夫婦喧嘩が多くて、毎回毎回、同じことの繰り返しで疲れる…
なんで、そんなこと言うの!?
なんで、わかってくれないの!?
思いやりの欠ける夫にイライラする・・・
もう喧嘩するのに疲れた。
結局、夫は変わらないんだ。
自分の人生、こんな苦しい思いばかりで、いいの?
私はそれで幸せなのかな?
喧嘩してる姿は子どもにも悪影響だよね・・・
もう離婚しようかな
そんな風にヘトヘトになっていませんか。
今回は、そんなあなたに夫婦喧嘩ばかりでウンザリ。もう離婚かもと思ったあなたに伝えたい事についてお伝えします。
夫婦喧嘩ばかりでウンザリ。もう離婚かもと思ったあなたに伝えたい事
夫婦喧嘩ばかりでウンザリ。
夫婦喧嘩の原因は?
夫婦喧嘩の原因は夫婦それぞれ。
生活習慣の違いや金銭感覚、子供の教育方針など、些細なものから大きなものまでさまざまです。
その中でも共通する原因は、思いやり不足です。
たいてい、「私のことをもっとわかって!」「私ばっかり我慢してる!(頑張ってる!)」と思うから、不満をもってしまいます。
不満やストレスは自覚があるものから、無自覚のものまであって、お互いに小さなストレスの積み重ねがある状態。
相手が喧嘩腰になれば
「こっちだって、我慢してたけど、不満があるよ!」
「あなただって~!」
と言い合いがはじまります。
どちらも、自分のことをわかってほしい!認めてほしい!と思っているのです。
正しさを主張しあってる
もしかすると、自分の非や間違いを認めたくない、認めたら、謝ったら負け。という気持ちになっていませんか。
自分の考えが正しい!
相手は間違ってる!
相手の言い分を冷静に聴く前に、決めつけてしまう。
喧嘩中は勝負の最中なので、なかなか冷静になるのは難しいもの。
でも、考えてみてください。
あなたは、なんのために、夫婦喧嘩をやっているのですか?
お互いが言いたいことを言い合って、
傷つけあうためですか?
嫌な気持ちになるためですか?
違いますよね。
不満が相手にあるから、言わないと気が済まない・・・
ということは、不満を言ってスッキリしたい、わかってもらいたい、受け止めてもらいたい、もっと深堀すると、自分のことを理解してくれる夫の存在だったり、安心できる家庭を望んでいるということ。
つまりは、
お互いの理解を深める
気持ちよく暮らしていく
家族みんなで幸せな時間を過ごす
そんな目的があって、喧嘩をしてるはず。
喧嘩がヒートアップすると、勝ち負けにこだわって、自分の正しさを主張しがち。
相手を言い負かさそうとしてしまいがちになりますが、そんな時こそ、なんのための夫婦喧嘩なのか、一時的な感情(「言い負かしたい」「不満をぶつけたい」)にとらわれすぎないで、
本当の欲求(「夫婦でわかり合いたい、楽しく過ごしたい」)を思い出してみましょう。
きっと、カッとなって不満を言ってしまうより、落ち着いてから冷静に相手に伝えるほうがはるかに得策だと思うはずです。
素直になれない理由
私たちは、自分に心の余裕がないと、自分にも他人にも寛大になれません。
思いやりをもてと言われても、私だって毎日、疲れてるんです。一杯いっぱいなんです。
自分のことは後回し。誰も私のことなんて、気にしてくれない。
犠牲になってばっかり、奉仕してばっかり、イライラしたって、仕方ないじゃい!
自分のやりたいことを我慢して、後回しして、家族のために、誰かのために必死で毎日やってる。そりゃ、心の余裕なんてないです。素直になりたくても、なれないはずです。
でも、本当は素直になれたらいいですよね。
ツンケンしたまま、いつも不機嫌でいるなんてこと、誰もしたくないはず。
「私が我慢しろってこと!?」
「夫だって悪いところがあるのに、なんで私ばっかり我慢するのよ!不公平だわ。」
「夫に非が大きいんだから、夫がまずは変わるべき!誠意を見せるべき!」
「なんで私が変わらないといけないのよ!私が折れなきゃいけないのよ!」
そんな気持ちをもってしまうのも、痛いほど分かります。
でも、それにこだわって、止まっていていると残念ながら、事態は何も改善しません。
夫にも悪いところがあるかもしれない、でもあなたにも非があるなら、夫ではなく、まずあなたが自分の非を認めて、自分が改善していきましょう。
他人を変えることはできません。
私たちは自分しか変えられません。コントロールできません。
できないもの、自分がコントロールが及ばないことに固執して、いつまでも「やらない相手が悪い!」と言い続けているのは時間の無駄です。
夫が気を遣ってくれないなら、あなたが自分自身を気遣ってあげましょう。
大切にしてあげましょう。
いたわってあげましょう。
味方になってあげましょう。
理解してあげましょう。
「自分、よく頑張ってるね~」「えらいね~」
「わかるよ~そうだよね。悔しいよね。我慢してたんだもんね」と
自分でセルフハグをしてあげたり、自分にご褒美をあげたりして、うんと自分を甘やかしてあげましょう。
家事がラクになる家電の購入を検討したり、ネットで時短の情報を調べてみるのもいいですね。
あなたが自分を自分で満たすことで、あなたの心身にエネルギーが戻ってきます。
すると、素直な気持ちが持てるようになったり、大らかな気持ちで夫にも接することができるようになるはずです。
あなたに伝えたい事
変わってほしいと思うのは、相手に期待している証拠
心のどこかで、夫に対して
「やってよ!」
「変わりなさいよ!」と思ってしまうもの。
だって、私はこんなに頑張ってるのよ!こんなに我慢してるんだから、譲ってるんだから!
夫も同じように頑張るべき。我慢すべき!譲べきよ!
私たちは自分と同じようなレベルを無意識に身近な夫にも求めてしまいがちです。
無意識に夫に期待してしまってる、求めてしまって、ハードルを上げてしまっている自分に気が付きましょう。
でも、思い出してみてください。
夫と付き合っていたころは、何かをしてくれるから好きとかではなかったはず。
相手のそのままの存在が嬉しかったはずです。
だんだんと求めるものが多くなってきたと感じませんか。
でも、毎日、同じ家で過ごせる、会話ができる。離婚すれば、今ある当たり前は当たり前ではなくなります。
相手は変わらない
喧嘩は相手あってこそ、成り立ちます。一人相撲ではありません。
つまり、100%相手が悪いなんてことは、ほとんどないのです。
あなたが100%悪いことはない。でも相手が100%悪いなんてこともない。
夫婦は鏡。そして、お互い様だったりします。
あなたは変わりたくない。夫は変わらない。
それで、改善していこう、相手に変われ、直せ!と言ってもそれは、上手くいきません。
人は他人から変われと言われて変わることはありません。
人が変わるのは、自分で「変わりたい。」「変わろう」と決めた時だけです。
人生は自分の課題を克服して成長し続けていくもの
賢くなっていった方が、生きやすくなります。
あざとくとか可愛い子ぶる・・・みたいな印象を持ってしまうかもしれませんが、違います。
私たちは、親からも学校からも、誰からも正しい結婚生活やり方であったり、夫婦の在り方を教わっていません。
何も知らない状態で、結婚・夫婦をスタートさせています。
それは、操作方法を知らないまま運転してるようなもの。
目的地が分からないで飛行機が飛んでいるようなものなのです。
やり方を知らないからこそ、「どうすれば上手くいくのか」を学ぶ、探す、探求していく必要があります。
頭の良さは関係ありません。
知恵や教訓を周りの人から学んだり、自分で経験して、試しながらやっていくしかありません。
そんな時に大切なことは「自分のやり方は絶対に正しい」と過信しないこと。
言い換えれば、謙虚な姿勢で他者から学んでいく姿勢が問われます。
試行錯誤を繰り返したり、学んで改善しての繰り返しをしていくことで、今まで自分一人ではできなかったことができるようになる。それが、あなた自身の人間的な成長にもつながっていきます。
まとめ
いかがでしたか。
今回は夫婦喧嘩ばかりでウンザリ。もう離婚かもと思ったあなたに伝えたい事についてお伝えしました。
相手に変わってほしい、相手にも悪いところがあるし・・・
そう思っているうちは、現状、何も変わりません。
大切な事なので、もう一度、言います。
相手の非に目を向けているうちは、結局、何も変わらないのです。
夫婦喧嘩が多い現状をあなたが100%、自分の責任であり、自分の行動の結果だと受け止めて自分を変えていこうとしない限り、何も全く変わらないのです。
嫌なら、止める。離婚する。
もちろん、それもアリでしょう。
でも、そのままのあなたでは、また誰かと出会って、付き合ったり、結婚しても、同じようなことできっとつまずくだけです。
どんな状況になっても、あなたはまた、夫婦喧嘩で気づかされた、自分の課題に向き合っていくことになるのです。
それを見て見ぬふりをして「相手が悪い」「自分は被害者なのよ!」と言い続けて、同じような課題にばかり出くわす人生を歩むのか、
それとも、それを成長の糧にして、自分の血肉にしていくのか、自分や相手、家族との信頼や絆を深めていくためのステップにしていくのか、
何を選ぶかはあなた次第です。
夫と共存しようと、離婚しようと、あなた自身の持つ課題は、ずっと残り続けてあなたは一生付き合い続けていきます。
どうかそのことは知った上で、選択をしてほしいと心から願っています。
その上で、あなたが決断したことなら、絶対にあなたにとって一番ベストな選択であるはずです。応援しています!
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