今まで専業主婦だったから、たいしたスキルもないし…
結婚してから仕事なんてやってないから、育児と両立できるのか不安…
仕事をはじめたいと思っても、ブランクがあるから仕事をするのをためらってしまう…
家庭との両立が不安…
どうやって、仕事を見つけたらいいのか分からない…
いざ仕事探しをしようと思っても、ブランクがあると不安でいっぱいになりますよね。
今回はブランクがあっても仕事は見つかる!仕事探しの心構え!についてお伝えします。
ブランクがあっても仕事は見つかる!仕事探しの心構え!
ブランク期間があっても仕事は見つかる!
女性の労働力が求められている!
一般的にブランクは仕事探しにとってマイナスのイメージでとらえがちですよね。
でも、そんなことありません。
日本は少子高齢化社会にまっしぐらの道を歩んでいます。
内閣府の統計からの予測だと2035年の時点で65歳以上の人口割合が32%になります。
65歳以上の人1人当たり、1.5人の労働人口(14歳~64歳)で支えていかなくてはいけません。
また、日本の人口減少は進んでおり、現在1億2千万人の人口が2050年には1億人を割ると予測されています。
つまり、元気に働ける人の人数が年々減って労働力不足になっていきます。
AIや自動化も進んでいますが、まだまだ人口減少をカバーするだけの基盤にはなっていません。
そのため国は高齢者や女性活用を促す政策を打ち出しており、
今後は何かしらのブランクがあっても、元気なうちは働こう!の社会へシフトしているのです!
仕事を選ばなければ、仕事のある日本
有効求人倍率をあなたはご存じでしょうか。
仕事を探している人に対して求人がどのくらいの割合いるのかを出した数値なのですが、日本はほとんどの地域で1倍以上あります。
それは仕事を探している人に対して求人は必ず1つはある状態であることを指します。
つまり、仕事を選ばなければ、働こうと思ったら働ける(求人がある)状態なんですね。
もちろん、希望の条件があったり、自分のキャリアや人生を考えるなら、好きな仕事ややりたい仕事をやったほうがいいでしょう。
ただ、働こうと思ったら仕事があるんだ!と思うと少し心がほっとしませんか。
えり好みしなければ、現在の日本に仕事はあるのです。それは念頭に置いておきましょう!
仕事探しの心構え
自分の譲れないものをハッキリさせる
仕事を探そうとするとき、あなたは何に重点を置きますか?
- お給料の金額
- 福利厚生
- やりがい
- 通勤時間
- スキルアップ
- 人間関係
きっと、「どれも大事!」ですが、全てを叶えてくれる求人は早々見つかりません。
(求人があったとしても、あなたが採用される可能性もわかりません。)
必ず、あなたの中で仕事を探すにあたって、優先順位をつけていくはずです。
その時に、欲張って「あれと、これと、それと・・・」と多くを求めすぎないことです。
絶対に絶対に自分はこれだけは譲れない!というものをハッキリさせること、
そしてその軸をもって、仕事探しをしてくことを念頭において下さい!
最初から完ぺきを求めない
あなたの理想をパーフェクトに叶える求人がないように、あなたも企業サイドから見れば、完ぺきな人間ではありません。
家庭があったり、子育てをしている一人の女性としての面があることは重々承知です。
そのうえで、会社でなにができるのか、面接の時にそれを知りたいのです。
よく、面接の時に「この仕事はできますか?」「これはどう思いますか?」と聞かれて「自分はできないかもしれません・・・」「良く分かりません・・」と答えてしまう方がいます。
素直と言えば素直なのですが、ブランクからの社会復帰で自信がなかったり、家庭との両立で不安があったりで、曖昧な回答をしてしまうと相手も不安になります。
必要以上に自分を卑下する必要はありませんし、謙遜する必要もありません。
結婚前はちゃんと働いていた経験があったり、結婚して家庭のことを第一に励んできた、子供を必死に育ててきた、悩みや課題に対して、自分なりに考えて工夫して乗り越えてきた、それは立派な素晴らしいあなたのキャリアです。
引け目を感じる必要もないし、堂々とすればよいのです。
自分が与えられるものはなにかを考える
よく、履歴書や面接の時に、仕事をするのが不安すぎて「子どもの迎えがあるから残業は絶対にしません」とか「通院があるから、仕事にこれない日があります!」と自分の条件や要求を前面に出して、言ってくる方がいますが、これはNGです。
条件や希望を言うのは問題ありませんが、採用試験はあなたが職業人としてどうか、社内外でコミュニケーションが円滑にとれるのかを見ます。
自分事ばかりを考える、自分優先の姿勢の人は、誰も一緒に仕事をしたいとは思いません。
相手の話を聞いた上でとか、最後に言うなど、言い方や言うタイミングにも注意しましょう。
ブランクをリカバリーする力があれば大丈夫
「私は離婚しています」
「別居中です」
「子どもがいます」
それを相手に伝えるだけで良しと思っていませんか。
「私って大変なの。だから許してね♡」では会社は社会は誰も助けてくれません。
あなたは若い新卒の女の子ではありません。可愛いで許される時代は終わりました。
大人の女性として、仕事で行動で周りの信頼を得る努力をしましょう。
ハンデを抱えているなら、それをまずは自分でリカバリーする気持ちが大事です。
残業はできないかもしれない。でも、顧客へ事前に連絡をして、業務時間内で打ち合わせを終わられるための工夫はできるはずです。根まわしや下準備、社内のコミュニケーションやヘルプ・フォロー体制の強化など、あなたの働きかけで、社内の生産性が高まる可能性があります。
今すぐ、何か思いつかなくてもいい。資格もないし、アイディアが浮かんでこない…と落ち込む必要はありません。仕事をはじめてからも、考え続けることです。その姿勢が本当に大事なのです。
変化し続けること。考え続けること。
いくら、現在の日本ならえり好みしなければ仕事がある状態だったとしても、
20年後、30年後はAIに奪われてしまう仕事はたくさんあります。
子どもの教育費、自分の老後資金など、自分が生きていくためにあなたはどんな形であれ、頭を使ってお金を得て、生きていかなくてはいけません。
生き残るのは強いものではなく、変化できるもの。
移り変わりの激しい現代に、柔軟な思想とフットワークの軽さをもって、変化に対応していく情報収集と行動力が何よりも大切。
与えられた仕事を単にこなしていればいい時代は終わりかけています。
どんな時代になっても、自分を守る、愛する家族を守る、周りにいる人を幸せにしていくために自分はなにができるのか、自分ができる価値提供はなんなのか、自分に問いかけ続けていく。考え続けて行動することが大切です。
まとめ
いかがでしたか。
今回はブランクがあっても仕事は見つかる!仕事探しの心構え!についてお伝えしました。
ブランクがあると仕事をすることの不安やためらいが大きくて最初の一歩をなかなか進めることができません。
でも、大丈夫。まずはやってみることです。
最初からパーフェクトを求めずに徐々に慣れて良ければいい。失敗しながら、試行錯誤しながら、自分のキャリアを構築していけばよいのです。
求人や出産には年齢制限はあるかもしれませんが、人生は何回でもやり直せます。
やるかやらないかの、あなたの覚悟だけ。要はあなたのやる気と工夫次第です。
別の記事では、具体的な仕事の探し方についてもお伝えしますので、参考にしてみてください。
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