特徴

モラハラ夫は子どもには優しい。子供から父親を奪っていいのか悩むあなたへ

私には無視や暴言をすることがあるけど、子供には優しいモラハラ夫。

子供と笑っているモラハラ夫を見て、こんなことを思いませんか。

こんなに優しくしてるってことは、これが本来の夫の姿?

夫を怒らせる私がいけないのかな?

私が夫を怒らせないように気を付ければ、いつかモラハラはなくなるかも。

そんな風に思うと、無視や暴言は辛いけど、子供にとってはいい父親だから、自分が我慢すれば、結婚生活を続けていけると考えたりしませんか。

でも、それって本当に「いい父親」なのでしょうか。子供に優しいのは理由がありました。

今回はモラハラ夫が子供に優しい理由をお伝えします。

モラハラ夫が子供に優しいのは自分の味方にするため

子供に優しい理由は、子供を自分の味方につけたいから。自分のために優しくします。

子供と遊んだり、お菓子を買ったり、話したりと優しくすることで、子供を懐柔します。

そして、何かあったときに「お母さんがいけない」と子供に同調してもらうのです。

例えば、家事分担したのにそれを夫がやっていないのを注意して

「お父さん、毎日お仕事頑張ってるのに、お母さんは何怒ってるんだろうね。」

「お母さんいちいちうるさいよね~嫌になるね~」

「〇〇〇はお母さんみたいな大人になっちゃいけないよ。やさしい大人になってね。」

みたいに子供に同調を求め味方にしつつ、妻に嫌味を言ってくるとイラっとしませんか。

その一方でこんな時ってありませんか。

子供が言うことを聞かなかったり手に負えなくなると、「お母さんのほう行きな。」と子供に促したり、妻に「少しは子どもの面倒見たら?」「今日、俺がずっと見てるんだけど」と言って機嫌が悪くなる。(こっちは家事ずっとしてて遊んでいたわけじゃないんだけど…)

帰宅して、子供が泣いてるのがわかると「ちょっとコンビニ行ってくる。」と出かけてしまう。

家族で買い物に行っても、本屋や自分の寄りたいところに行って、家族の買い出しには関心がない。子供を見ててとお願いしてもスマホ片手に見てるだけ。

保育園や学校の会議は参加しない。参観日とか式典とか花形行事だけは参加して「イクメン」と周りからは評判が高い。

子供が熱を出したら、私が仕事を休むのが当たり前と思って、普段通り仕事に行く。

子供が具合悪くても「大丈夫~?」と聞くだけで、あとはソファーでスマホを見てリラックスしたりいつもの自分のペースを崩さない。

子どもの父親として、家族の一員としての自覚や協力する姿勢がないですよね。

私たち母親は、子供の機嫌や体調がいい時も悪い時も関係ありません。

子供をちゃんと育てるために、時には子供を叱ったり、子供に嫌われることもします。

「自分が好かれたいから」とか「自分に都合が良いから」なんていちいち考えて子供と接しません。

自分が子供をあやしやすいタイミングで、しかも子供が機嫌のよい時しか子供と接しない

自分が面倒な事や嫌なことはやらない。自分のペースは崩さない。

モラハラ夫は自分にとって、都合が良いから、便利だから子供に優しくします。

だから、子供に優しく接している光景を見て「これが夫の本当の姿なんだ。」と錯覚しないでください。

子供へのモラハラの影響

子どもにモラハラしないと思うのは危険

それでも、子供に優しくするモラハラ夫を見て、あなたは「子供にとっては良い父親であることに変わりない。」と思うかもしれません。

ただ、よく考えてほしいのは、そもそも本当に優しい人はモラハラをしません。

なぜ、妻であるあなたにモラハラをするのに、子供にはしないのでしょうか。

「自分の味方になるから」という理由で子供に優しいなら、「自分の味方にならない」状況になると子どもに対してもモラハラがはじまる可能性があります。

「自分の味方になる」というのは、子供が小さく、口答えしない時。なんでも素直に言うことを聞いてくれる従順な年ごろまでです。もしくは、性格が大人しく、はむかったりしないとモラハラ夫はずっと子供に優しいでしょう。

しかし、子供が成長して、自分の意見を言ったり、反発するようになれば、子供に対しても、暴言や無視などのモラハラをします。

子どもは親をよく見てる

もし、子供自身はモラハラを父親から受けることがなかったとしても、モラハラのある夫婦関係を見て成長しました。

子供の前で夫婦喧嘩、モラハラをしていなかったとしても子供は「お父さんがお母さんを傷つけている。いじめている。」ということは気づいています。

父親に気を遣う母親を見て、「お母さんを守らないといけない」と思ったり、「自分が悪い子だから両親の仲が良くなくて喧嘩をする。」と考えてしまいがちです。すると子供自身も気を遣い、本来は安心してのびのび過ごすはずの家庭で緊張や心配が続くことで精神的に不安定になります。

また、モラハラをする父親を見本にして、一緒になって母親であるあなたをバカにして、モラハラをするのが当たり前として成長してしまうとモラハラの加害者になってしまうことも。一方で、モラハラされる母親を見て、「モラハラされるのが当たり前」として成長してモラハラ被害者になる共依存体質になってしまうこと可能性が。

子どもの父親を奪っていいのか悩むあなたへ

モラハラ夫がどうして子供に優しいのかその理由はわかったし、モラハラの子供への影響もわかった。でも・・・・とこんなことを思いませんか。

子供はお父さんが大好きだし、

夫はモラハラ気質はあるけれど、浮気や暴力があるわけでもないし、

生活費をいれてくれないわけではないし、家事を全く手伝わないわけじゃない。

家族のことも考えてくれてるし、普段は優しい。

結婚して仕事も辞めたから今更、フルタイムで仕事をしながら一人で子育てをやっていく自信もない。体力的にもたぶんムリ。

なにより子供も小さいし、子供にとっては大好きな父親。

子供から父親を奪ってはできない。父親がいないなんて、子供が可哀そう。

「夫のモラハラさえ治ってくれれば・・・」と思いますよね。

ただ、夫婦であっても自分以外の他人を変えることはできません。

あなたは自分を変えることしかできないのです。反対に自分を変えていくことならできるのです。

モラハラをする人に特徴があるように、モラハラをされてしまう人にも実は特徴があります。別の記事でその特徴や対処をお伝えしてますので、家族で幸せに暮らしたい方はぜひ読んでください。

 

よかったら、励みになるので応援お願いします^^↓

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

人気ブログランキング

モラハラから自由になるための小冊子をプレゼント

記事を読んで、思ったこと感じたこと…ぜひコメントをお寄せください。

ひとつひとつ読ませていただいて、少しお時間をいただくかもしれませんが返信します。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です