モラハラされた

モラハラ夫の幼少期とは?モラハラが生まれる原因を知りたい

夫の言動を調べてみたら、モラハラかも・・・

モラハラは幼少期の影響が大きいみたいだけど、一体どんな出来事やトラウマがあって、モラハラに至ってしまったんだろう・・・

モラハラの原因についてお伝えします。

モラハラ夫の原因は幼少期の家庭環境の影響が大きい

親からの愛情は本当に大切

育児放棄やネグレクト、虐待の影響

私たちは赤ちゃんの時に、親の愛情を一身に受けることで「自分は大切な存在なのだ。」「自分は愛されている」という自分に対する自己肯定感をつくります。

親は抱っこする、話しかける、おっぱいやミルクをあげる、泣いていたらあやす、オムツをかえるなど我が子が快適に過ごせるように、あれこれとお世話をします。

その中でも、抱っこを通じてスキンシップや言葉がけをたくさんすることは、子供に愛情を伝えるためにもとても大切。

でも、育児放棄やネグレクト、虐待などで、基本的な衣食住のお世話がなかった場合、親とのやりとりを通して学ぶはずの基本的な「人を信頼する心」をもつことができません。

人を信頼する心がもてないまま成長すると、当然に人を信頼できず、自分を守る行動が強まる。

結果、自分を守る行動のひとつとして、モラハラで他者に対して攻撃的なってしまうのです。

親の不機嫌や愛情不足

虐待はなかったけれど、それ以外がない状態だった。

例えば親が自分の都合ばかりを優先して、子どもの面倒は最低限だった。泣いていても、対応されなかった。「うるさい!」と怒鳴って泣き止ませていた。親が不機嫌だったり感情的で、抱っこや優しい言葉がけなどが皆無。

そのような環境で育つと、子どもにとって本来は安心して過ごせるはずの家庭が、常に緊張と不安を抱えながら過ごす場所となります。

親と心の交流が不十分なため、愛されることが分からないまま成長し、自分の心を開くことができません。

そして、自分の心を守るために、攻撃的になったり、常に人の顔色をうかがったり、自分に自信がなかったり、劣等感を持った大人になります。

両親や家族の不仲

いつも夫婦喧嘩や家族間での喧嘩が絶えなかったり、反対に仮面夫婦で夫婦間のコミュニケーションが皆無だったり、家族の会話がない場合など子どもは家庭の中で非常に気を遣います。

両親や家族が仲良くいてほしいと、親の機嫌をとろうと「いい子」とになって無理して頑張ります。また、どんな親であっても子どもは本来、親を愛そうとします。愛したいのです。

しかし、両親が双方で悪口を言い合って子供に聞かせていたり、子どもを夫婦喧嘩に加担させることは子どもにとってとても辛いこと。子どもが本心で望んでいることではありません。子どもは心に傷を抱えたり非常にストレスです。

その一方で、いちばん身近な親が人に対しての接し方が愛情がなかったり、攻撃だったりすることは、子どもがそのやり方が当たり前だと思って学んでしまいます

心の傷やトラウマの影響

虐待などを受けていた場合、子どもにとって本来は安心して過ごせる家庭が、常に緊張と不安を抱えながら過ごす場所となり、大きな恐怖として心の傷になります。

もしくはショックな出来事(事故や死別、病気など)を幼少期に体験することでトラウマが生まれる。

心の傷やトラウマが大きいと危険を回避しようと必要以上に自分を防衛したり、人に対して攻撃的になったり、モラハラへとつながっていきます。

親の影響はとても大きい

親の過干渉・過保護

子どもに親がなんでも指示したり、やってあげると場合、子どもが自分で考え責任をとる機会を奪います。

本来、子どもの時に、いろいろと自分で考えてチャレンジして成功と失敗を繰り返しながら経験を積むことで主体性や責任を持つことを身につけるもの。

でも、子どもに関して、すべて親が決めたり、親が指示すると子どもは自分で考えることをしなくなってしまう。指示待ちになり、主体性がなくなります。

また失敗した場合にも「親が言ったから」と親のせいとしたり、親から「あなたは悪くないわよ。」と言われていると、「自分は悪くない」「失敗しても他人が責任をとってくれる」と思ってしまいがち。

結果、自分の人生に対して自分で責任をとろうとしなくなり無責任でどんな結果も人のせいにしようとするモラハラへと発展してくのです。

親がモラハラだった

親自身が家庭や他人に対してモラハラをしていた場合、子どもはモラハラするのが「当たり前」になります

とくに母親がモラハラだった場合には、子どもは母親と一緒にいる時間が長いため、その影響を受けやすいです。

愛情を与えられなかった反動

親からの愛情を一番求めている大切な時期に愛情が十分に与えられなかった場合、慢性的な愛情不足の状態になっています。

与えられなかった愛情を子どもは何かしらの形で補おうとします。

一番欲しかった時期にもらえなかったので、後になって補おうとしても十分に満足することがなく、欠乏感が続く。

本来は幼少期に一番与えてほしかったものを取り戻そうと、イヤイヤ期が激しい、赤ちゃん返りなどすぐに補うこともありますが、思春期になってから引きこもりや非行や援助交際、大人になってから暴力や犯罪、そしてモラハラなど、後になってゆがんだ形で愛情を求めるようになります。

まとめ

いかがでしたか。モラハラの原因は5つでした。

・育児放棄やネグレクト、虐待の影響

・親の不機嫌や愛情不足

・両親や家族の不仲

・親の過干渉や過保護

・親がモラハラ

モラハラ夫も実はモラハラの被害者で、その幼少期はとてもツライものだったのかもしれません。ただ、あなたが同情したり可哀そうと思う必要はありません。

なぜなら、それはモラハラ行為に逃げる選択をした結果であり本人の責任だから。

モラハラ夫の幼少期を知ることで、あなたのモラハラ理解のお役に立てれば嬉しいです。

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