結婚は女性の夢、憧れなんて言われていたから、漠然と結婚したら幸せになれると思ってたのに!
いざ、ふたを開けてみれば、我慢や制限イライラしたり不安になる事ばかり。
付き合ってる頃はあれほど、魅力的に見えていたパートナーも気が付くとマイナスなところばかりが気になってしまう。
結婚生活をはじめてみたけど、なんか辛いかも。
苦しいな。なんか想像以上に疲れる。楽しくない。
そんな風に思っているあなたに、今回は結婚生活が辛くて疲れてしまった時、思い出してほしい考え方と対処法についてお伝えします。
結婚生活が辛くて疲れてしまった時、思い出してほしい考え方と対処法
結婚生活が辛い原因
生活環境が整っていない
結婚して、転居した、仕事を辞めた、家具家電がそろっていない、土地勘がなくて買い物や出かけるのに時間がかかる・・・
そんな状態は生活環境が整っておらず、必要以上にストレスがかかっている状態と言えるでしょう。
結婚は喜ばしいおめでたいことの反面、非常に大きなストレスがかかるライフイベント言えます。
それは、環境の変化であったり、新生活に慣れるまで、パートナーとの生活を足並み揃えていくのはそれほどまでに大変ということ。
そんな状態だと、塞ぎ込んだり、不安になったり、イライラしたり、疲れてしまうのは当然。
2~3年くらいすれば、だんだんと落ち着いてくると言われますが、新婚期間は価値観の違いをはっきりと意識したり、ケンカが多くなったり、衝突が絶えない時期でもあります。
家族関係がうまくいっていない
今まではパートナーだけの関係を見てくればよかったですが、結婚したことで、パートナーの親や兄弟、親戚との付き合い、自分側の家族や親戚とのパートナーの付き合いがはじまります。
やはり、それも時間が経たないと慣れなかったり、気を遣うものです。
それぞれが他人同士、どうしても生活習慣の違いや言い方、などカチンときたり、違和感があったり「?」と戸惑うこともあります。
止めてほしい事や言いたいことがあっても実の家族に言うようには言えなかったり、今後の関係を考えると言うのをためらって我慢してばかりになったり…とストレスを溜めがちです。
とくに、結婚式を挙げたり、子供のが生まれたりとあなたが譲れない時に、家族関係で意見の相違があると神経を擦り減しがち。
大きな問題が発覚した
結婚前に気が付かなかった大きな問題やトラブルが、結婚生活がはじまって発覚した。
相手に隠されてた!裏切られた!とショックな気持ちになるかもしれません。
ただ、どんなものであれ、自分で勝手に判断してしまわない事です。
まずは相手の言い分に素直に耳を傾けることです。
そして、今後の結婚生活で一緒に協力していけるパートナーであるのか、よく見極めましょう。
長い結婚生活、多かれ少なかれトラブルは必ず起こります。
それは一人であっても、生きてる限り、なにかしらの問題は起こるもの。
色んな人の助言や見方を知ったり、期限を決めたり、一緒に頑張れる、協力していけるような信頼できる相手に値するのか、長い目で見た時にどうなのかをよく考えましょう。
疲れてしまった
まずは眠ろう。休もう。
知らず知らずのうちに疲れが溜まっている・・・
イライラしている時は寝ましょう。
睡眠を十分にとって、ビタミンやミネラルなどバランスの良い食事をとって、適度に運動する。それができれば、たいていのイライラや疲れはなくなります。
頑張りすぎて気を張っていると、自分が疲れていることにすら気が付かない。それでイライラして周りに当たってしまうなんてことも。
頑張りすぎな人は自分に甘すぎるくらいでやっと普通になります。
「この位で休むなんて・・・」と思ってしまうかもしれませんが、予防が大事。
早め早めに休みましょう。たくさん寝ましょう。身体を休ませてみましょう!
完璧主義は捨てよう。諦めよう。
妻とはこうあるべき!
家庭とはこうあるべき!
夫婦とはこうあるべき!
自分の中が知らず知らずのうちに「べき」でいっぱいになっているかもしれません。
そんな時は息苦しいし、理想通りにできないとピリピリ・イライラ・落ち込みがち。
でも、人間、完ぺきじゃありません。
完璧主義の人は自分に厳しい。そして、周りにも同じようにそれを求めるから他人にも厳しい。
自分も周りも息が詰まります。もっと肩の力を抜いていい。
家事が完ぺき、料理がおいしい良い妻じゃなくたって、あなたが明るく元気にいたほうが、あなたも家族みんなも精神衛生上いいはずですよ。
思い出してほしい考え方
自分の機嫌は自分でとる
あなたは自立した大人になれてますか?
自立って色んな定義がありますが、ここでは精神的な自立に焦点をあてて考えていきたいと思います。
20歳過ぎれば成人でお酒が飲めて、タバコが吸えて、18歳からは選挙権があって、「大人です!」と言えるし、扱ってもらえる。
でも、お金はもちろん、家事とか自分の身の回り事を自分で生活できなかったり、周りの人たちと上手く付き合っていけなくて、いつも困ったら誰かに助けてもらったり、大変なことから逃げて、自分で責任がとれなかったり。
やってほしい事ばかりを主張して、いつも受け身。
それがうまくいかないと、泣いたり、怒ったり、わめいたり・・・
そんな状態はとても精神的な大人とは言えませんよね。
身体だけ大きくなっても、やっていること、言ってること、考えていることが子供のままだと結婚生活を続けていくのが非常に困難になります。
これから、夫婦で1から生活をスタートさせて確立させていくので、相手とぶつかったときや問題が起った時、育児や介護、病気など様々なことに立ち向かっていかなくてはいけません。
そんな時に大切なことは
あきらめずに続ける忍耐力であったり、
相手の意見を素直に聞く謙虚さであったり、
自分の意見にこだわりすぎない柔軟性だったり、
冷静に判断することだったりします。
それらの大前提にあるものが自分の機嫌を自分でとれるということ。
大変な時も嬉しい時も、ネガティブになりすぎず、ポジティブになりすぎず客観的に自分を見れる状態であることが大切です。
相手に期待しない
相手に期待してばかりではありませんか。
~してくれなかった
~するのが当たり前
察して!気遣って!大事にして!優しくして!愛して!と相手に求めることばかりを言ったり、やったりしていませんか。
夫婦であっても、あなたとパートナーは別の人間です。
同じ道が重なっているところもありますが、
基本的にはあたなにはあなたの人生があり
パートナーにはパートナーの人生があります。
あなたはパートナーのためだけに生きているのではないし、
パートナーもまたあなたのためだけに生きているのではありません。
相手に期待して、それが裏切られたと思うと不平不満やイライラが溜まるのです。
でも、その期待って勝手にあなたが自分の中で膨らましていたものかもしれません。
実家の両親はこうだった!
父親は母親に対してこういう風にしていた!
(私の数人の友達の間では)旦那は~するのが当たり前!
(FacebookなどSNS上では)仲のいい夫婦はこうしてる!
など、あなたが見聞きしたものをそのまま、自分たち夫婦にあてはまめようとしてるかもしれません。
あなたにはあなたの理想があるように、
パートナーにもパートナーの理想があります。
まずは、それがどの程度一致しているのか、もし違うなら、夫婦で同じ理想に近づくように話し合ったり、歩み寄ったりして、目標を作り上げていくことが大事です。
相互依存な夫婦
依存と聞くと、あまりよくないイメージをもつかもしれません。
アルコール依存、薬物依存、セックス依存、恋愛依存、共依存・・・・・など身を滅ぼしかねないものが多いですね。
ただ、今回お伝えする相互依存は少し違います。
相互依存とは
自立している者同士が、お互いを尊重し、支え合うことができる柔軟性のある関係と言えるでしょう。
その根底は「私一人でも楽しく生きられる。ちゃんと幸せに生きることができる。でも、あなたがいれば、もっと楽しくなる。もっと幸せになる。」という考え方になります。
依存の場合だと、「相手がいないと生きていけない!」「あなたがいなかったら、私の人生もう終わり!」と依存対象を失うことで、自分が保てなくなる、相手に完全に寄りかかっている状態だと言えます。
そんな状態だと、お互いに息苦しくて長続きしません。
2人の時間も大事。だけど、それぞれの一人の時間も大事にする。
あなたのご夫婦はそんな関係、できてますか。
対処法
自分を満たすために
自分を満たす、自立していくために何ができるのか、リストをあげてみました。
- ノートに思ったことを書き出してみる
- 毎日、日記をつけて振り返る
- 誰かに話をきいてもらう
- 定期的に運動する
- 深呼吸や瞑想を日常生活に取り入れる
- 自分の好きなことをリストで書き出してみる
- 毎週、自分だけの時間を確保してスケジュールに入れておく
- 自分を忙しくしてみる(副業したり、ボランティアしたり、習い事をはじめて、家にいすぎない)
- 部屋を片付ける
- 家事の見える化をする
などなど、自分が生きやすくなるような工夫や自分の心を冷静に取り戻すための行動を1つでもやってみましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は結婚生活が辛くて疲れてしまった時、思い出してほしい考え方と対処法についてお伝えしました。
結婚生活が辛く苦しいと感じているのは、あなたが我慢しすぎたり、無理をしすぎて、自分を見失ってしまっているからかもしれません。
早く結果をほしがって焦ったり、自分の思い通りにしたいと思ってしまいますが、結婚生活は相手あってこそ。あなたが想う通りにはなかなか上手くいきません。
そんな時、相手を変えようとしたり、相手に期待しても全然ダメ。さらにストレスが溜まります。
あなたとパートナーは違う人間です。
自分の考え方ややり方を変えるしか、現状を変える方法はないのです。
この記事が少しでもあなたの気付きのキッカケになれば嬉しいです。応援しています!