普段は優しいのに、突然、怒り出す夫。
普段、穏やかなのに喧嘩になると暴言がひどい。
夫婦喧嘩の前後はむすっとして、話しかけるなオーラが全開。
話しかけても無視したりそっけない態度。私を見る目が冷たい。
挨拶も返さないし、家の中はピリピリと空気が悪い。
怒らせないように、不機嫌にさせないように夫の顔色を見て、気を遣う毎日。
「夫が怖い。気を遣いすぎて心が休まらない・・・」と感じているあなた。
今回は夫の不機嫌が怖い。不機嫌に振り回されるのを止める方法についてお伝えします。
夫の不機嫌が怖い。不機嫌に振り回されるのを止める方法!
夫が不機嫌のとき
夫の不機嫌を無理に止めさせようとしない
夫が不機嫌だと「なにかあった?」「怒らせちゃった?」「どうしたの?」と理由を聞いて原因を知って解消しようとしたくなりますが、それ意味ありません。むしろ逆効果です。
ほとんどの場合、夫が不機嫌な理由はあなたではありません。
不機嫌になったきっかけのひとつは、あなたかもしれませんが、そもそも自分の感情のコントロールは自分がするもの。
いい年の大人が周囲を不愉快にさせる子供じみた不機嫌を選んで行動することにGOサインを出したのは、まぎれもなく夫本人です。
自分の心の主人は自分です。
私たちは自分以外の人を変えることはできません。
それは夫も然り。夫の不機嫌は夫にしか治せません。
まずは、それを肝に銘じておきましょう。
そもそも自分が不機嫌な自覚がない可能性も
男性に限ったことでもありませんが、不機嫌になることにメリットがあると無意識のうちに感じているから不機嫌を繰り返している場合も。
それは、不機嫌になれば自分の要望が通り、プライドも保てるし、妻が自分に合わせてくれる。そのため自分が不機嫌になってしまう本当の問題(心の弱さや自分の未熟さ)と向き合わずに済んでしまってラクだと経験的に知っているから。
そのため、イライラしたら不機嫌を使って、相手に自分の問題を解消してもらおうとします。(そして、根本的な解決になってないから、また繰り返す。)
無意識の中で、やっているので自分はそもそも不機嫌になっていることにすら、気づいていない可能性が高いです。
不機嫌になることで、相手が気を遣ってくれて自分がラクをできる、自分の本当の感情と向き合わないメリットがある一方で、不機嫌によって周りからの信頼を失っているという、深刻なデメリットを自覚していません。
対処法
男女の違いを知る
男性と女性では脳の構造に違いがあります。
男性は理論的に考える傾向が強く、女性は感情的に考える傾向にあります。
コミュニケーションや共感を重視して感情を伝えたりすることが得意な女性に比べて、男性は構造上、自分の感情を言葉にするのが苦手。
さらに、男性はプライドも高いので自分がなにかネガティブな感情を抱いていることを認めたくもないし、ネガティブな感情をイライラや怒りなどに置き換えて自分の本心(「辛い」「悲しい」「悔しい」「怖い」など)を見ないようにフタをしてしまう傾向が。
また、女性は親しくなればなるほど、近づきたい、わかりあい合いと思い、話をたくさんしあうことを求めがちですが、反対に男性は近い親しい存在だからこそ、信頼してほっとく、自分もほっとかれることが信頼されている証拠だと感じます。
そのため、「どうしたの?」「なにがあったの?」と根掘り葉掘り聞かれると「信頼されていない」と感じるし、うっとおしくてうんざりしてしまいます。
そもそもの男女の特性に大きな違いがあるため、あなたと夫は感じ方が違うことを、まずは認識しましょう。
普段通りにする
普段通りに接します。
夫の機嫌が悪くても「どうしたの?」とかいちいち聞かず、普段通りでいる。気を遣う必要はありません。
どんなに夫が不機嫌オーラが全開でも、ひるんで気を遣っては夫の思うつぼです。
ひっかかってきたり、口調が荒くてもスルー。
あなたが無理なくみれる範囲は、夫の不機嫌はスルーして生暖かく見守ってあげましょう。
目指すは「天然な妻」。女優になりきって、スルー力を身につけましょう!
注意点としては、夫に対抗してあなたまで不機嫌になってしまわないこと。あなたまで不機嫌や無視をすると夫婦仲が悪化するだけなのです。やめましょうね。
相手に気を遣ったり媚びる必要はありません。夫の機嫌を気にしてオドオドしたり、ビクビクして一喜一憂するのではなく、自分がいい気分で過ごすように自分の心を整えることに最優先します。
八つ当たりがひどいときは対抗する
夫の態度があまりにもひどいときは、感情的にならず、冷静になって不機嫌のデメリットを伝えましょう。
そして、それでも不機嫌が治らない時はこちらも覚悟を決めて「不機嫌は許さない。やめて。」と本気で伝えましょう。やさしく諭しても直らないなら、多少、感情的になっても「嫌なものは嫌だ。直さないなら、一緒にいることはできない。」ときっぱり伝えます。
その時も冷静さは失わず、「不機嫌になっても自分も周りもいいことはない」ということ1点を伝えることに集中しましょう。
男性はひとつのことしかわかりません。過去の出来事を持ち出して言うと論点がなにかわからなくなってしまいます。
また、相手の人格を否定するのは厳禁ですよ。プライドを傷つけられたと男性が思えば、心を閉ざして、どんなにあなたが正論や大切なことを言っても聞く耳をもってくれなくなります。
戻ってきたら快く迎える
夫が不機嫌になったら、「今、不機嫌なのね~いい大人なんだから、すぐ切り替えて戻れるよね」と内心思いながら、夫を信頼して気長に待ちましょう。
(あまりに長引いたり、ひどなら、注意も必要です。)
不機嫌オーラ全開でも、問題が解決すればけろっとスッキリした顔になって戻ってくるかもしれません。
そんな夫の機嫌に振り回されたことで腹が立ったり、恨み言、小言のひとつも言いたくなるかもしれません。
八つ当たりした謝罪もないと腹正しいし、「なんで私がこんなに大目にみなきゃいけないの!?」と不公平感を感じることもあるでしょう。
そんな時、考え見てほしいことがあります。あなたの目的はなんですか?
家庭で家族みんなで穏やかに楽しく過ごすことではないでしょうか。
夫の機嫌が直りかけて、せっかくコミュニケーションを求めてきた時に、妻の方が怒って機嫌が悪くなっていて、それを拒否してしまうと、仲直りのチャンスを逃してしまうの、注意が必要です。
仕返しをしない、夫に対して寛大になったり譲れるなら、あなたのほうが夫よりはるかに精神年齢が大人なのです。
大人になれるほうが、大人の対応をするほうが夫婦関係も上手くいきます。
モラハラかも
夫が怖くてに口答えなんで無理…私が何を言っても聞こうとしないし、届かない。
私の言うことなんて、全否定されるし、辛くなるだけ。諦めている。
そんな風にあなたが感じているなら、あなたの夫はモラハラかもしません。モラハラは夫婦関係が対等ではなく支配従属の上下関係になって、あなたは夫にコントロールされている状態です。
モラハラを受けていると、自尊心が失われて、理不尽なことが起こっても、逃げたり、対抗して改善するなど、エネルギーがなくなってしまいます。
夫が世界の中心になって、あなたは夫の顔色を気にして疲弊していくばかりです。
早急に対処するためにも、まずは誰かに相談しましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は夫の不機嫌が怖い。不機嫌に振り回されないための方法についてお伝えしました。
誰でも不機嫌になってしまうことがあります。
でも、それをすぐに切り替えられる人といつまでもそれに囚われている人とでは、大切な時間の使い方がまるで違います。
不機嫌になって人は周りの人がどれだけ迷惑なのか、わかっていません。そんな理不尽なふるまいをする人にあなたは振り回される必要はないのです。
あなたは嫌な気持ちで人生を過ごすのと、楽しい気持ちで過ごすのとどちらが良いでしょうか。
あなたができることは自分の気持ちを整えて、相手に振り回されないこと。
そのためにも自分の感情を自分でコントロールしていく術を身に着けるのは非常に大事ですね!
よかったら、励みになるので応援お願いします^^↓