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モラハラに気づかないのはどうして?モラハラ被害者の心理とは

「なんか、おかしくない?」

「変わったご主人だね。」

「よく平気だね。」と周りからいわれてる夫婦関係。

長年、ずっとモラハラを受けていたのに、どうしてわからなかったんだろう。

気が付かないままで、いたんだろう。

そんな風に自分を責めてしまって、いませんか。

今回はモラハラ被害者が、どうしてモラハラに気づかないのか、その心理についてお伝えします。

モラハラに気づかないのはどうして?モラハラ被害者の心理とは

モラハラに気づかない

自分が加害者だと思っている

モラハラ夫は「俺は被害者だ」「俺は悪くない!」と主張します。

「自分がうまく立ち回れなかったから、夫を困らせてしまった」

「自分がもっとちゃんとしっかりしていれば・・・」

モラハラ被害者は「自分が夫を傷つけてしまった」と思いこみ、より自分を責めるように。

罪悪感

モラハラ夫から「俺は被害者だ」「どうしようもないお前に付き合って、やってる!」と言われていると「こんなダメな自分に付き合ってもらって、申し訳ない」という気持ちが強まったり、「自分は夫に迷惑をかけている」という罪悪感でいっぱいになります。

そんな状況下なので、まさか、自分がモラハラ被害に遭っているなんて、到底思いつきません。

洗脳されている

モラハラ夫はアメとムチを使い分けてモラハラ被害者をつなぎとめます。

「お前が悪い」「おまえがダメだ」「お前が間違ってる」と言う一方で「お前のためを思って言ってるんだ」「家族で幸せに暮らしていくためだ」「お前のことを本当に考えてるのは俺だけだ」とかね。

モラハラ夫は妻の実家や友人の悪口を言ったり、妻が妻のコミュニティーに参加するのを嫌がって、妻を既存のコミュニティーから外そうします。

妻は孤立して、誰かに相談することもできず夫の言動を真正面から受け続けてだんだんとマインドコントロールされてしまうのです。

被害者の心理

素直

言われたことを素直に受ける人が被害者には多い。

「世の中には悪い人なんていない」と思っているので、モラハラをされても「いいところがあるから」「本当は優しい人だから」と相手のいいところを探したり自分を納得させます。そして、夫を信じようとし続けます。

しかし、心優しいのをモラハラ夫に自分の都合の良いようにうまく利用されるばかりに。

また、モラハラ夫から「俺は悪くない」「お前が悪い!」と言われると、自分の意見があるのに「実は夫が正しいのかも」「本当は自分が悪かったかもしれない」と素直に受け止めて原因を自分側に探そうとします。

責任感が強い

モラハラ加害者はなにかしらマイルールやこだわりが多かったり、好き嫌いが激しかったりして、付き合うには面倒くさい人が多いです。

モラハラ被害者は素直で優しく責任感が強いので、面倒くさい人でも無下にしません。

受け入れて、誠実に対応しようとします。自分を必要としてくれるなら、一生懸命応えようとします。

なんだか理由は分からなけど、自分はツライ気持ちがある。でも、夫のことを見捨てることはできなから、頑張ろうとするのです。

問題が起こった時も「自分は被害者だ!」と訴えるモラハラ夫を守ろう、支えようとするので「自分が至らないところがあった」と反省したり、「夫は私がしっかり支えないといけない」と自分に言い聞かせます。

自分よりも夫を優先させて、夫のために努力します。しかし、その姿勢がさらにモラハラをエスカレートさせてしまう結果に。

共感力が高い

モラハラ被害者はもともとの共感力が高い場合が多く、人のささいなしぐさや言動でその人の感情をよみとるのが上手です。

相手に合わせて気を遣ったり、自分の意見や感情を抑えて空気を読んで行動することができます。

察する能力が高いので、知らず知らずのうちにモラハラ加害者にとって都合の良いようにふるまったり、相手の意見に合わせて、マインドコントロールされてしまいます。

自分のことは後回しに夫が最優先に。次第と「相手の喜びが、自分の喜び」なんだと錯覚して依存関係になってしまいます。

依存

モラハラ被害者は「自分のこと」が好きではない、自分に自信がない、もともとの自己肯定感が高くない場合があります。

自信がないので、自分の意見をもとうとしなかったり、言い返したりしません。モラハラ夫はそんな心の弱い部分にはいってきます。

そして、「こんな自分のことを必要としてくれる」モラハラ夫の存在。

モラハラ夫はアメとムチを巧みに使い分けます。嫌なことをされても、「私にはこの人しかいない!」と離れらなくなってしまうのです。

自信喪失

もともと自信がない状態のに、ことある毎に「お前が悪い!」と言われ続けていると「私はダメだ」と自己否定ばかりになります。

そして、責められることや失敗を恐れて、なにもできなくなっていきます。

すべてを夫の指示を仰ぐようになります。

なにをするにも自信が持てず、無気力になっていきます。

まとめ

いかがでしたか。

今回はモラハラ被害者が、どうしてモラハラに気づかないのか、その心理についてお伝えしました。

モラハラ被害者はおそらく、加害者と出会った時からなんらかの「違和感」を感じていたはずです。でも、「好きだから、一緒にいれば楽しいから大した問題じゃない」と直視しないまま、モラハラの世界にじわじわと引き込まれてしまいました。

モラハラの改善の一歩はとにかく、被害者自身ががモラハラされていたことを自覚すること。

洗脳に気が付くためにも、冷静に自分のおかれている状況を理解するのに日記を書いたり夫以外の第三者の人の話を聞くことで気が付く可能性があります。

とにかく、孤立をしてはいけません。

おかしいと感じたら、誰かにまずは相談しましょう!

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