対処

夫に気持ち悪いと言われた時に考えてほしい理由

夫から気持ち悪いと言われた…

怖いと言われた…

もう無理と言われた…

夫から、そんな発言を受けたらショックや戸惑いも多いはず。

自分はモラハラ妻かも、モンスター妻かもとドキリとして、それなら、なんとか治したいと思ったあなた。

 

「私のなにがいけないの?」

「そんな言い方ヒドイ!」

「私の何がいけないのか教えて!」

そんな風に夫を責めたり、本人に理由を聞いてしまう前に

ぜひ、一度、考えてほしいことを今回はお伝えします。

夫に気持ち悪いと言われた時に考えてほしい理由

思いやり不足

感情のコントロールができない

夫からの気持ち悪い発言を受けて、あなたは自分の中に原因を探すでしょう。

例えば・・・

泣いたり、怒ったり、ヒステリックになりがちだったかも。

 

  • いつも私の話に付き合ってくれていたけど、疲れて嫌になったのかも…
  • 落ち込むとなかなか元に戻れなくて、塞ぎ込んでしまっていたから、辛気臭くて嫌になったのかも…
  • 生理前とか特に疲れたり、体調が悪くなると、機嫌が悪くなりがちで、気を遣わせすぎたかも・・・
  • 小言が多かくて、うっとおしく感じたかも…

などなど

自分で思い当たる「自分の良くなかったところ」があるなら、きっと、それも夫は嫌だったはず!

総じていえることは、あなたの「感情の起伏が激しい」「喜怒哀楽がハッキリしている」ことで、夫がそれに振り回されすぎて疲れてしまった…うんざりしてるということ。

 

しかし、それ以上に、根本的な問題は違うところにあります。

それは、思いやり不足です。

思いやりって?

結婚や夫婦関係で大切なことは「尊敬と思いやり」と言われますが、まさしくその通りです。

一般的な事が言いたいのではなく、あなたが自分では気が付いていない視点に気が付いてほしいので少し違うことを言います。

 

思いやりってなんだと思いますか?

文字通り、相手を思いやること・・・その通りです。

自分とは価値観も考え方も違う相手に対して、相手が心地よく過ごせるように気を配ったり、配慮をすることです。

相手のペースに合わせる

あなたは相手のペースに合わせていますか?

あなたは生理前でヒステリーになったり、

イラつくだけイラついて、

怒るだけ怒ったら、

あとはスッキリしてケロッとしていませんか。

 

「いや、ちゃんと謝ったし!」と思うかもしれませんが、

夫はあなたと同じように、スッキリしてケロッとなりません!

 

あなたは怒りのボールを夫に投げて(投げつけて)スッキリしてますが、

夫は突然、ボールを当てられて、戸惑うし、困って怒っているのです!

お前はよくても、俺は良くない!

突然、妻が怒り出して、些細なことに文句を言って、激怒して責めてくる。

夫にとっては相当、怖いですし内心、怯えています。

 

妻はイライラが終わったら何事もなかったように、ケロッとしている。

普段通りだったり、甘えられても、

夫は気持ちの整理ができていません。

切り替えの早い妻についていけないし、理解不能で違和感を感じるのです。

 

夫からしたら、

「なんだコイツは!?」

「さっきまで形相変えて、怒りだしたと思ったら、何事もなかったみたいな顔して。」

「怒るだけ怒って、俺に怒りをぶつけておいて、俺はお前の感情を吐き出すごみ箱じゃねーぞ!」

と思うし、

「さっきまで鬼の形相だったのに、子猫みたいな声出して甘えてきて、この落差はなんだ!?」

「切り替えが早すぎて、俺には理解できない!」

「なんで、コイツはこんなに二面性があるだ??

「俺をこんなに困らせたり、怯えさせておいて、自分はケロッとしてんのかいっ!」

と思ってしまうわけです。

一方の妻は切り替えが早く

「私は済んだことは気にしないわ。」

「いつまで引きづってるのよ!いい加減にしなさいよ!(怒)」

「まだ根に持ってるの!?器の小さい男!」

となると、夫からしたら

「お前はそれで気が済んだかもしれないけれど、お前が原因で気疲れした俺は終わったこととは割り切れない。これを気にしないという気分にもなれる訳ないだろう!」となります。

「気持ち悪い」という言い方は人を傷つけるし、非常に不適切です。

でも、言い方を変えれば「理解できない人」に恐ろしさを感じて、そのような発言になってしまったかもしれません。

男女の考え方の違い

男女の脳の構造の違い

男女の脳の構造には違いがあります。

男性の脳は論理性を重要視しており、女性の脳は感情に重きを置きます。

男性は一つことに集中しますが、女性は複数のことを同時で考えます。

過去の恋愛について、男性はフォルダを分けて個別に保存しますが、女性は上書き保存でどんどんアップデートしていきます。

あなたの切り替えが早いというのは、決して悪いことではなく、女性の脳の構造上、仕方がない部分もあります。

そして、夫が切り替えをするのに時間がかかる理由も男性の脳の構造上、どうしても仕方ない部分があるのです。

違いを知り、相手を尊重する

お互いの違いを責めて意味がありません。

ただ、「違うから仕方ないでしょ!」と言っても、相手は戸惑っていつまでも平行線のままです。

もし、あなたが発端となって夫を戸惑わせてしまったのなら、

そして、あなたのほうが早くクールダウンして冷静になれたのなら、

あなたが夫のペースに合わせてあげましょう。

 

夫のペースに合わせるには、

夫をよく見て、

彼の様子や温度に自分ができる範囲で合わせてあげるのです。

彼が落ち込んで40%くらいの元気なら、自分もトーンダウンして控えめな態度でいましょう。

 

あなたは切り替えて、たくさん話をしたり、構ってほしい。

でも彼は違うかもしれません。

そっとしておいてほしいかもしれませんし、一人になりたいかもしれません。

「さっきは自分のことばかり考えて、自分勝手に感情的に言ってごめんね。」

と謝罪だけ伝えて、次のアクションは相手の出方を待ちましょう。

気まづかったり、苦しいかもしれませんが、自分のペースでグイグイ進めない。

それこそ、相手に合わせる。

相手の出した答えや反応を待つのです。

行動の理由

「なんで、私がそんなことしなきゃいけないの?」

「夫だって、女性の心理とか全然わかってないじゃない」

「女性ばっかり気を遣うのはおかしい!」

そんな風にもしかしたら、あたなは思うかもしれません。

 

そんな、あなたに問いかけたいのは

「あなたは夫どうなりたいのですか?」

喧嘩してぎくしゃく過ごしたいですか?

夫から冷たくされて、心を痛めながら過ごしたいですか?

楽しく幸せに笑い合って過ごしたくないですか?

 

目先の勝ち負けや正論ばかりを見ていると、本当に大切なことを見落としてしまいます

男女の違いがある以上、女性のほうが大人になれる場合が多いです。

人間関係は、思いやれるほうが思いやってあげれば、上手くいきます。

大人になれるほうが、大人になれば衝突は少なくなります。

まとめ

いかがでしたか。

今回は夫に気持ち悪いと言われた時に考えてほしい理由についてお伝えしました。

男女の違いである心理や脳の構造を知ることで、すれ違いや無益な争いは減ります。

お互いの特性や違いを知ることで、夫婦はもっと仲良くなれます。

 

また、自分だけが我慢すればいいというものでもありません。

大切なことは、お互いの違いを知り、相手を思いやること。

そして、感情的にならずに自分の気持ちを素直に伝えることです。

 

夫婦は近すぎるがゆえに「相手のことをわかってしまってる」と思いがち。

でも、夫とあなたは別の人間です。

全く違う成育歴で別の価値観を持ち、感情を持っています。

そんな二人が出会い、ともに生きている奇跡と感謝を感じてみてください。

きっと優しい気持ちになれるはずです。応援しています!

 

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