自分のことが嫌い。大嫌い。
なんで、こんなこともできないんだろう…
自分なんて、いないほうがいい…
そんな気持ちが強くて、自分のことを好きになれない。
生きるのが辛い。苦しい…
自分を責めてばかりだと、とっても苦しいですよね。
私も数年前まで、同じように感じて生きづらさを抱えていました。
「自分に自信をもって!」「自分を愛してあげて!」と周りからアドバイスされても「どうしたら、自信ってもてるの!?」「自分を愛するってどうしたらいいの!?」とわからなくて途方に暮れていました。
しんどいから、辛いから自分を責めるのをやめたい。
自分を好きになれたらいいのに。
そんな風に感じているあなたに、今回は自分が嫌いでしかたない。苦しいと感じてしまう原因と克服方法!についてお伝えします。
自分が嫌いでしかたない。苦しいと感じてしまう原因と克服方法!
自分が嫌いでしかたない。
好き嫌いはどちらでもいい
自分を好きにならなきゃいけない
自分が嫌いなのは悪いこと
そんな風に思っているなら、それは間違い。
誰だって、良いところもあれば、悪いとこもある。完ぺきにいい人なんていません。
ダメな自分もいい自分も、それは全部合わせて自分自身。
好きとか、嫌いとかは正直、どっちでもいい。なんでもいいんです。
同じことをやっても、その日の気分や体調で、「嬉しい!」と感じたり「面倒くさい!」と感じたり、私たちの感情はコロコロ変わります。
一時の感情で決めつけてた「嫌い」をずっと引きづって落ち込んでいるのはもったいない。
世の中には好き、嫌いの白黒の2択だけではなく、グレーの部分がたくさんあること。
それは当然、あなた自身にも当てはまります!
そして、好きとか嫌いを決めている私たちの感情は一時的なものだから、それが絶対的に正しいわけではないことを覚えておいてくださいね。
自分のことばかりになってるかも
「自分はここがダメで~」
「あぁ、また自分は失敗して。ここが嫌だ」と内心で自分にダメ出しばかりしてる。
人と会話してても「自分は全然だめで~」「ホント、ダメな奴で」と自分を卑下する自虐的な事ばかり言う。
これって、謙遜とか謙虚、控えめな姿勢ではなくて、意識は自分のことばっかりになっている自己中に近いです。
自分に意識が向いてる。
自分しか見てない。
自分のことでいっぱい。
できない自分が気になるし、嫌だからどうにかしたくて、恥ずかしいから隠したり、取り繕って体裁を守りたい、だから自分を監視してばかり、自分に注意を向けてばかりになっている状態。
でも、それって他の人だったり、周りを冷静に見れていない、自分のことばかり状態で視野が狭くなっているかもしれません。
苦しいと感じてしまう原因
幼少期の影響や親との関わり
親から「お前はできない子」「ダメな子」と言われて育つと、「自分てダメなんだ」「自分はできない人間なんだ」と思い込んでしまいます。
まさしく、暗示にかかった状態で大きくなってしまったといえます。
また、笑われた、怒られたなどの経験から「恥ずかしい」「みじめ」「自分はダメだ」と勝手に自分で思い込んでしまっているという場合もあります。
変わらなきゃいけないと思い込んでる
自分はダメだから変わらなきゃ!
変わるために何かしなきゃ。行動しやきゃ。
そんな風に自分を叱咤激励ばかりしている。
具体的にどう変わりたいのか
何が理想形なのか。
その理想形は自分を苦しめるような理想になっていないか
そもそも変わる必要があるのか。変わらないといけないのか。
そういうことを自問してみると、どうでしょうか。
実はこの「変わらなきゃ」と思っていること自体が自分へのプレッシャーになって苦しさを加速させているかもしれません。
克服方法
視点を外に向ける
「自分が嫌い」
「自分がダメ」と自分に目を向けていたのを、他人であったり、外部に向けてみるトレーニングをしてみましょう。
例えば、
自分が会議中に「くしゃみ」をしてしまった。
今までは
「恥ずかしい。何やってるの自分。バカじゃないの!?」
「周りのみんな、絶対に内心笑ってる」
「自分、変なくしゃみじゃなかったかな・・・」
と顔をうつむいてしまったり、脳内で自分を責めたり、あざ笑ったり、心配したり、呆れたりしていたかもしれません。
でも、そんな風に思っているうちに会議が進行していたり、自分の意識が集中できなかったりします。
次、もし同じことが起ったら、内心はドキドキしていても平然としている。
気持ちを切り替えて、会議に集中する。周りを見てみましょう。
実は誰も全然気にしていない様子に拍子抜けするかもしれません。
人はあなたが気にしているほど気にしません。
大抵は自分の取り越し苦労だったり、気にし過ぎである場合が多いです。
誰もあなたを責めたりしていません。
自分だけが自分をひたすら責めているだけかもしれません。
自分を責めてしまうクセがあるなら、自分の心から視点をずらしましょう。
上を向いてみる、窓の外を見てみる。音楽をかける、ジャンプしてみる、深呼吸してみる・・・
自分のやることを増やして、自分を忙しくする。自分を責めるスキを与えないことです。
身体を休める
もともと、私たちは身体の状態を一定に保ちたい、「現状維持」を望むホメオスタシスという働きがあります。
何かを変えたり、新しいことに挑戦していくのは多くのエネルギーを使うし、成功するとも限りません。
安全や安定を求めるのは、生物として当然の欲求なので「今のままでいいじゃん!」「変わらなくていいよ!」という作用が働くことも自然の理が働くのです。
もし、あなたが睡眠不足や生活習慣の乱れ、食事の栄養バランスが崩れていたり、ストレスを溜めていたりして疲れていると、新しいことに取り組むエネルギーをもてません。
気持ちは「変わりたい!」と思っても全然できない、続かないというのは、もしかすると、エネルギー不足も影響している可能性があります。
新しいことをはじめたり、習慣化させるまでは、どうしても大量のエネルギーを消費するので、もともとエネルギーが不足している人は続けたくても続けられない。結果が出せないのです。
だからこそ、まずは身体を休めて、身体と脳にしっかりと栄養と休養を与えてあげましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は自分が嫌いでしかたない。苦しいと感じてしまう原因と克服方法!についてお伝えしました。
苦しいと感じてしまう原因は、あなたの過去の記憶や経験だったり、あなた自身の思い込みから来ています。
思考のクセで、自分ばかりに意識が向きがちになっています。
生きづらくなる位、苦しくなる位、自分を監視してダメだしして、落ち込んでの負のループ状態。そんな状態を続けても誰も得する人もいないし、楽しくもない。自分が辛くなるばかり。
そんな状態から脱出しませんか。
客観的に周囲を、自分を見ることができるようになると、自分のことを卑下したり、自己評価を低くしすぎることが少なくなります。等身大の自分を見れるようになっていきます。
「自分は~」と自分に意識を向けがちなのを、「相手のために何ができるのか」「目的を達成するために、今、なにができるのか」「自分がコントロールできること、最善はなにか」を自分に問いかけて行動につなげる。
自分を責めてばかりの負のループから抜け出せない時は、「自分なんて・・・」の思考は一旦、保留して、散歩したり、空を見たり、おいしいお茶を飲んだりして、「きれいだな」「美味しいな」と感じてみる。
意識して外に目を向けてみることで、自分のことを考える時間を極力、減らしてみましょう。
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