幸せになるために結婚したのに、結婚生活が上手くいかない。
夫婦でいることが苦しい。
夫と一緒にいると、辛くなる。
決定的な何かがあったわけじゃない、付き合っていたころは毎日、楽しく笑い合っていたのに結婚したら、会話もないし、喧嘩ばかり。
一緒の空間にいると息苦しい、気が重くなる。
喧嘩がしたいわけじゃないのに、相手の言動が気に障ったり、落ち込んでしまう。
家庭と言う閉鎖的な空間で、毎日同じことの繰り返し、息が詰まる。
今回はそんなことに悩むあなたに、夫婦でいることが苦しいと感じる原因と対処法をお伝えします。
夫婦でいることが苦しいと感じる原因と対処法
苦しさの原因
価値観の違い
夫婦であってもパートナーは別人格です。
考え方や物事の見方、進め方、好みなど全く違います。
同じ絵を見ていても「やさしい絵」と思う人もいれば、「面白味のない絵」と思う人もいます。
価値観が同じ人なんていません。夫婦であっても全く違う人間です。
でも、夫婦という近すぎる存在であるがゆえに、私たちは時々、錯覚を起こして「パートナーも自分と同じように思ってくれてるはず!」と思い込んで、その反応を期待してしまうことがあります。
価値観が違うのは当たり前なのです。
大切なことは違いを認めること、自分と違うからといって相手を否定しないこと、それがイコール相手を尊重することになります。
生活習慣の違い
生まれ育った環境も家庭も夫婦は違います。
各家庭では各家庭のルールや生活様式があります。
クリスマスひとつとっても、プレゼントをあげてケーキを食べる家庭やプレゼントは特にあげない家庭、普段通りに過ごす家庭など様々です。
大切なことは、どれが正解でどれが間違っていることはないこと。
別の生活様式をもった二人が一つ屋根の下で暮らすので、衝突や違和感、違いがあるのは当然でしょう。
とくに結婚して1~3年目くらいの新婚時には幸せなイメージが多いですが、実際には衝突が多い時期。どうしても、今までの自分の生活様式とは違うので、お互いの違いに目がいきやすくなります。
どちらかの家のルールにするのではなく、二人の家庭のルールや習慣を模索しながら、確立させていくことが大切です。
自分が大切にされていると感じられない
付き合っていたころはたくさん連絡をとりあったし、たくさん話もした。
私のことをたくさん気にかけてくれたのに、今は朝晩、顔を合わせても挨拶するくらい。
会話と言えば、子供のことと連絡事項だけ。
私が具合悪くても、心配したり優しい言葉をかける気配もない。
自分は夫にとって家政婦みたいな存在なのかな・・・そんなことを思うと虚しく感じますよね。
女性は親しくなればなるほど、もっと自分の気持ちをわかってほしい、わかり合いたいと望むものですが、男性は親しくなればなるほど、言わなくてもわかると思うのです。
決して、あなたのことが嫌いで無口になったとか、話さなくなったのではありません。
また、女性は自分を気にかけてくれたり、自分に手間や時間や労力を割いてくれたことに愛情を感じますが、男性は自分を信頼して自由にさせておいてくれることに愛情を感じます。
男性と女性では愛情表現や愛情の感じ方が全く違うのです。
相手から与えてもらうことばかりを求めていると、相手も自分も苦しくなります。
男女の違いを知ることで、ラクになることもあります。男女の違いについては別の記事でお伝えしますので、よかったら参考にしてみてくださいね。
マンネリ
結婚生活に慣れて、代り映えしない毎日に息が詰まる。
楽しくないと感じてしまう。そんな時ってあります。
マンネリと言うのは関係が落ち着いている、安定している証拠でもあります。
そんな時こそ、一人の時間をもって新しいことを始めてみたり、仕事や趣味、ボランティア、自分磨き、自己実現など家庭の外に目を向けて行動してみることで、新しい視点がはいってくるはずです。
勝ち負けにこだわる
夫とケンカになるとお互いに自分が正しいことの言い合いになっていませんか。
「自分の考えこそが正しい!」と言い合ってばかりで、相手の意見に対して、素直に耳を傾けたり、「うんうん」と傾聴する姿勢になっていない場合が多いです。
誰だって自分から折れたり、謝ったり、自分の意見を否定されたりは嫌なもの。
だけど、その場の勝った、負けたなどの目先の勝ち負けや損得ばかりを気にしていると、本当に大切なものを見誤ってしまいます。
あなたは夫婦関係に何を求めていますか?夫とどんな風に結婚生活を送りたいでしょうか。
お互いに責め合って、いがみ合って、否定しあってギスギスした関係を望みますか?
それとも、お互いが信頼しあって尊敬しあって、許し合って、笑い合う関係を望みますか?
あなたは今、自分がやっている行動で、あなたが本当に望んでいることにつながっているのか、考えてみましょう。
自分が大変選手権
「自分ばっかり大変」「自分のほうが、損してる。」そんな気持ちが募っていませんか。
飲み会ばかりの夫に対して
「家事も育児も全然しないで、仕事して飲んで帰ってくるだけでいいよね。私は朝から晩まで子供の世話して、家事してヘトヘトで大変なのに・・・自分ばっかり苦労してる」そんな風に被害者意識をもっていませんか。
私のことを認めて!もっと褒めて!あなたにはそんな本心が隠れているかもしれません。夫が褒めてくれない、認めてくれないなら、自分で自分を大げさなくらい、いっぱい褒めてあげてください。
被害者になってる
「自分は可哀そう・・・」と被害者意識をもっていると、卑屈になります。
相手を責めたり、自分を憐れんでばかりいると、問題の解決や改善をするための考え方にシフトしません。
ずっとモヤモヤと不平不満を言ってるだけで、自分も相手も嫌な気分になるだけ。生産性もありません。
たしかに、あなたは毎日大変で疲れているのでしょう。
でも、あなただけが本当に大変なのでしょうか。
夫は本当になにもやってくれないのでしょうか。
100%夫が悪いのでしょうか。
自分の工夫や発想の転換で、自分が今よりもラクになる場合があります。
モラハラ
なにを言っても、文句を言われる。怒られる。責められる。
突然、夫が不機嫌になったり、無視されてどうしたらいいのか、わからなくなる。
モラハラは精神的ないやがらせの言動や態度のこと。
モラハラはエスカレートします。あなたが参ってしまう前に、早急に対処することが本当に大切です。
「うちの夫はいいところがあるから・・・」
「優しいところもあるし・・・」と波風を立てたくなくて、自分が我慢しようとするかもしれませんが、そんなことを続けているとあなたが疲弊して壊れます。
他の記事でモラハラチェックやモラハラの特徴もお伝えしてますので、参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたか。
今回は夫婦でいることが苦しいと感じる原因と対処法についてお伝えしました。
夫婦の悩みは十人十色ですが、「相手が悪い」と相手ありきで考えていると、なかなか問題は解決しません。
私たちは他人を変えることはできません。夫であっても妻のあなたには彼を変えることはできないのです。
自分ができるのは、自分を変えることだけ。自分の行動や考え方を変えてみることで、結婚生活の閉塞感を打破するヒントが見つかるかもしれません。
ぜひ、頭で考えてばかりではなくて、あなたの幸せな人生のために小さな一歩を行動につながることを願っています。
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