夫に怒られることが多い・・・
夫に責められてツラい・・・
自分が謝ることが多い・・・
自分が譲ることがほとんど・・・
結婚後、交友関係が狭くなった・・・
私が悪いことをしなければ、夫は優しいし、夫婦仲は良いと思う・・・
こんなことに当てはまるなら、要注意です。
もしかしたら、あなたの夫はモラハラかもしれません。
今回は夫がモラハラかもしれないけど、判断がつかない、わからない時のその理由と対策をお伝えします。
夫がモラハラなのか、わからないときの理由と対策
モラハラって
モラハラとは言葉や態度などによる精神的ないやがらせのことです。
「魂の殺人」とも言われていて、精神的ないやがらせとして暴言や無視、相手の行動や人間関係を制限させるなど、肉体的な暴力を伴わない方法であれば、どんな形でもおこなわれてしまう場合があります。
モラハラは相手をコントールし自分の支配下においてしまうので、被害者はモラハラを受けていても、「私が悪いから」「私の思い込みかも」とモラハラを自覚することがなかなかできません。それが被害をより大きく深刻にしてしまいます。
モラハラに気づかない理由
被害者は洗脳されてしまう
モラハラは支配関係をつくり、相手をコントロールします。
モラハラによって、常に否定され続けると、被害者は「自分は無能なんだ」「自分はダメなんだ」と自信を失っていきます。
まして、経済的に夫のほうが優位であったり、子どもがいたりすれば、現状の生活や関係を維持するために「夫はいい人なんだ。」と相手をよく見ようとする思い込みも働くのでモラハラされている自覚がありません。
加害者は自分が正しいと思い込んでる
また、モラハラ加害者は自分が悪かったとしても謝ることがなく「自分が正しい」と絶対に謝りません。
こだわりやマイルールも多く、受け入れられないと激しく非難して、相手を自分のルールに合わせようとしますが、実は相手の負担になっていることにも気が付がつきません。
むしろ、「自分は相手のためにやってあげている」と自分は正しいことをしていると思っています。
近しい存在だからこそ、わからない。
モラハラはしている本人も、モラハラを受けてる人も自覚がなく、自分がモラハラしてる/されているとは思いません。「そんな近くで被害を受けてるなら気づくでしょ!」と思いがちですが、近すぎる親しすぎるゆえに「それが当たり前」と思って、わからないのです。
私はモラハラの被害を自覚できたのは別居して半年以上経ってからでした。
人に夫婦関係のことを話すと「それ、おかしいよ」と誰からも言われるレベルでしたが、モラハラされていた自覚が全くなく、むしろ夫をかばうような発言(「繊細な人だから」「私がいけない」など。)ばかりして、洗脳がとけるまでかなりの時間がかかりました。
モラハラかどうかわからないときの対策
自覚するには
あなた自身、こんな状況はありませんか
- いつも夫の機嫌をうかがってる
- 夫が喜びが自分の喜び
- 外出しても家のこと気になって落ち着かない
- 夫が帰ってくることがわかると緊張する
- 夫の顔色が変わると家の空気が一変する
いずれも、夫の顔色をうかがって怒られないようにとビクビク過ごしているため、当てはまるならモラハラの可能性がかなり高いです。
違和感の原因を考えてみる
モラハラかどうかの判断がつかないなら、まずはあなた自身の問題やストレスを取り除く方法がないか考えてみましょう。
「夫にしてもらう」ことではなく「自分だけでできること」に着目します。
ポイントはできるだけ具体的に、そしていろんな方法を考えてみるように心がけましょう。
自分だけだと思いつく内容がワンパターンになってしまうこともあるので、「あの人だったらどう対処するだろう」と自分以外の人になって考えてみるのもおすすめです。
例えば、夫に責められるとどうしていいのかわからない、絶望的な気持ちになってしまいがちだとします。
そんな時、
絶望的な気持ちになるのはどうしてだろう
→「夫から拒絶されているように感じる」
→「夫に見捨てられしまうのではないかと怖い」という気持ちが強いとわかったとします。
→自分①「見捨てられないように、もっと家事を頑張る!」「夫の機嫌が悪くならないように気を付けよう!」
家事をどう頑張る午前10時までには家事を一通り終わらせて、お昼までにワックス掛けや窓ふきとか普段なかなかできない家事も毎日ローテーションでやる。
私がハウスキーパー並みに完ぺきに家事をすれば、夫は怒らなくなる・・よね!?(これ以降も、さらに掘り下げてみるとよいですね。)
→自分②「先輩の△△さんなら、冷静に「見捨てられたら、それはツラいけど、仕方のないことだから、今から就職先を探しておこう。なにか資格の勉強でもはじめよう」と思うかな。」
実際にインディードで仕事を探してみたり、履歴書を買ってみたり、資格のパンフレットを取り寄せてみる。
→自分③「友達の◎◎ちゃんなら、「何それ。意味わかんない」って言ったり逆切れしそうだな。「そんなことなら、旦那のことはどーでもいいし買い物してストレス発散してこよう」ってすぐ気持ちを切り替えて出かけそう。」
実際に気乗りしなくても、気持ちを切り替えるために部屋を移動して一人になったり、散歩やカフェに行ってみる。
もっと色々な対処方法が思いつくはずです。
モラハラされているとどうしても「夫が全て」で視野が狭くなります。
「夫がどうか」という夫の目線ではなく「自分はどうか」に視点をあててみたり、第三者から見たら今のやりとりはどう見えるのかを考えてみるのも有効です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は夫がモラハラかもしれないけど、判断がつかない、わからない時のその理由と対策をお伝えしました。
モラハラは関係が対等ではない状態のこと。そして、夫婦は本来は対等な関係のもとに成立します。
今、あなたが夫婦関係に違和感を感じているなら、それは夫婦のパワーバランスが崩れていることのお知らせです。
モラハラかどうか判断がつなくても、あなた自身が「辛い」と思っていること、「問題」と感じていることがあるなら、それを「なぜ?」と深く掘り下げてみることが解決方法の第一歩。
そして、被害を最小限にするためにはモラハラされていることに1日でも早く気が付くことが非常に大切です。違和感を感じたら、迷わず誰かにまずは相談してみましょう。
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