モラハラされてるのに離れられない。
どうして、自分はモラハラされてしまうんだろう!?
モラハラ男は誰かれ、構わずモラハラするわけではありません。
自分が優位に立てる、自分が思い通りにできそうな人を選んでモラハラします。
つまり、あなたはモラハラ男にとって「モラハラしやすい」人だったのです。
それなら、モラハラ男が避ける人や苦手な女性ってどんな人なんでしょう。
もともと気が弱かったり、優しすぎる人でも、練習して身に着ければモラハラ夫が苦手な女性に近づくことができます!
今回はモラハラ男が苦手な女とは?モラハラのターゲットにもうならない!についてお伝えします。
モラハラ男が苦手な女とは?モラハラのターゲットにもうならない!
モラハラ男が苦手な女とは?
気の強い女性
よく「俺は気の強い女性は嫌いだ」という男性もいますが、嫌いと言うよりも怖がっている、自分のコントロールが及ばないのが分かっているから、怖くて近づきたくないのです。
また、気の強い女性は正義感がつよかったり、ハッキリと意見を言うので、自分を否定されたくない意識が強い、プライドの高いモラハラ男は自分が不利になりたくない、傷つきたくないので避けようとします。
冷静な女性
モラハラ男は冷静な女性は避けます。
それは、自分の間違いを指摘されたり、自分が言ったことを相手にされない可能性が高いため、自分が不利になってしまうのがわかっているのです。
モラハラ男は感情的な人が大好き。自分が言ったことに対して泣いたり、怒ったり感情を露にしてくれると自分が相手を支配している、影響力を与えていることを実感できるのです。
自分の意見を言える女性
「イヤなものはイヤ。」やりたくないことは「したくない。」とハッキリと自分の意見を言える女性もモラハラ男は避ける傾向にあります。
もしくは、ハッキリ意見をいわなくても、自分がやりたくないことはしないと行動で同意していないことを示せるような女性はモラハラ男にとって「コントロールできない」と思えて避けます。
優しい人ほど、相手に気を遣って賛同したり、建前を言って波風立たないように気を遣いますが、建前を言うほどモラハラ男は自分への同意・賞賛だと解釈します。
そのため、自分の言うことをきいたり、自分に従う言動をとらないことが、モラハラ男を近づけない近道です。
モラハラのターゲットにもうならない!
尽くしすぎない
モラハラ男は自分を最優先してくれる、自分の思い通りに動いてくれる、察してくれる人が大好きです。
モラハラ男はどんな時も自分の言うことを聞いて自分のことを立ててくれる、褒めてくれる、大事に扱ってくれる母親のような召使のような「自分の都合のいい」存在を強く求めています。
モラハラ男を最優先して、相手に尽くしてばかりにならないこと。
尽くすことが愛情表現、愛情度合いだと思っていると、自分を疲弊させて、良い関係が長続きしません。
そして、何よりも、相手が「当たり前」と思ってしまうことがモラハラを加速させます。
通常は尽くされると「愛されている」とか「ありがとう」と感謝の気持ちが強まって、相手も優しくしようとなりますが、モラハラ男の場合は「尽くしてくれる=自分に気を遣ってくれる」イコール格下の存在、コントロールできる対象と都合よく判断されてしまいます。
相手に都合よく解釈されないためにも、尽くしすぎには注意が必要です。
相手に合わせすぎない
相手のことが好きだと、自分も好かれたいから相手に合わせてしまいがちになります。
相手に合わせてばかりいると、自分の意見が言えなくなったり、相手の顔色を伺うばかりになって対等な関係を築けなくなります。
自分は気が乗らなかったり、嫌だなと思っても、相手に合わせてしまう。
残念ながら、モラハラ男にとって沈黙や無抵抗は自分に賛同しているととらえられてしまいます。
もし、あなたが「気が乗らないの…」と言ったとすると、普通の人は「そうなんだ」と強制したりしませんが、モラハラ男はひきません。
なにか理由をつけて、あなたが自ら「やる」ことを選んだように仕向けます。
そして、何かあると「あなたが自分で選んだことだろう」と言うのです。
自分がイヤな事や気が乗らない事、自分が無理して苦しくなるようなことはやらない・合わせないという線引きをもつことは大事です。
頑張りすぎない
良い妻でありたいと頑張るのは本来、素敵なことですし、微笑ましいことです。
でも、最初から張り切って頑張りすぎてばかりいると、モラハラ男にとっては「その頑張りまくっているレベル」が標準レベルだと受け取られます。
あなたが自然体でいたり、手を抜くと途端に指摘・説教など、モラハラ男の目につくものになってしまいます。
飾らない、自然体のあなたでいることが、長続きするのに大切なことです。
「良いところを見せたい!」とか「頑張る!」という気持ちも大切なのは痛いほどわかりますが、自分も生身の人間でいつも頑張ることはできないということは肝に銘じておきましょう。
そして、モラハラ男は、損得で判断するので、できないあなたを受け入れる度量はほぼないということも覚えておきましょう。
自分一人の時間を楽しむ
モラハラ男と常に行動を共にする、一緒に動く…
モラハラ男の生きたいところに付いていく、同行する。モラハラ男は直接言わないけど、「一緒にいってほしそうな素振りや態度をとってる」から、察して「一緒にいこうか」と言ってる・・・
あなた自身が本当に行きたかったり、興味があれば全く問題ありませんが、「モラハラ男」のために気を遣ってばかりなら、一緒に行動する頻度を下げましょう。
自分のために自分の時間を使ってみる努力をしてみてほしいです。
おひとりさまの時間を楽しめる女性を目指してみましょう。
実はモラハラ男は、充実している人や自信のある人が苦手です。
それは内からイキイキしている人にはまぶしすぎて近づけないから。自分を持っている人はモラハラ男の影響力がなかなか及ばない、敵わないことがわかっています。
あなたが自分に自信をもって生きること、自分を認めてあげることができるようになってくると、自然とモラハラ男と疎遠になっていきます。
まとめ
いかがでしたか。
今回はモラハラ男が苦手な女とは?モラハラのターゲットにもうならない!についてお伝えしました。
モラハラ男を遠ざける、もしくはモラハラさせないような状況に持っていくには、あなたが行動の主体を「モラハラ男」ではなく「自分」にすることが大切です。
何かを判断したり、選んだりするとき「モラハラ男はどう思うか。どうしてほしいか」を考えるのではなく「自分はどうしたいのか」と「自分」を主語にしてみましょう。
相手に気を遣ったり、察したり、優しいのはあなたの長所でもあります。
ただ、それがモラハラ男の前だと都合よく利用されて搾取されるばかり。あなたの価値を正当に評価してくれる、認めてくれる人たちのためにその長所は使えばいいのです。
モラハラ男には毅然とした態度と媚びない姿勢が何より大事です。
彼を喜ばせるために、あなたが、気を遣ったり、尽くしたり、察したり、先回りする必要はないのです。
言い方を変えれば、モラハラ男を一人の立派な成人男性と認める接し方をすることともいえるでしょう。
自分のことは自分でできる。自分の責任は自分で果たすことができる人間だと信じて、手を出さずに距離を置いて見守るということです。