夫にモラハラされている・・・
夫のモラハラを治す方法はないのかしら・・・
モラハラは治らないってネットには書いてあるけど、本当?
どうにかして、やめさせたい、治らせたいけど、どうしたらいいの!?
モラハラ夫に苦しんでいて、気の休まらない毎日を送って辛いですよね。
どうにかしたい!と夫のモラハラに悩むあなたに、今回はモラハラを治す方法はある?治し方とその心がまえについてお伝えします。
モラハラを治す方法はある?治し方とその心がまえ
モラハラは治る
モラハラは治すことができます。
でも、それは長く厳しい道のりです。簡単な事ではありません。
ケガのように「完全に治った」と実感ができる、わかりやすいものでは全くないです。
モラハラが治った、改善したと言うのは・・・
モラハラに頼らないで、自分の意思を伝えられるようになった。
以前より我慢ができるようになった。他者への許容度が増えた。
という忍耐力がアップしてる状態のこと。
じわじわと前よりはマシになったことが増えていき、いつしか、普通レベルのコミュニケーションがとれるようになったというようなイメージです。
モラハラの治し方
モラハラを治す4つの流れ
モラハラの治し方は大まかに次の4ステップから成り立ちます。
- 本人がモラハラに気づく・自覚する
- 本人がモラハラしたことを後悔・反省する
- 自分のどんな行為がモラハラなのかを理解する
- モラハラに頼らない方法を確立させる
早速、次から内容についてみていきましょう!
本人がモラハラに気づく・自覚する
この段階がクリアできない場合が非常に多いです。
モラハラしている本人が「自分はモラハラしてる」と気づいて「自分を変えたい」と思うことがモラハラを治していく出発点です。
しかし、実際のところモラハラ夫にとってそもそもモラハラを治すことってメリットがありません。
今まで自分の機嫌次第で、妻のあなたが察して気を遣って、言うことをきいてくれたり、謝ってくれたり、尻ぬぐいをしてくれていました。
自分が悪いのに、悪いことに向き合わず、ある意味ラクな状態でずっとぬくぬくしてきたわけです。
それなのに、モラハラを治そうとすると、今まで逃げてきた自分の責任をとらなくてはいけないし、都合が悪いこと、面倒くさいことについて自分でやらなくてはいけません。ラクだった状態から一変、面倒な事や自分のプライドが傷つく危険が増えます。
治したいと思わなければ、治らない
そもそもモラハラしてる人は自分が正しい、自分は悪くない、と他人に責任転嫁をして生きていきました。そんな人が自分の過ちを認めるようなことは受け入れ難いこと。
まして、自分より格下に思っている妻から「あなたがしてることは、モラハラだよ!」と言われるものなら大激怒。「モラハラ言うお前のほうが、モラハラだ!」と反発すること間違いなしです。
そのため、モラハラ夫にとってモラハラを治すこととは今のラクな状況を手放し、自ら苦難の道を歩もうとすることに近いのです。自分から苦行をして自分を成長させようと思う人なら、ハナからモラハラなんてしませんよね。
だから、モラハラしてる自分を認めたくないし、モラハラを治そうと思わない人が多いのです。モラハラが治らないと言われるのはそのような理由からです。
本人がモラハラしたことを後悔・反省する
もし、加害者がモラハラした自覚をすると、自分のモラハラしたことを反省して後悔します。
自分を変えなくては!と自分のやったことに対して、責任を感じて、行動をはじめます。
自分のどんな行為がモラハラなのかを理解する
モラハラは成育歴や幼少期からの家庭環境も影響しています。
いわば、モラハラという武器を身につけないと、生き残れなかった家庭環境だったのです。
大人になったら、すでにモラハラは当たり前の習慣としてモラハラ夫に染みついています。
モラハラして妻を傷ついていたことはわかったけれど、具体的に自分の何がいけなかったのかは本人はよくわかりません。
そんな時に妻や周りの人から、耳の痛い指摘をうけることで、具体的に自分のどんな言動がいけなかったのかを振り返ることができます。
モラハラに頼らない方法を確立させる
自分の習慣化したモラハラ行為に気づいても、成長の過程で身に着けてしまった当たり前の習慣を変えるのは一苦労です。
人間関係やコミュニケーションやモラハラを基に成り立たせてきているので、今更どうしたらいいのか、戸惑いますし、なかなかうまくいかないでしょうが、ひたすらトレーニングのみです。
またモラハラ以外でストレス発散方法を持つために、趣味をはじめてみたり、人間関係を見直してみたり、心理学を学んでみるなど新しいことをはじめるのも有効かもしれません。
周りの人から、注意や指摘を受けたら素直に直していく、この段階の時も妻のあなたやカウンセラーなどの専門家からサポートが支えになるでしょう。
留意点
モラハラを治していくためには、モラハラ夫本人の改善がもちろん必要ですが、それと同じようにモラハラをさせない環境づくりも非常に大切です。
具体的にはモラハラの支配する/されるの夫婦関係が成立してしまっていると言うことは、夫婦が共依存関係に陥っているケースが多くあります。
妻であるあなた自身も夫のことばかり世話を焼きすぎないで、自分の人生を楽しむために、ストレス発散方法を確立したり、自分を好きになるような努力を積極的にしていきたいですね。
モラハラとは夫婦が対等ではない状態です。本来、夫婦は対等なもの。夫がいなくても一人の時間を楽しめる「いい距離感」「いい関係」を目指しましょう!
まとめ
いかがでしたか。
今回はモラハラを治す方法はある?治し方とその心がまえについてお伝えしました。
モラハラを治すには本人の強い意志と行動がなによりも最重要です。
周りがはたきかけても、本人が「変わろう」と思わなければ、意味がありません。
一人でも多くのモラハラ夫が自覚をもって更生されることを願うばかりです。
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