夫から発せられる暴言の数々・・・
誰のおかげで生活できてると思ってるんだ!
俺くらい、稼いでから文句言え。
自分の立場、わかってないよね。
完全に結婚失敗した。
お前なんかと結婚しなければよかった。
自分の頭で考えられないわけ?!バカなの?
そんなんで生きてて、よく恥ずかしくないよね。
お前の実家はおかしい。お前は育ちが悪い!
心無い繰り返される誹謗・中傷などの暴言に心が折れるはず。
暴言がエスカレートすると自分のこともですし、自分の家族や友人にまで悪く言う始末。
暴言を受けないように、細心の注意を払って毎日生活してるけど、結局、叱られてばかり・・・辛い。
今回はそんなあなたに負けないで!暴言を吐く夫に振り回されず、自分を取り戻す方法!についてお伝えします。
負けないで!暴言を吐く夫に振り回されず、自分を取り戻す方法!
暴言を吐く夫に振り回されず、自分を取り戻す方法!
自分を最優先にする
暴言が怖くて、いつも夫の顔色を見てばかり・・・行動するときは「夫がどう思うか。なんて言われるのか」を考えて行動してしまう。
そんなあなたは主軸を「夫」から「自分」に変えることを意識してみましょう。
夫ではなく、自分はどうしたいのか。どうありたいのか。自分に問いかけます。
実際には目の前の夫が怖くて、自分の意志に反して夫の言いなりになってしまうかもしれません。でも、「本当は自分はどうしたかったのか」と自分に聞いてみてください。
私たちは自分が満たされていないと、他人に優しくできません。
自分が満たされていなければ、当然、心に余裕もないので、頭が正常に働きません。
よりよくなるために何かを考えたり、結論を出したりすることができないのです。
暴言によって夫に気を遣う日々から脱出するためには、自分を取り戻していくことが必要。
自分で自分を満たす。ささやかでもご褒美をあげる、「よく頑張ったね私」「嫌だったよね。」「辛かったね」と自分に励ましの言葉をかけたり慰めてあげる。
そんな風に自分で自分のことを大切にしてみる努力をしてみましょう。
気にしないスルー力を身に着ける
夫の暴言を受けるとショック・・・そりゃ、当然です。
ガーンと目の前が真っ暗になって、自分の存在を否定されているような、自分って価値がないんだ・・・と思ってしまいたくなる気持ちになりますよね。
泣きたくなるような、頭に血が上るような、なんとも言えない気持ちで、怖かったり、口が達者で返り討ちになるのがわかっているから言い返せない。
もしくは「自分にも悪いところがあるから・・・」とぐっと飲みこんでしまっていませんか。
暴言を真正面から受け止めて、真に受けているとあなたが疲弊するだけです。
暴言は極力スルーして気にないことです。
あなたが暴言によって、反応してくれるから、暴言がエスカレートしている・・・という残念な一面もあります。
心の中では何を思ってもいいのです。
「は、また言ってるわ」
「はいはい、また始まった」
「器のちっちゃい男だな。子どもかよ」
と大人の余裕で受け流しましょう。
あからさまにそんな態度をとると、事態が悪化します。見た目は静かに「私はそんなこと、気にしてませんよ」と怯えすぎず、ひるまずに、普通にしていましょう。
「そうなんだ」「ふーん」「へー」と淡々と受け流してみてください。
俯瞰(ふかん)する視点をもつ
暴言を受け続けると、自信がなくなって、夫の言いなりになってしまいがち。
そんな時は、大抵、視野も狭くなっています。
視野が狭くなると、「夫の言ってることが正しい」と思ってしまいがち。客観的に見れば「おかしくない?」ということも、強気だったり、口調が強かったり、自信たっぷりだったり、正論に見せかけて言われると「自分が間違ってるのかな・・・」と思ってしまいがち。
そういう時こそ、客観的な視点をもつことが大事!
自分たち夫婦を天井から見ている、もうひとりの自分をイメージして、そのもう一人の自分は「なんて思うだろう」「なんて考えるだろう」と想像してみる練習をしてみましょう。
高い大空を飛ぶ鳥の目になって、地上で夫婦喧嘩をしている、自分たち夫婦を見下ろしてみましょう。
俯瞰(ふかん)してみれる姿勢が身につことで、必要以上に自分を責めたり、卑下することはなくなります。
言動を一致する
ある時は夫の暴言に対して、強気に反撃して「次、同じことやったら、実家に帰る」と啖呵をきってみたものの、なあなあになって、次、暴言を吐かれても何もせず・・・こんなことってありませんか。
あなた自身も自分の言動に責任をもって一致させる努力をしましょう。
あなたが強気発言を言ったのに、それを実行しない。
それは夫に対して脅しをかけた言葉になってしまってます。脅したのに、実行しなければ「こいつは口だけ。言ってるだけだ」と夫になめられるだけです。
自分の存在価値を軽視する、見下される関係というのはとても悲しいしイヤなものです。
夫婦は本来、対等なもの。なめられたままでいては、あなたが可哀そうです。長続きしません!なめられた自分のままでいいなんて、思ってはいけませんよ!
自立する
経済的、精神的に夫から自立することです。
少額でも自分が自由に使えるお金をもったり、夫以外の人との交流を増やす、家以外の居場所をもつなど、自分を忙しくさせて、夫とのかかわりを最小限にとどめてみましょう。
自分の人生は自分が責任をとる。自分で自分を幸せにする覚悟をもつことで、夫に期待しなくても、有意義な人生を送れるようになります。
一緒にいて、協力し合えたり、支え合えたりするのが理想の夫婦かもしれませんが、暴言を受けてばかりの今はあなたは夫に支配されています。
夫のコントロールから脱出して、まずは自分を取り戻すための行動をしていくことが大切です!
相談する
夫婦のこと、家庭のことはなかなか友人に相談できませんよね。だからこそ、一人で抱えてしまったり、「こんなものなのかな・・・」と自分を納得させようとしてしまいがち。
違和感を感じたり、おかしい、苦しい、辛いと思ったら、誰かに相談してみてください。
夫婦のことだから、自分で頑張ってみる。と抱え込んでしまいがちですが、勇気を出して人に頼るのも大切な生きる知恵です。
一人でなんでも解決したり、努力することが解決策ばかりではありません。
人に頼る、情けないカッコ悪い自分を出したって、あなたの価値は下がったりしません。
本当にあなたが信頼できる人なら、その人たちは笑ったり、離れたりしません。
ぜひ、相談する勇気を持ってほしいと思います!
まとめ
いかがでしたか。
今回は負けないで!暴言を吐く夫に振り回されず、自分を取り戻す方法!についてお伝えしました。
暴言を吐くのは夫がそれだけ、弱くて未熟だから。
あなたは悪くありません。
夫は自分の感情のコントロールができないほどお子様で、感情を整理して、相手がどう受け取るのか、どんな気持ちになるのかを想像することができないくらい、大人げない。そして、気持ちを相手に伝わるようなコミュニケーションスキルもないだけなのです。
夫が暴言を吐くのは、あなたが気が利かないからでも、家事が下手だからでも無能だからでもありません。
夫の人間としてのキャパがおそろしいほどないのです。
大切な事なので、もう1回言います。あなたは悪くありません。
そんな夫と付き合い続けて共存を目指すのか、別れるのか、はたまた別の道を探すのかはあなた次第。
でも、どんな道を選ぶにせよ、あなたは夫の暴言によって弱り切った疲れ切った自分の心を回復させることが必要です。
そして、どんなに辛い過去でも、あなたの見方が変われば、必ず学びや得られたもの、あなたが成長するためのヒントがあります。
「自分がいけないから」「私は運がない」と自分を責めて落ち込んだり、諦めてしまえば、良くなっていくことも良くなっていきません。
自分の心を整えて、自分に向き合う事を続けていれば、必ず、必ずあなたの人生はより良い方向に向かっていくことでしょう。応援しています!