのです。
大切なことは、等身大の自分と向き合う事。
最初から「なりたい自分」や理想の自分になるのを押し付けてしまっていると、あなたは傷ついた疲れ切ったままなので、理想と現実に大きなギャップができて、うまくいきません。
まずは、「今のままの自分もOK」と今の自分を許すこと。
「今はこんな状況なんだ」と現実をそのまま受け入れることからはじまるのです。
自分の心を強くする方法!
不安を書き出す
不安やモヤモヤが出たら、愚痴を言ったり、ストレス発散で買い物や食べたりするのではなく、一人で静かに自分の感情に向き合ってみるのがオススメです。
やり方は簡単でノートやパソコンに自分の感情を吐き出してみる。
キレイに書こうとする必要はありません。自分しか読まないので、書きなぐったり、乱文でも大丈夫。
毎日、少しずつでも書き出してみることで、感情の整理ができます。また書き出したものを見ることで自分を客観的に見れるようになります。
気持ちを落ち着かせる
自分を落ち着かせる、冷静になれるパターンを確立することで、心を取り乱した時に早く戻ってこれるようになります。
手軽にできるおススメ方法が深呼吸をする、瞑想すること。
毎日数分でいいので、生活の中に取り入れていくことで、心が安定します。
相談する人を選ぶ
誰にでもいい顔をしたり、「いい人」に思われたい気持ちがあると、八方美人になりがちで自分を苦しくさせる原因になります。
聞かれたら話さなきゃ。わかってもらわなきゃ。説明しなきゃと思っていると相当人間関係がつらくなります。
例えば、飲み会の誘いを気が乗らないから断りたい時、一生懸命、行けない理由を伝える必要はありません。「予定があっていけない」「体調が悪いから遠慮しておく」と嘘も方便で言うも良し、素直に「気が乗らないから、今回はパスで」と言ってもいいのです。
その時にもし「なんで」とか相手に言われた時に、更に説明をしよう、わかってもらおうとしないこと。笑顔のまま無言で立ち去って、いいのです。
話したくないことは話さなくていい。
あなたが話題やネタを提供しなくても、周りの人は責めたり怒ったりしません。
自分のプライベートな領域を誰彼構わず、さらけ出して、自分の尊厳を下げる必要はありません。
話したくない人に話す必要はない。
あなたは自分の抱える問題や悩みを解消したくて、身近な人に話したくなるかもしれません。
でも、その人は本当にあなたに対して親身になってくれますか。
あなたのことを理解しようと歩み寄ろうと話を聞いてくれますか?
話す人は慎重に選びましょう。
相手を間違えると、あなたはさらに困惑したり、傷ついたりします。
自分がコントロールできることに目を向ける
不満やイライラがたまると、私たちは「もっと~だったよかったのに」「〇〇が~してくれないから」など、他人や物事に対して要求をしがちになります。
「夫が優しくしてくれないから、いけない。」
「宝くじが当たればよかったのに。」などなど。
そうやって自分以外の「誰か」や「何か」に要求しても、解決しません。現状は改善しません。
「自分」がコントロールできることに集中することが大切です。
「自分を自分で満たすにはどうしたいいのだろう」
「専業主婦の私でもお金が稼げる方法って何かあるかも」と自分で調べてみる、行動してみる、そんなところから、変化の第一歩は起きます。
他人を変えることはできない。でも自分は変えられます。
元気が出ることをもつ
気分が落ち込んだり、イライラしたときに自分が気分転換できたり、元気が出ることを
たくさんリストアップしてみましょう。
- 散歩する
- いい香りをかぐ
- ゆっくりお風呂に入る
- 寝る
- 漫画を読む
- チョコレートを食べる
- 運動する
- 〇〇の映画を見て泣く などなど。
ポイントは具体的にあげること。「すぐ」に取り掛かれるような状態にしておくこと。
例えば「テンション上がる曲を聴く」ではなくて、こ「ロッキーのテーマ」を大音量で聴くと決めておくと、イライラした時にすぐに取り組めますね。
そうやって、自分が好きな事や癒されること、立ち直れる方法をたくさん持っておくと、いざという時に迷わず心強いです。
周囲を気にしない
自分が嫌なことをはしない。自分が好きな事ややりたいことを、可能な限りで選択していくことができると、自然と人の目をあまり気にしなくなります。
自分が決めた、やりたことをやっている時は周囲なんて、どうでもよくて、「やりたいから、やってる」状態になります。
逆に周囲の目を気にしすぎているのは、自分のやってることに自信がもてなかったり、迷いがあったり、自分で決めたことではないやらされ感があるかもしれません。
人からどう思われるか、どう見えるか、なんて評価されているのか・・・・気になりますよね。でも、気にしたところで、悪く言う人には悪く言われますし、気にしない人は気にしません。
あなたが気にしている「誰か」って、もしかして身近な2~3人だけだったりします。
何万、何億といる人間の中の2~3人の目を気にしてい動けなくなっているのはとても勿体ない事。嫌われたら、嫌われたで、また新しい誰かと出会うものです。
そんなに周囲の目を恐れる必要はないのではないでしょうか。
もしくは、不安からよくわからない「誰か」を作り出して、勝手に恐れてしまっていませんか。自分で未来を想像して、怯える、怖くなる・・・気持ちはわかります。でも、過去を振り返っても、あなたが不安に感じたことが現実になる可能性は低いでしょう。
そもそも、人はそこまであなたのころを四六時中見てません。
みんな自分のことでいっぱいです。
自分で自分の行動を制限してしまうのは、とても勿体ない事。
まとめ
いかがでしたか。
今回はモラハラに負けない!自分の心を強くする方法!についてお伝えしました。
自分の弱った心を回復させたり、整えるのは、自分を振り返ったり、心を落ち着ける呼吸や空間をもつことが非常に効果的です。
そして、自分の好きな事や楽しいことを選択して、日常生活に多く取り入れていくと、「自分が選んだこと」として能動的に行動していくことができるようになります。
そうすると、自分が望んで選択したことなので、周囲の目や評判は気にならなくなります。
心を強くする方法は、そのようなサイクルを日々、積み重ねていくことで、成り立っていきます。
それを身に着けて習慣化できれば、今よりもラクに生きやすくなることでしょう。
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