モラハラは治らない
モラハラ夫とは離婚するのが唯一の解決方法
そんな言葉を目にして、躊躇っていませんか。
その一歩を踏み出す勇気がもてない、
そこまでは考えていないけど、どうにかしたい!
そんな風に思っているあなた。
モラハラには治る可能性のあるモラハラとそうではない、モラハラがあります。
今回はモラハラを治すことはできるのか?モラハラを見極めるための方法!についてお伝えします。
モラハラを治すことはできるのか?モラハラを見極めるための方法!
モラハラを治すことはできるのか?
本人の自覚
モラハラを治すことはできます。でも、その道のりは険しい。
モラハラはまず、モラハラしている加害者の本人が「自分はモラハラしてる」と自覚するところからはじまります。
モラハラ加害者は大抵、「自分は正しいことをしている」と思っているので、そもそも「自分がモラハラをしてる」と思わないし、自分が悪いことをしていた、と自分の非を認めることがほぼありません。
そのため、最初の段階でほとんどの人が「自分のモラハラに気が付かない」とか、モラハラを指摘されても「俺は違う!」と否定するので、モラハラを自覚すること自体が難しいのです。
周囲ができることは少ない
本人がモラハラだと気づかない以上、モラハラを自覚させる方法は他にないのか。
直接、本人に伝えてもマジメに取り合ってもらえません。まして、自分より格下と思っている妻から「あなたはモラハラしてる!」と言われても、心に響くことはないのです。
周りができる、モラハラを本人に自覚させる方法としては、モラハラ当人が尊敬したり、一目置いているような人にモラハラを指摘してもらうという方法です。
例えば、会社の上司や先輩、もしくは学生時代の先生や先輩など。
なかなか家庭内だったり、夫婦のことを相談するのはハードルが高いのですが、以前から交流があって、妻のあなたの話もフラットに聞いてくれる、信頼できる人だったら相談してみるのもアリです!
夫を擁護する人だと、夫に妻から相談があったことが伝わってしまい「恥をかかされた!」と夫からさらにモラハラが強まる可能性もあるので、注意が必要です。
モラハラを見極める方法とは
モラハラ夫の種類
ひとえにモラハラ夫と言っても、様々な性格の人がいますし、下記のような言い方をする場合もあります。
- 亭主関白
- 横柄
- ワガママ
- 自己中心的
- 自己愛性人格障害
- 回避性人格障害
また特徴だったり、言い方はひとつではなく、複数組み合わさっていたり、ケースバイケースで表面化する特徴が違っている場合もあります。
定義や言い方はなんでもいい
モラハラにも程度が様々あります。
24時間モラハラする人もいれば、時々モラハラ出てくる人もいます。
モラハラの定義は道徳や倫理を脱した精神的な暴言や言葉や態度による嫌がらせのこと。
被害を受ける人によっても、嫌だと感じる度合いや精神的な苦痛の感じ方は違います。
しかし、加害者本人に自覚がなく、被害者を追い詰めて精神的な苦痛を与え続けているなら、それは亭主関白であれ、わがまま夫であれ、モラハラ行為に該当してるといえるでしょう。
罪悪感の有無
モラハラが治るかどうかの見極めは加害者本人に罪悪感の有無です。
罪悪感がなく、モラハラ行為をやっている人は治りません。
罪悪感とは良心があるからこそ、感じるものです。
罪悪感を感じると言うのは脳が正常に動いてる証拠とも言えますが、罪悪感を感じない人は、脳が正常に働いていません。
それは幼少期の家庭環境の影響で、脳の前頭前野という機能が一部不全を起こして上手く機能しなくなっている状態といえます。
脳の機能不全
罪悪感をもてない人は脳の前頭前野が機能不全を起こして、正常に働いていない状態です。
前頭前野とは簡単に言うと「理性」です。
「考える」「記憶する」「アイデアを出す」「感情をコントロールする」「判断する」「応用する」など重要な働きをもっています。人間が人間らしくあるために必要なことを担っている器官といえるでしょう。
過保護や過干渉、愛情不足によって、脳がダメージを受けて、前頭前野(理性)が働かなくなり、怒りっぽくなったり、共感ができなかったり、集中できないなど自分の本能や感情が最優先されている状態となります。
夫のモラハラはあなたの努力が足りないから、頑張りが不十分だから改善しないのではないのです。
治らないモラハラは、脳の障害です。そこには本人の意志や性格、周りの努力は関係ありまません。
見極めをする自分の心は正常な状態なのか
あなたが治るモラハラなのかを見極めたいと思ってこの記事を読んでくださっていると思います。
それは、モラハラが治るかどうかを知ったうえで、自分の進退(離婚する、共生する)を決める判断材料にしたからですよね。
そんな時、心に留めておいてほしいことがあります。
あなたは今、冷静に判断を出せるほど、心は整っているでしょうか。
どんな決断も覚悟ができれば、あとは行動するだけです。
その決断も覚悟もできない迷っている状態が一番、苦しい時。
人生の一大事ですから迷うのも決断に時間がかかるのも当然のことです。
人生の岐路を考えなけばいけない時、あなたはモラハラによってボロボロに傷ついた精神状態になっています。
「自分なんて」「自分はダメだ」と自己卑下になっていませんか。
もしくは「とくかく、現状から逃れたい」の一心で後先のことを深く考えないまま進もうとしていませんか。
どんな決断をしても、あなたの人生・生活はまだまだ続きます。
結論を急がないこと。
自分の心を整えてから、判断しても遅くありません。
夫のモラハラがどうだこだという前に、まず、自分の傷ついた心を癒して、自分を元気にすることを考えてみてほしいです。
まとめ
いかがでしたか。
今回はモラハラを治すことはできるのか?モラハラを見極めるための方法!についてお伝えしました。
モラハラを見極めるためには、まず、見極めるあなたの心が元気でないといけません。
モラハラを治すのに大切なのは加害者本人の自覚ですが、それ以上に、あなたがモラハラに影響されないような自分になることも大切です。
他の記事では心の元気を取り戻す方法もお伝えしてるので、参考にしてください。
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