夫婦共働きで、夫は家事をしてくれる。育児にも協力的。
普段は仲もいい。
友達からも「良い旦那さんだね!」って言われることが多い。
でも、突然、怒り出すと手が付けられない。
ずっと、文句を言われたり説教をされる…平日でも午前様になっていたり、明日の予定なんておかまいなし。
「自分勝手!もっと相手の気持ちを考えろ!」
「家族ために我慢しろ。変われ!」
「俺を怒らせるお前が悪い!」
「俺だって、本当はこんなこと言いたくないけど、あなたのために仕方なく言ってる!」そんな発言を何度も受けた。
幸せなはずなのに、モヤモヤする…
今回はそんなあなたに、これってモラハラ?共働きだけど、うちの夫はモラハラ夫?についてお伝えします。
これってモラハラ?共働きだけど、うちの夫はモラハラ夫?
これってモラハラ?
共働きだけど、これってモラハラ?とふと頭をよぎったことありませんか?
- 家事はしてくれるけど、やり方が違うと怒られる
- 些細なことでも、忘れてたり、できていないと説教される
- 夫と過ごす休日は実は気が休まらない
- 自分のやり方を押し通そうとする
- 自分の非を認めない
- 共感がなく、私の意見や気持ちをわかろうとしてくれない
- 口が達者で、喧嘩になってもいつも私が謝ってばかり
- 子どもに「ママみたいにだらしなくなっちゃだめだよ~」と悪口を吹き込む
上記の内容が1つでも当てはまるなら「うちの夫はモラハラかも!?」とモラハラを疑ってみましょう。
共働きだけど、うちの夫はモラハラ夫?
共働きかどうかは関係ない
共働きでモラハラって起こるのか・・・
確かに経済的DVはじめ、モラハラは強者と弱者、支配と従属の関係で起こりやすいでしょう。
経済的に夫が頼りの状態だと「夫を怒らせないように」「生活費がもらえないと困る」と夫に気を遣ってしまいがち。
そもそも、お金で妻をコントロールしようとする夫がおかしいのですが、お金がないと生活できないから、背に腹は代えられません。
家計を夫が握っているような場合だと特に夫に対して気を遣うでしょう。
そのため、共働きなど、妻に経済力がある、妻が稼いでいる…そんな状態だとモラハラなんて起こるの?と追われてしまいがちですが、モラハラは起こります。
- お金の使い方を事細かく聞いてくる、管理しようとする(「そんな高い化粧品、意味あるの?」「なんで、こんなものにそんなお金使うわけ?」など)
- 生活費を出さない(「お前が払っておいて」など生活費を出さない)
- 趣味や自分のことばかりにお金を使う(「俺の稼いだ金で何しようが勝手だろ!」「お前みたいなのと結婚したからストレスたまって飲みに行かないとやれないし。」)
- 夫婦のお金なのに自分だけで用途を決めてしまう(「これ、買っといたから」と有無を言わさず文句を言わせない)
モラハラは「倫理や道徳に反した暴言や無視など精神的ないじめ・嫌がらせ行為」です。
金銭面は関係ありません。
夫の態度や言葉で、あなたが怯えている。気を遣っている、ビクビクしている、そんな状態なら要注意です。
モラハラは自信がない
モラハラは被害者も加害者も自分に自信がもてず、自己肯定感が低い傾向があります。
モラハラ加害者は自分に自信がない自分に気が付きたくない心理から、強そうに見せかけますし(偉そうだったり、自慢する)、自分のほうが優位だと感じたいために、自分より下の人に対して見下した態度をとります。
そして、弱い自分は見たくないので、その恐れがあると自分を守るために攻撃的になりがちです。自分のせいにしたくないので他人に責任転嫁して、自分を優位に保とうとします。
反対にモラハラ被害者も自分に自信がありません。自分に自信がないのは、同じですが、攻撃対象を自分に向けがちです。
「自分のせいだ」「自分が悪いんだ」と自分を責め続けます。
お互いに自分に自信がないので、自分を信じていません。
そのため、何か自分の拠り所になるものを無意識のうちに探し求めています。
それが、夫婦になります。
モラハラする加害者は被害者を支配、従属させることで、自分の正当性・優位性を感じて「自分は間違っていない」と実感できるのです。
相手をコントロールできる、影響力の大きな自分に見せかけの自信を感じるのです。
一方で、モラハラされる被害者は加害者の意向に合わせることで、自分で決める、決断する責任から逃れることができます。
非常に歪んでいますが、お互いに利害が一致しているのです。
ただ、この関係性ははじめは相性抜群ですが、本当の意味でお互いが自立して協力して生きる関係性ではありません。
見せかけの自信だったり、責任回避をしあっていると、次第にお互いが息苦しさを感じるため関係性は不安定です。
それが表面に出てくる時には大抵、モラハラは深刻化しています。
モラハラかどうかはどうでもいい
モラハラになる夫婦の一例をあげましたが、モラハラかどうかは正直、どうでもいいことです。
あなたが抱えている苦しみや辛さ、生きづらさをどう解決していくか、克服していくのかが大切。
重要なことはお互いが自立して、自分の人生を生きること。そのうえで、一緒にいることを決めたなら、協力し合える、そんな夫婦関係を目指すこと。
自立には経済的自立と精神的自立があります。
経済的自立は、自分で稼いで、生活して生きていく・・・自分で自分を養っていくだけの経済力をつけるということ。
精神的自立は自分に自信をもつ、どんな自分も自分だと認めることで自己受容がないとできません。
モラハラ状態は精神的自立とはかけ離れた状況になるので、まず現状を直視して自覚することが改善の一歩になるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回はこれってモラハラ?共働きだけど、うちの夫はモラハラ夫?についてお伝えしました。
共働きだろうと専業主婦だろうと、モラハラ夫はモラハラします。
共働きだからはモラハラしない理由にはなりません。
あなたは心のどこかで、モラハラかもと思うから、きっとこの記事を読んでくれてるはず。
モラハラに気づいて、改善・克服することで、これからどう夫婦としてありたいか、自分はどうありたいのか、幸せを考える機会になれば嬉しいです。
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