夫から離婚したいと言われてしまった…
ショックで眠れない。
私のどこがいけなかったんだろう…
私の何が不満なんだろう…
もしかして、ほかに好きな人ができたのかな…
そんな風にぐるぐると思いめぐらしたり、自分を責めたり、相手を疑ったり…どうしたらいいのか本当に分からなくなります。
気持ちも不安定になって、相手に対して怒りの気持ちだったり、悲しみ、裏切られたような気分になったり、でもこれ以上、嫌われたくないから無理して笑ったり、気を遣ったり、いいなりになってしまったり・・・自分の心が弱くなって、自分を見失いがち。
そんな時でも、相手は離婚したいと離婚を迫ってくるから、話し合いをしなきゃいけない、内心、パニック状態だし、どうしたらいいんだろう・・・
今回はそんなあなたに離婚したくない!そんな時の相手との話し合いへの臨み方と心構え!についてお伝えします。
離婚したくない!そんな時の相手との話し合いへの臨み方と心構え!
はじめに
冷静になる
まずは、とにかく冷静になりましょう。
離婚と言われて、パニックになって感情が高ぶるのは痛いほど分かります。
とてもじゃないけど、平常心ではいられません。
愛する人、信じ切っていた人に離婚と言われた心のダメージは計り知れません。突然、涙が出そうになったり、気分が激しく落ち込みます、心ここにあらず状態になってぼーっとしてしまうかもしれません。
相手は考えた末の離婚と言う結論を出していますが、あなたは考えてもみなかったことを言われて心が波立っている。
可能な限り、あなたが冷静さを取り戻すまで、話し合いを待ってもらう。考えさせてもらうほうがいいのですが、そうともいかない。相手と話をしなくてはいけない。
それなら、とにかく、まずは冷静になりましょう。
- 深呼吸を3回する。
- 上を向く。
- 鏡の前に立って、自分を見てみる。
- 軽くストレッチをして体を動かす
- 冷たい水で顔を洗う
大丈夫です。あなた生きてます。まだ離婚してません。今はまだ夫婦でパートナーはあなたの夫です。
離婚問題と言う局面が出てきましたが、言い換えれば、夫婦でともに成長するチャンスです。自分を見つめなおして改善していく、自分の弱さに向き合う時が来ただけです。
相手との信頼関係を再度、築きなおしていく、そんな機会がやってきただけです。
自分の気持ちを知る
いざ、相手から離婚したいと言われて、あなたはどう思いましたか。
売り言葉に買い言葉、「そんなに私が嫌なら、離婚してやるわよ!こっちだって、あなたみたいな夫なんて願い下げ!」なんて嘘でも言ってはいけません。
また「相手が離婚したがってるなら、離婚してあげなきゃ、可哀そう・・・」そんな風に歪んだ考え方も捨てましょう。
相手ではなくまずは「あなたが」どうしたいのかをハッキリ明確にする必要があります。
冷静になってクールダウンしたら、もう一度、自分に問いかけてみましょう。
「自分は離婚したいの?」と。
条件とか一切考えず、あながた素直に思ったことが、本当の答えです。
話し合いへの臨み方
相手の話や言い分を理解できるまで聴く
「離婚したい」と言われて、「わかった」と納得できますか。
理由は?どうして?と分からないし、戸惑うでしょう。
自分の中では「これがいけなかった」「あの時ああだったから・・・」と理由や原因を探しますが、それはあくまであなたの中の考えに過ぎません。
離婚と言う結論に至った理由を、本人の口からしっかりと聞きましょう。
説明をしてもらいましょう。結婚と言う契約の放棄をする位ですから、相手に対して誠実に説明責任があります。
そして、あなたは物わかりの良い妻になって分かったフリをしないでください!
理解できるまで、何度も聞いて何度も問いかけましょう。
注意点は尋問みたいに相手を問い詰めたりしない事。
相槌や共感など、相手が話やすい態度をとって、相手の話に耳を傾けましょう。
人は誰でも、好意的に自分の話を聴いてくれる人に心を開きます。聞く態度が適当だったり、流し聞きだったり、すぐに否定や反論してくる、機嫌が悪くなるような人には話をしようとは思いません。
相手の立場に立って考える
離婚と言われたショックから、どうしても心の余裕がなくなって、自分のことばかりを考えて視野が狭くなってしまいがち。
でも、離婚したくないなら、夫の気持ちがこれ以上、自分から離れてしまわないように、こんな時こそ、相手の立場になって考えてみましょう。
離婚したいと思うほど、思い悩んで、気持ちを打ち明けてくれた夫。
離婚したいなら、突然、いなくなったり、家を出て帰ってこないなど、やり方はあるけど、こうして向き合って話し合いはしようとしてくれる夫。
たぶん、相手だって言いづらい事だから、相当の勇気や覚悟をもって、あなたに伝えたはずです。
そして、それをあなたが頑なに「NO」と言っていれば、自分の気持ちを受け入れてもらえないという思いだったり、苛立ちがあるかもしれません。
相手の意見に従う必要はありません。でも気持ちを一旦受け入れる
「あなたは、そう思っていたことは分かった。」
「あなたは、そう考えていたんだね」
否定でも肯定でもなく、ただ、受け入れる。そんな姿勢がとても大切です。
人は自分の気持ちを分かってくれた人の言う事だと、聴く耳を持ってくれる。
自分の話を聴いてほしいなら、まず、自分が相手の話を聴く、まずは自分が相手に与えることを考えましょう。
心構え
復縁を迫らない
離婚と言われて、「私は離婚したくない!」と言って話が平行線。
「もとに戻ろうよ」「私、悪いところは治すから、また一緒に頑張ろうよ」と相手に持ち掛けるのは、相手にとって
(自分は離婚したいと思ってるのに)自分の話を全く聞いていない自分勝手な人と映ったり、
(自分は離婚したいと思ってるのに)復縁を迫ってくるあなたに対して「なぜ、そんな心境になるのか、理解ができない。」恐怖を感じてしまうかもしれません。
私たちはどうしたら、夫の気が変わるのだろう、どうしたら元通りになるんだろうと考えてしまいがち。
でも、それは相手に変わることを求めている相手ありきの考え方だったり、高すぎる目標を掲げてしまっている状態です。
離婚したいと言われた状態から元通りになるというのは、未経験の種目でオリンピックに出るようなものです。
要はいくつもの段階を踏んでいかないと、元のような状態には決してなりません。
今は信頼関係が崩れてしまった状態、まずは夫婦としてよりも、人としての信頼してもらえるように考えて行動しなくてはいけません。
先を考える
離婚したい相手と離婚したくないあなた。
もし、ずっと話し合いが平行線だったら、利害関係のある状態が続くので、おそらく夫婦関係は悪化して冷たいものになる可能性が高いです。
もし、相手が離婚調停、離婚裁判を申し立てて、離婚が不成立と認められても、あなたの元にあるのは「離婚しない」という事実だけ。
決して、元通りのような夫婦関係は戻ってきません。
そんな状態だったら、自分はどうするのか、ということも一度は考えておいた方がいいでしょう。
また、夫婦関係改善のための取り組みや自分を変える、成長させていく、弱さと向き合うことをして、やることは全力でやったとしても相手に伝わったり、結果は必ずしもついてくものではない。
生身の感情を持つ人間同士です。勉強みたいにやれば、必ず成果が出る訳ではないのです。
それでも、あなたが行動しなければ、離婚一直線…理不尽だと思うかもしれません。
でも、離婚したくないなら、まずはあなたから相手を理解する、相手を受け入れる、自分を変えていく…そんな姿勢が非常に重要なのです。
ここで私が離婚問題で悩んでいた時に、励まされた言葉をご紹介します。
変えられるものを変える勇気を、
変えられないものを受け入れる冷静さを、
そして両者を識別する知恵を与えたまえ
アメリカの神学者 ラインホールド・ニーバーの祈りの言葉より
相手を変え事はできませんが、自分を変えることはできる。
変わらない相手であっても、あなたは変わらずに愛し続けられますか?
相手が変わることが前提の愛情ではないか、よく自分に問いかけて見ましょう。
自分はやれるだけやって、それでもダメなら離婚も仕方がない、そんな覚悟も必要かもしれません。
時間はかかる
結婚して、徐々に相手の心があなたから離れてしまったように、また相手と心を通わせるのには時間がかかります。
今日、明日で何かが劇的に変わることはまず、ありません。
結論を急がない、結果を焦って求めすぎない、多少のことでは動じない平常心が非常に大切です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は離婚したくない!そんな時の相手との話し合いへの臨み方と心構え!についてお伝えしました。
大切なことは、自分が冷静でいることと、結論を焦らない事です。
質問をされると、どうしてもすぐに答えたくなりますが、相手の問いに対して、
「考える時間が欲しい」
「待ってほしい」と言うのは決して悪い事ではありません。
そいういう保留の選択をしても良いです。
十分に考えもせず、その場の勢いで出した結論と、しっかり熟慮して出した結論、どちらがいいのかは一目瞭然ですよね。
まして、離婚と言う人生の岐路です。自分や相手の人生を適当に扱うようなことは決してしてはいけません。
あなたが自分の納得するまで、考えて悩んで、行動できるように応援しています!
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