夫から離れられない・・・
夫からキツイことを言われたり、傷つけられることがある。
涙が出るし、心がいたい。
「もう、止めて…」と思っても、責められる日々が続く。
苦しい・・・そんな感情が心の奥でとずっとずっと続いている。
でも、時々、夫から優しくされると嬉しくなる。
夫が必要としてくれてると、嬉しくてたまらない自分がいる。
理不尽な事言われたり、こんなに尽くしてるのに否定ばかりされて、
傷ついて、落ち込んで、喜んでそんな繰り返しばかり。
友人からは「よく、そんな旦那と続けられるね。私なら無理!別れてる。」と言われる。
でも、私にとっては大切な人だし、いいところもあるから…と言い聞かせる毎日。
そんな堂々巡りの苦しい状態が続いているあなた、それは依存状態になっているかも。
好きなのか、情なのか分からない・・・・・
「大好き!大好き!」な状態じゃないのに離れられない・・・
「苦しい」と思っているのに、抜け出せない・・・
少しでも心当たりがあるなら、ぜひ読み進めてください。
今回は夫から離れられないのは依存のせい!?苦しい状態を断ち切るために!についてお伝えします。
夫から離れられないのは共依存のせい!?苦しい状態を断ち切るために
共依存とは
自分の身近な人との関係に悩んでいる。
幸せになりたいと思いながらも苦しさを感じ続けている。
離れたいのに、離れられない。
そんな状態は共依存といえます。
共依存とは、自分と特定の相手が過度に依存しあっている状態で、一方はお世話をしたりする過度な愛情=依存と、もう一方は愛情と言う名の下に相手を支配して自己満足をする。
お互いに偏った愛情によって、成り立っており、無意識のうちに、その関係性を保つような力関係が働いて、逃げられなくなる状態のことです。
もともとはアルコール依存症の患者とその家族の関係性をさしていました。
アルコール依存症の患者は入院して、治療を受けて家に帰るけれど、再発者が多かったのです。
理由を調べてみると、病院だと、医師や看護師から制限を受けて、厳密に管理されていますが、家に帰ると配偶者がなんでもやってくれる、例えば、仕事に言ってくれるので、自分はヒモ状態。さらに、帰りにお酒を買ってきてくれる、お酒を飲んで暴れても、尻ぬぐいを配偶者がしてくれる。
アルコール依存症の本人は配偶者がいないと生きていけない状態にある一方で、配偶者もまた世話や介護をすることに依存している状態で、アルコール依存を助長していることがわかりました。
問題は、相手と自分の線引きができておらず、曖昧になっていること。
相手の問題を自分の問題と据えてしまう。自分は自分、相手は相手となっていない。
お互いに精神的に自立していないから、相手のことばかりに首を突っ込もうとする。
自分の望み(支配であったり、優位に立ちたいという気持ち。寂しいから必要とされる、お世話するなど)を満たすために、相手の本来の力やできることをお互いが奪い合っており、お互いが「本来の自分を生きる」状態を制限している状態といえます。
共依存の原因とは
そもそもの共依存の原因はなんなのでしょうか。
それは、幼少期の親との関係や成育環境が影響しているといえます。
幼少期に「そのままでいい」「ありのまま」の存在を受け入れて、十分に愛してもらえなかったことが、歪んだ愛情表現となっています。
例えば、親が過保護・過干渉だった場合、いつも親がお世話をしてくれたことで「やってもらって当たり前」になってしまった。また、親から否定されたり、バカにされてると自信がなくなったり、自分はすごいんだと周りに認められたいから、偉そうな態度をとったり、争う姿勢が強いなどの傾向が現れます。
苦しい状態を断ち切るために
共依存を認める
まずは自分が共依存なのだと気づくことが全てのはじまりです。
本当に共依存かどうか、確信が持てなくても良いのです。
「私は夫に嫌われることを恐れている」
「私は夫に見捨てられてしまうんじゃないかと不安になってる」
「私は自分に価値がないから、夫以外、誰からも愛してもらえないと思ってる」
そんな風に少しでも不安や恐れから、夫に固執してる自分がいるなら、精神的に自立できていない証。
共依存かどうかは抜きにしても、心をラクに自由にいきるために、精神的な自立を目指していくことが、今あなたが抱えている悩みや苦しみを解放する方法です。
自分を大切にする
自分の本音に耳を傾けること、自分の本音を表現していくことが自分を大切にしていく一歩です。
共依存状態だと、いつも相手の顔色をみたり、相手に合わせて自分は後回しになっていたはずです。
でも、あなたにだって意見はあったし、意志もあったはず。
「自分はどうしたいんだろう」「自分が求めてることはなんだろう」自分に問いかけてみましょう。
もし、何も出てこないなら、長年、自分を押し込めて我慢し続けていたので、自分の本音や本心がわからなくなってしまっているかもしれません。
そんな時は、ゆっくり体を休めて睡眠をとって、心身をまずは元気にすることを最優先にしましょう。
それができたら、少しずつでいいので自分で選ぶ・考えることをしていきましょう。
本当は今、何が食べたい?
本当は今、何がしたい?
お金とか、状況とか抜きにしたら、本当に今、自分が望んでいるのはなんだろう?
最初は出なくていいです、分からなくてもいいです。
でも、自分に問いかけ続けることで、押し込められていた自分が少しずつ出てくるようになります。
まとめ
いかがでしたか。
今回は夫から離れられないのは共依存のせい!?苦しい状態を断ち切るためにについてお伝えしました。
自分を大切にする、本当にこれに尽きます。
誰かのために、を本当にやりたいのならば、まずは自分を満たすことです。
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