モラハラする人の特徴はなんとなく、わかった。
今後はモラハラする人に近づかないように気を付けよう！
モラハラする人かどうか、よく見極めよう！
今後の人生はモラハラに無縁なものにする！
そんな風に固く決意をしたあなた。
実はモラハラする人を避けるだけでは、モラハラの被害を防ぐことができません。
モラハラは被害者とうい相手があってこそ、成り立ちます。
相互関係で成り立つものなので、被害者になる人にも特徴がありました。
今回はモラルハラスメントの被害者になりやすい人の特徴とは？についてお伝えします。
モラルハラスメントの被害者になりやすい人の特徴とは？
はじめに
モラルハラスメント（通称：モラハラ）は道徳や倫理を脱した言動や態度で精神的ないやがらせをすることをいいます。
モラハラの被害者の特徴と一言で言うと、THE「いい人」
理不尽な言動を繰り返すモラハラ加害者を無下にすることなく、見捨てることなく、付き合い続ける。暴言や態度に対して、ひとつひとつ真正面から受け止めていく…
では、次から特徴をみていきましょう！
謙虚・素直
人を判断して、偉ぶったり、誰かを傷つけようとしたりすることなく、素直に相手から学ぼうとする姿勢をもっています。
周りに対して感謝の気持ちをもっていて、人の話をしっかりと聞こうとします。
縁の下の力持ち的な存在で、人が嫌がること、面倒くさくてやろうとしないことも、引き受けたり、うまく物事が運ぶように最善を尽くそうとするので、人間的に成長していきやすい人です。
また何かあっても、人のせいにしません。自分に非があれば、きちんと謝ることができますし、自分をもっているので、卑下したりネガティブな雰囲気も出しません。
そのため、本来は人から信頼されますし、好かれます。
相手に合わせた配慮ができる
気配りがすごくできる人で、相手をよく見て、「元気があるか」とか「怒ってるか」「落ち込んでいるか」など「今、相手は何を望んでいるのか」を察することができます。
自分があまり関心がなくても、相手が楽しく話せるようにとニコニコ相槌をうったり、飲み会などで誰か馴染めていない人がいれば、声をかけて輪の中に入れるように気にかけたりします。
モラハラ加害者に対しても、イライラした態度や不機嫌そうな態度を敏感に察して、モラハラ加害者の望む行動をしようと努めてモラハラのループに入ってしまいます。
なにかあると自分に至らなかった点がないかと考える。
問題が起こった時に「自分の至らなかった点はないか」「何か自分が防げたことや対策はないか」と自問自答します。
問題点や対策を出して、今後は気を付けようで終わればいいのですが、モラハラされ続けることで「だから、やっぱり自分がいけなかったんだ」と自分を責めてしまいがちになるのは注意が必要です。
言い返したりしない。
喧嘩を好まなかったり、相手を傷つけることをしたくない、自分の気持ちを素直に出せない、怒ることはよくないと言われてて育てられたなど、様々な理由で、責められたり、怒られても言い返したりしません。
嫌だと思ったら、相手と距離をとったり、離れる、関わらないような対応をとれればよいのですが、自分の中でストレスやモヤモヤをため込んでしまう場合があります。
自分に自信がない
「自分はこのままでいいんだ」「自分は大丈夫」と思える自己受容感や自己肯定感がなく、自分に自信がない状態だと
「自分がやってることは本当に正しいのか・・・」
「間違ってるって言われたらどうしよう・・・」と
失敗することが怖くて行動ができなくなります。自分のことを信用できていないので、なにかにすがりたい、依存したい気持ちも強まります。
そのため、モラハラ加害者の自信たっぷりの態度に自分がないものを感じて、それに従順になってしまい、本当は嫌だという気持ちが自分の中にあったとしても、勇気を出すことができず、ズルズルと関係を続けてしまいがちになります。
責任感がある・努力家
「夫婦は支え合う者」「結婚したら一生添い遂げよう！」と理不尽なことを言う、モラハラ加害者について「相手のことを分かってあげられるのは自分しかいない」と「相手を見捨てずに付き合えるのは自分だけ」と相手に寄り添います。
普通の人なら、離れていくような理不尽な対応をされても
「良いところがあるから」と相手の良い面を見ようとします。
またモラハラ加害者から批判されると「自分のここがいけない。」と自分の良くないところを変えるために必死に努力を続けてしまいます。
しかし、相手はどんな態度をとっても、責めてくるので努力が報われることはありません。
どんどん疲弊していってしまいます。
まとめ
いかがでしたか。
今回はモラルハラスメントの被害者になりやすい人の特徴とは？についてお伝えしました。
記事は被害者の方の性格を批判する目的はありません。
モラハラ被害者の方の性格は、見方を変えれば、長所の宝庫。モラハラ加害者に利用されたり搾取されてしまいやすいという特徴があるだけ。
自分を振り返ることで、自分の良さを再認識してもらうとともに心無い人にも「利用されやすい」という面に気が付いて覚えておいてほしいのです。
自分の特性を知り、長所を伸ばしたり、注意すべきところは対策や予防をしていくことで、あなたの人生はよりよいものになっていくでしょう！
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