またやってしまった…
なんて、自分はダメなんだろう…はぁ。
家でも職場でも、常に気を遣って生活。
相手を怒らせないように、自分が嫌われないように…神経をつかってる。
自分の選んだことは、おかしいんじゃないか、変だったらどうしよう…そんな不安からいつも誰かに合わせてしまう。オドオドしてる。自分だけで進むのが怖い。
そんな肩身の狭い窮屈な気持ちになっていませんか。
自分のやること、なすことについて、人にどう見られているのか、思われているのか気になってしまう。
人が話をしているのを見ると、自分のことを言われているんじゃないかと心配になってしまう。
「もっと自分に自信もったら?」
「もっと自分を愛せばいいのに」
そんなことを周りから言われるけど、自分に自信もつってどうしたらいいの?
自分のこと愛するって簡単に言うけど、愛せないから、愛せるようなことがないから、苦しいのに…
またできない自分に凹む、落ち込むのループにはまる。
ちょっと待ってください。
「どうせ自分なんて」
「自分はバカだから」
「ダメだから」
と自分を追い詰めて終わりにしてるのは、何も改善してませんよ!今すぐ止めましょう!
今回は気にしすぎ・落ち込む・自信がない…そんなあなたに心を強くする方法についてお伝えします。
気にしすぎ・落ち込む・自信がない…そんなあなたに心を強くする方法
心の弱い人の特徴
完璧主義
完璧主義で理想が高いと、現実のできない自分とのギャップに落ち込むばかりになってしまいます。
自分にも他人にも完璧を求めるので、人間関係も苦しくなりがちです。
でも、完ぺきな人間なんていません。みんなどこか抜けてるところがあったり、間違ったり、変なところがあったり、人間臭いものです。
「自分でダメだ」「ダメだ」と
「そのままでもいい」「できない自分も自分の一部だ」そんな風に自分に言えると心が軽くなるかもしれません。
他人と比較
人と比較してしまう、知らず知らずのうちに優劣をつけている、ジャッジをしている自分がいる。
比較は自分が優位の立場だと優越感を感じて、嬉しくなるかもしれません。
でも、自分が劣っている、下の立場だと思うと、苦しくていたたまれなくて気持ちが落ち込むでしょう。たくさんの人が生きてる世界で常に自分が優位に入れることなんてありません。また自分が優位性を感じていると、知らず知らずのうちに他人を見下したり不要な摩擦を生みだすので、比較してばかりだと苦しい人生になります。
比較対象の誰かをすぐに見つけて自分と比べてどうか…と思ってしまうのは、仕方がないこと。無意識に比較をしてしまうなら、意識して「人と比べようとしなくていい」「今、比較しようとしてたかも」と比較しそうな自分に気が付いていくことが改善の一歩です。
マイナス思考
心の弱い人はなんでも悪い方向、悪い方向に考えがち。
生きていくうえで、リスクを想定する、先の不安を見据えると言うのは必要なもの。
何もしていないと、人は勝手にマイナス思考、ないものに目を向けがちになってしまいがち。
マイナス思考とはある意味、本能で生きている証ともいえます。
だからこそ、意識して、今あるものだったり、良い面を見るようにしていく必要があります。
心の強い人の特徴
失敗から学ぶ
失敗をダメだと考えていません。
間違ってしまっても、「これは違っていたと分かった。だから、次はこうしてみよう!」と必ず次につながる教訓だったり、学びを得ています。
失敗してダメだと落ち込む時間に充てていません。失敗を気にしていません。
考えたり、工夫したり、次に活かそうとする姿勢が強いです。
ポジティブ思考
嫌なことがあっても、落ち込むことがあっても「なんとかなるさ」と楽観的だったり、
物事の良い面を見ようとする力が強いです。
仕事で上司に怒られても「怒られるってことは、関心をもってもらってる。期待されるって証拠だ。ありがたいな。」と思ったり
夫に叱られても「ごめんなさいね。」とおおらからに流せたり、「今日は、仕事でイヤなことがあったのかもしれないわ。気にしないで、温かく見守ろう。」と思ったりします。
ストレス発散の方法をたくさんもってる
心が強い人は自分の気分をアゲる方法をたくさんもっています。
言い換えれば、自分の好きな事や癒されること、リラックスできる方法をたくさん知っているのです。
それは、ある意味、自己理解が深いともいえるでしょう。
自分がどんな時に心地いいか、安心できるのかを知っていて、
自分がどんな時に悲しくなったり、落ち込んでしまうのか、そして、それをどうやって元通りにしていくのか、
大好きな食べ物があったり、大好きな曲があったり、心が安らぐ場所だったり、香りだったり、人だったり、言葉だったり、漫画だったり、本だったり、おまじないだったりするかもしれません。
「こういう時はこうする!」と自分の中でルーティンになるような鉄板があることで、
心を取り乱しそうになった時も、すぐに起動修正をすることができます。
心を強くする方法
感情を書き出す
自分の胸の中に溜めていた感情を全部、出します。
ゴミと同じで溜めている感情は、あなたの中で腐っていきます。
ちゃんと定期的に捨てる、消化させることをしないと、いつまでも汚いもの、不要なものが心に残っている状態が続いてスッキリしません。
やり方はノートだったりPCで思っていることを書き殴りましょう。誰も見ないので、きれいな言葉で書こうとしなくて大丈夫。
理不尽だったり、何がいいたいのか分からない、自分勝手な事でもいい。
はじめのうちは1~2時間などまとまった時間をとって、書いてみて、少しずつ落ち着いてきたら1日10分など短い時間でも書き出し続けます。
とにかく出し切ることを意識してみましょう。
深呼吸・瞑想
1日3分でも1分でもいいので、今やっていることを全て止めて、目を閉じて深呼吸をしてみましょう。瞑想でもOKです。
続けることで意識が「今」に集中することができます。
とくに、慌てそうになったり、不安になったらまず深呼吸。深呼吸はどこでもできます、デスクでもトイレでも、「ふぅ」と息を吸い込んでゆっくり吐き出してみましょう。
軽い運動
運動習慣を持つことで、定期的に身体を動かすため、身体のホルモンバランスが整います。
ウォーキングでもランニングでもストレッチでも、軽い運動をすると爽快感もありスッキリします。
身体にも心にもいい影響があるので、ぜひ取り入れてみましょう!
自分のコントロールできることに目を向ける
問題が起った時、なにか困ったことがあったとき、あなたは何に目を向けますか。
誰を主語にして考えているでしょうか。意外と自分以外の人になっているかもしれません。
「夫が~」「家が~」「子どもが~」とか。
そして「もっとお金があったら」「夫がもっと優しかったら」「私がもっと頭がよかったら」とか「若かったら」などなど、と思うかもしれません。
原因や理由を考えて、そこで終わりになってしまっているのは、自分のコントロールができないことにばかり目を向けているからかもしれません。
大切なことは自分がコントロールできることに目を向けること。
お金があったら・・・宝くじがあたって、億万長者になるかどうかは自分ではコントロールできることではない。でも、宝くじを1枚買うことはできる。ほかにも自分で稼ぎを増やす方法を考えてみる。お金がなくても、自分が楽しめる方法を探してみる。
夫が優しかったら・・・夫に優しくしてもらえるかは夫次第なので、自分ではコントロールできない。でも、自分で自分に優しくすることはできる。自分がいい気分で過ごせるように、夫の機嫌に振り回されないで、自分を保つための行動はできる。
頭がよかったら・・・今すぐNY株式市場について経済アナリストの人と話ができるようにはならない。でも、経済市場について新聞やニュースを毎日、チェックしてみる。インターネットで情報収集してみる。経済情報についてわかりやすいサイトを探す。英語の情報も入手できるように、英語の学習をはじめてみることはできる。
まとめ
いかがでしたか。
今回は気にしすぎ・落ち込む・自信がない…そんなあなたに心を強くする方法についてお伝えしました。
心を強くするのに、劇的な即効薬はありません。
心を強くするのはトレーニング。
日々の自分への声掛けや物事の見方、考え方を習慣というトレーニングで少しずつ変えて身に着けられるスキルなのです。
そして、その根底にあることが、規則正しい生活、良質な睡眠、栄養バランスの良い食事です。そのベースがあるからこそ、身体の基礎体力、心の健康が正常に保たれます。
いままでたくさんの自己啓発本を読んだけど、効果がなかった…と言う方は、日常のひとつひとつのことについて、「違う見方があるんじゃないか」「今、自分が想ったこと以外で、とらえ方がないか」と考えてみると良いでしょう。
1日1日を丁寧に大事に生きる、自分との約束を守っていく、小さな成功体験の積み重ねが自分に自信をもたらします。
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