対処

夫婦で喧嘩ばかりの生活に疲れた…そんな日常を変えるためにできる事

毎日毎日、夫婦喧嘩ばかり。

夫のことは大切だし大好きなはずなのに、些細なことでイライラしてしまう。

後から思えば、全然大したことじゃないのに、腹を立ててしまう。

怒り出すと、感情のコントロールができない。

 

普段は仲がいいのに、喧嘩すると、ひどいく自分勝手な発言をして相手を傷つけてしまう。

毎回、毎回その繰り返しで、自分にうんざりする。そのたびに自己嫌悪。

自分で自分がイヤになる。

 

どうして私はもっと可愛いく頼ったり、お願いできないのか・・・

どうして私は本心じゃないことを、感情的になると言ってしまうのか・・・

 

もう少し、夫が私を理解してくれたら・・・

わかってくれたら・・・

共感してくれたらいいのに・・・

もっと大切にしてくれたら・・・

 

何度、そんなことを考えも、結局いつも何も変わらなくてケンカの繰り返し。

今回は、そんな夫婦で喧嘩ばかりで悩むあなたに、夫婦で喧嘩ばかりの生活に疲れた…そんな日常を変えるためにできる事についてお伝えします。

夫婦で喧嘩ばかりの生活に疲れた…そんな日常を変えるためにできる事

夫婦で喧嘩ばかりの生活に疲れた…

夫婦は鏡

夫とは性格が正反対。価値観が全く違う!と思っていても、

結婚するときは、強く惹かれ合っていて、相手に対して

「自分にないものをもっている」

「なんか似た部分がある」

「この人と一緒にいると楽しい。落ち着く。わかり合える。」

など、そんな情があったはず。

 

いざ、結婚生活がはじまると、

相手の嫌なところばかりが目についてしまう

自分と違うところが気になってしまう・・・

もともと他人同士だから、違うところがあるのは当たり前のこと。

でも、なんでこんなにもイライラしてしまうのか。

それは、結婚相手はあなたが人間的に成長していくための一番いい先生だから。

好きだから・・・愛してるから・・・それ以上に、あなたが学んでいく、成長していくのに最良の相手だったから、結婚までしたんです。

 

実はあなたが相手に言っている文句や不満って、実はあなたがあなた自身に向けている言葉だったりします。

相手の気になるところ、例えばだらしがないとか、ルーズなところが気になる。

でも、実はあなたの内心で「ルーズな自分」がいたり、ルーズな自分なのを必死で治して頑張ってるのに、相手がダラダラしてるのを見て「私はこんなに努力して頑張ってるのに、ふざけるな!」と怒りの感情が湧いているのかもしれません。

相手の言動から自分が感じることは、

「実は自分のことだった」

「実は自分に向けていた言葉だった」というのは思い返してみると多いです。

そうやって、学ぶ、気づかされます。夫婦はお互いにそんな鏡みたいな相手なのです。

察してほしい女性と気づかない男性

わたしたち女性は、周りをよく見て、相手の変化に敏感です。

「髪の毛切った?」「今日、調子悪い?」「大丈夫?」こんな言葉かけをよくしますよね。

気遣ったり、配慮できたり、声をかけたり、協力することができます。

それは、本能的なところもあって、昔から女性が家を守る、子育てをするので、言葉で伝えることのできない赤ちゃんを察してミルクをあげたり、オムツを変えたり、抱っこしたり・・・と気遣うことで子供を生み、育ててきたからという一面があります。

ある意味、女性は当たり前に気遣いや察することができるのです。

一方で、男性はなかなか察する、気遣いができません。

それは本能的なところでも、男性は狩りをしたり、戦ってきたので、いちいち相手のことを考えたり気遣っていたりしては、戦って相手を倒すことの妨げになります。

だから、男性が気が利かなかったり、デリカシーが足りない部分があるのは、理に適っていることとも言えます。

夫に対して「本当に気が利かない!」とイライラしてしまったときは「本能的に仕方のない部分もあるんだ。」と思ってみましょう。

少し気持ちが和らぐかもしれません。

気持ちの余裕がない

現代に暮らす私たちは日々、家事に育児に仕事にオーバーワーク気味。

毎日が時間に追われて、忙しすぎます。

どうしても、心の余裕がない時は、イライラしやすいもの。

普段なら、気にしない流せることにイライラしていたら、「余裕がなくなってるかも」とまずは自分に気づいてあげてくださいね。

幼少期や家庭環境の影響

親から過干渉だったり、過保護に育てられた。

いつも否定されてばかりいた。辛くなるような言葉を言われていると、それが習慣の当たり前の感覚になって、自分ではおかしいとなかなか気が付きません。

でも幼少期からのトラウマや家庭の影響は、あなたの意識に関係なく、刷り込まれてしまってあなたの当たり前を作ってしまっているところがあります。

~しなければいけない

~すべき

そんな呪縛にとらわれていませんか。

母親がそう言ったから

父親に怒られるから

親の価値観を鵜呑みに信じ込んでしまっている部分はかなりあります。

生きづらさを感じるなら、自分の幼少期にトラウマを抱えている可能性が高いです。

そんな日常を変えるためにできる事

相手への期待を捨てる

相手に「変わってほしい」と思っているうちは、残念ながら何も変わりません。

夫婦は鏡なので、おそらく、相手もあなたに「相手が変わってほしい」と望んでいることでしょう。

「~してほしい」

「~してくれるはず」と自分で相手に対して期待するのをやめましょう。

どうしても、知らず知らずのうちに私たちは相手に期待してしまいます。

勝手に自分で相手に期待して、期待を裏切られたらイライラしたり相手に当たっていては、まさしく自分勝手です。

夫なら、なおさら、「私のことを好きだからわかってくれるはず!」と思ってしまいがちですが。それはあなたの身勝手な願望でしかありません。

夫婦であっても他人は他人。あなたと夫は別の価値観をもつ、別の人間です。

言葉で伝える

相手に期待しない代わりに、ちゃんと自分の願望や望みを相手に伝えましょう。

ポイントは「具体的に」伝えることです。

悪い例は「私が喜ぶことをしてね」「私のこと大切にしてね」と言っても、ふわっとしててわかりません。

人によっては放っておかれるのが嬉しい人もいれば、ベタベタされるのが嬉しい人もいるでしょう。言葉で愛情を伝えるよりも、家事を率先してやる行動が嬉しい場合もあったり、言葉や行動よりもお金やプレゼントで示してもらうほうが嬉しいと感じる人もいます。

あなたと夫は違う感性、価値観をもっているので、具体的に言わないと伝わりません。

「夕食の片づけとお皿洗いをやってほしい。」

「私が遅く帰る時は、子供をお風呂に入れて21時には寝かしつけをしておいてほしい」など

「このくらい、言わなくたってわかるでしょ!」と思いたくなりますが、グッと我慢。

重々承知ですが丁寧すぎるくらい、取扱説明書並みに細かく丁寧に具体的に伝えましょう。

人は同じことを500回くらい言われると、やっと少し記憶に残るものです。

忘れられても、やってなくても、根気よく、気長に言い続けるのです。

自分を満たす

いつも自分のことは後回しになっていませんか。

家族のこと、家のこと、子供のこと、夫のこと・・・どうしても、察する能力が高いので、色々と気が付いて、頑張ってしまいがち。

自分のことは、また今度でいいや・・・

自分はちょっと我慢しておこう・・・

そういうことが積もり積もって、あなたの心の余裕を失わせていきます。

覚えておいてください。自分にやさしくできなければ、本当の意味で周りの人にやさしくできません。

まずは自分!自分を満たすことは本当に大切です。

自分が好きなものに触れる、食べる、体験する、毎日、少しの時間でもいいので、自分のために自分を過ごせる時間をつくってみましょう。

そして、夫婦喧嘩でクタクタになりそうなときこそ、自分に甘く、優しくしてあげてください。

お気に入りのカフェに行ってほっとする。読みたかった本を読んでみる。大好きなチョコレートを一人でゆっくり味わって食べる。睡眠をしっかりとる。

「ほっ」「はぁ~」と息をつける時間を過ごすことで、あなたのなくなりかけた心と身体のエネルギーが少しずつ戻ってくるはずです。

まとめ

いかがでしたか。

今回は夫婦で喧嘩ばかりの生活に疲れた…そんな日常を変えるためにできる事についてお伝えしました。

結論を言ってしまえば、現状が嫌なら自分が変わるしかありません。

相手への対応を変える、

自分の感情をコントロールする方法を身に着ける

別れる、距離を置く・・・など、自分で自分の在り方を変えるしかできません。

残念だけど、相手が変わることを求めたり、期待したり、突然に劇的な変化があることはほぼない。

でも、私たちは、自分を変えること、自分をコントロールすることはできます。

自分をコントロールするには、心と身体のエネルギーがちゃんとあることが必要。

エネルギーを満たすためにまず、自分優先、自分のことを満たすことが大切です。

なんかうまくいかない・・・と思ったら、まず自分を大切にしてるかな?満たせてるかな?と振り返ってみてくださいね。

 

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