モラハラする人は誰にでもモラハラをするのではなく、モラハラしやすい人を見抜きます。そして、そのターゲットに対してモラハラして支配を強める。。
モラハラ夫も然り、自分がモラハラしやすい女性を本能的に見極めますが、モラハラ夫の選んだ妻には「ある特徴」がありました。
あなたがモラハラ夫のことで悩んで、「モラハラを解決したい！」とモラハラ夫の心理や背景などの原因を知りたいとネットや本で調べたりチェックリストをやっているなら、モラハラ夫のこと以上にモラハラを受けている「あなた自身」の心理や原因についても理解することが大切です。
今回はモラハラされやすい人の特徴とモラハラのターゲットにならないためにどうしたらいいのかについてお伝えします。
モラハラされやすい人の特徴とモラハラのターゲットにならないために
モラハラされやすい妻の特徴
特徴
モラハラされやすい妻には次のような傾向があります。
全てに当てはまらなくても、下記のうち3つ以上当てはまっている場合が多いです。
・気疲れしやすい
・すぐに謝ってしまう
・優しい
・情に厚い
・世話好き
・真面目で几帳面
・断ることができない
・相手に合わせてしまう
・我慢しやすい
・我慢が溜まると爆発してしまう
・自分の気持ちを素直に言えない
・自分に自信がない
・アダルトチルドレン
・HSP（ハイリー・センシティブ・パーソン）←詳しくはまた別の記事を参照してください。
いかがでしょうか。あなたは当てはまりましたか？
特徴を知って改善しようするものの・・・
上記の項目に当てはまった内容を見て、「自分の良くないところを治そう！」と色々と努力されているかもしれません。
自分の気持ちを素直に言えるように心がけてみるとか、自分に自信がもてるように何かに取り組んでみる・・・おそらく、うまくいかないでしょう。
自分の気持ちを素直に言えないというのは、相手の気持ちを尊重しようとする姿勢が強いからとも言えます。あなたの長所でもあり個性です。それを、無理して意見をバンバン言ってみてもツラくなるだけ。
自分に自信がもてるようにと色々と取り組んでみる。その姿勢は素晴らしいですが、今までの人生で一生懸命あなたなりに生きていて、自信がない状態なので、同じことをやっていて自信がつく可能性は低いです。
上手くいかないことがわかると「自分ってやっぱりだめだ。」と余計に自信をなくしてしまう可能性が。
こうして無理な努力を続けると「自分らしくない」「自分の正直な気持ちがわからない」という苦しい状態になってしまいます。
特徴を知ったうえで問題の本質を考える
モラハラされやすい妻の特徴があるのを知ったうえで、その特徴を１つ１つ改善しても、あまり意味がない。では、どうしたらいいのでしょう。
答えは「自分の問題の本質を知る」こと。
モラハラされやすい妻の特徴はあなたの表面的な問題にすぎません。
問題の本質である、あなたの思考のクセや考え方、行動の傾向を知り、それに対処していくことがモラハラの問題を根本から解決していくのに非常に大切です。
モラハラのターゲットにならないために
自分の思考のクセ、行動の傾向とは
自分の思考の癖や行動の傾向とはある意味「あなたの弱さ」のことです。
弱い部分を守ったり、傷つかないように、無自覚ながら弱い部分を隠そうとする考え方や行動にクセが出ます。
また、モラハラ夫はあなたの「弱さ」を敏感に察知して、そこをターゲットにするのです。
例えば、
自信のない妻は自己肯定感が低いことに気が付きたくない（←心の弱さ）
誰かに必要とされる自分でありたいと、必要以上にお世話をしたり、プレゼントしたりする（←心の弱さをカバーするための行動）
何かをしていないと自分には価値がないと思い込んでる。（←考え方のクセ）
モラハラ夫にひどいことをされても「自分のことを必要としてくれるのは夫だけ」と思い込んでいるので、モラハラされていることに気が付かない。（←モラハラ夫は妻が逃げないことがわかっている）
内面を整えていくことが大切
これ以上、モラハラ夫のターゲットにらないために、あなたは自分の内面を整えていく必要があります。
改善の第一歩は自分の考え方のクセに気が付くことです。
過去の自分の行動を紙に書き出してみて、振り返ってみましょう。
自分がどんな状況の時に心が乱されるのか、そしてその時にどんな考え方をしていたり、どんな行動をしたのかをパターンがないかを探します。
パターンにわかったら、日常生活でそのパターンになった時に気が付けるように、日々の振り返りをすることで習慣にしていくのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
モラハラされやすい人の特徴とモラハラから自分を守るために自分の内面を整えることの重要性をお伝えしました。
表面的な対応でも、一時的には解決するかもしれません。
しかし、あなたの内面が整っていなければ、形を変えてまた同じような問題は繰り返し起こります。
二度と同じようなモラハラで苦しまないために、自分の思考や行動のクセを自覚して、それをカバーしていく術を身に着けることが大切でしょう。
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