突然、離婚したいとパートナーに言われた時、
驚きますよね。
自分は離婚なんてしなくない!
でも、
相手の意志は固くなってる。
「もう無理。」
「結論は変わらない。」
「離婚届の判を押せ。」
「離婚しかない。」
そんな風に言われると、どうしたらいいのか、わからなくなりますが、
自分が離婚したくない以上、話し合いだったり、あなたの言動の中で、相手に離婚を思いとどまらせる必要があります。
でも、話し合いって一体、何を話せばいいのか…と不安になりますよね。
今回は離婚したくない時、話し合いでどんな内容を話せばいいの!?についてお伝えします。
離婚したくない時、話し合いでどんな内容を話せばいいの!?
はじめに
絶対にやってはいけないこと
それは、感情的になること。
離婚と言われれば、誰しも感情を取り乱します。
一生、幸せにするって言ったのに嘘つき!と相手に対して、怒りや裏切られ気持ち、悲しみでいっぱいになるでしょう。
文句や非難をしたくなる気持ちは痛いほど、わかります。
売り言葉に買い言葉で
「もう私のことなんてどうでもいいんでしょ!」
「そんなに離婚したいなら、離婚してやるわよ!」
「私のこと、捨てないで!」など感情的になってしまうかもしれませんが、
感情的に相手を責めたり、相手に追いすがるのは絶対にやめましょう。
相手からすれば、自分の意見に対抗してくる敵とみなされて、ますます当たりが強くなったり、警戒されます。また、
「こいつに言っても無駄だ。」
「話し合いにもならない。」
と相手に判断されたり、嫌気を差されてしまったり、代理人を立てられてしまって、当事者で話し合いのテーブルにつくことすら、してもらえなくなる可能性が高くなってしまいます。
離婚と言われたら、感情的になりそうな自分をぐっと抑えて、
「今、冷静に判断できないから時間が欲しい」
「あなたの気持ちは分かった。」
「考えさせて。」
など、時間をとって、考えたい旨だけを端的に伝えましょう。
相手に問いかけられると、その場で「答えなきゃ!」「回答しなきゃ!」と思ってしまいがち。まして、それがパニック状態の時や急かされているほど、慌ててしまうものです。
でも、相手のペースに合わせる必要はありません。
あなたの気持ちが伴っていないのに、相手のペースに乗って流れで離婚してしまったら、きっとあなたは悔み続ける日々を送ることになります。
安易は発言は絶対にやめましょう。
もし、感情的になってしまったなら、必ず謝りましょう。
「取り乱して、ごめんなさい。冷静になるので、時間をください。」
「この前はショックで頭が真っ白になって、言いすぎた。本当にごめん。」
「前回は驚いて、感情的になってしまった。嫌な思いをさせて、ごめんなさい。」
そして、相手の反応を待ちましょう。
話し合いの事前チェック
お互いが冷静になってる状態なのかが、とても大切。
今までのこと、今後のこと、とても大切なことを話します。
絶対に生半可な気持ちでとか、感情的になって進めてしまうと後悔の元。
相手も自分も冷静な状態か、体調は良いか、チェックしましょう。
体調が悪かったり、精神的に不安定な状態で話し合いをしても、うまくいきません。
そのような状態の時は視野も狭くなっていたり、相手の意見を素直に聞けなかったり、
自分の本心がハッキリわからないまま、なんとなく進んでしまいがちです。
冷静に考えれば、もっといいやり方があった。
これしかない!と思い込んでいても、ほかに方法があることなんていくらでもあります。
柔軟な姿勢だったり、素直で謙虚な姿勢が話し合いには重要です。
またモラハラなどで、パワーバランスが崩れた状態のまま話し合いが進めば、あなたに不利な条件ばかりになったり、自分を追い込む結果になります。
冷静な自分を取り戻すまで、時間をかけましょう。
自分が正常な判断ができる状態になるまで、話し合いをすすめないほうが賢明です。
話し合いで話す内容
話すより、聴く
話については、主導権を握ろうとしないことです。
まずは、相手の話に耳を傾けることに集中しましょう。
離婚したいと言われたけど、どういう経緯でそう思ったのか、そう決断したのか、
離婚しかないと思う理由はなんのかを聞きましょう。
相手に質問してばかりだと尋問されているようで、相手は不快になるかもしれません。
相手の話に対して、相槌をしたり、「そうだったんだね」と理解を示す聞き方をしましょう。
相手の「本当の」離婚理由を知る
本当の離婚理由をパートナーには伝えずに「離婚したい」と一点張りな場合もあります。
例えば、
女性として見れなくなった
他に好きな人ができた
と言う場合であなたを傷つけたくないから「価値観の違い」「自分が悪い」と言い続けているだけかもしれません。
「どいういう時に、価値観の違いを感じたの?」
「どうして、自分が悪いって思ったの?」
しつこいのはNGですが、「どうして?」とできるだけ、深堀して問いかけてみましょう。
くれぐれも、「浮気してるんでしょ!?」と問いただすような言い方だったり、相手を疑う推測の域を出ていないのに断定的な言い方はやめましょう。
夫婦関係の再構築は信頼関係の再構築です。
相手とは敵対関係ではななく、協力し合うパートナーという位置づけでありましょう。
相手の味方で、相手を理解したい、という姿勢が非常に大事です。
またハッキリした理由はわからないけど、なんかもう嫌だ
など、離婚したい理由が相手側もわかっていない状態があります。
相手も見た目ではわかりませんが、内心、感情が高ぶっていたり、パニック状態だったり、「離婚しかないんだ!」と思いつめてる場合もあります。
相手を問いただしたり、説得するのではなく、
相手の感情を一緒に整理していく
「なんで、そう思うんだろうね」と問いかけていくような姿勢で臨みましょう。
相手の立場を考えた発言
残念ながら相手は離婚したい!と思う位、あなたに対して今、気持ちが離れています。
離婚してラクになりたい、
離婚したほうが今後の人生に絶対いい
と思って、あなたに離婚を告げました。
それなのに、あなたからは拒否されている…
自分事で置き換えれば、よくわかると思いますが、自分の要求や希望に相手が応じてくれない時、当然
焦ったり、イライラしたり、面白くありません。
心を閉じてる状態とも言えます。
そんな相手と話し合いをするわけですから、
相手の気持ちを受け止めて、相手の事情を分かってあげたうえで、あなたが大人になれる精神的な余裕が持てると理想です。
要は不安になりすぎず、些細なことに動じることなく、どんと構えていられるとベストですね。
大局は「離婚する」か「離婚しない」かのどちらかです。
小さなことにこだわったり、気にしすぎて、大局を見失ってはいけません。
改善できることがないかを模索する
相手の言い分を聞いた上で、自分が改善できること、夫婦で対処できることがないか考えてみましょう。
くれぐれも「あなたの考えがおかしい!」とか「あなたが気を付ければいいでしょ!」と相手に変化を要求するようなことは控えます。
夫婦はお互い様なので、どちらかが100%悪いなんてことはありません。
当然、相手にも悪いところがあるし、あなたが一方的に悪いなんて言われる筋合いはありません。
ただ、今、相手はあなたと離婚したい。
離婚したいと思いっている相手をとどまらせる、考えてもらうためには今はあなたが引く・譲・折れる必要があります。
信頼関係が戻れば、少しずつ、相手にお願いをしたりすればいい。
くれぐれも、謝りすぎたり、あなたがYESマンになれ、相手の言うことを全部聞けということでありません。
譲れないことはNOと伝えて良い、相手にこびへつらう必要は全くない。
でも、相手に配慮する、気に掛ける、素直に耳を傾ける謙虚な姿勢、穏やかな言い方で、これ以上、対立関係が深まらないようにすることが大切です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は離婚したくない時、話し合いでどんな内容を話せばいいの!?についてお伝えしました。
話し合いで大切なことは内容よりもあなたが冷静な気持ちで臨むことと、相手の話にしっかり耳を傾けて、問いかけること、そして次の話し合いにつなげる、話し合いのテーブルに相手にいてもらうことです。
一度の話し合いですべてが丸く収まることはほぼありません。
一度、崩れてしまった信頼関係は、時間をかけて少しずつ改善していくしかないのです。
そして、時間をかけて回数をかけて、自分の言動を変化させていく、
相手が嫌だと思ったところや自分が至らない点を改善している姿を見せることです。
頑張ってるフリではなくて、少しでもいい方向に変わったあなたの姿を見せることが大切。
自分はダメだ・・・とふさぎ込んで落ち込んでばかりいては、何もはじまりません。
結婚を決めた時の初心を思い出して。きっとこの人と楽しいことも苦しいことも乗り越えていこうと思ったはずです。
離婚問題をキッカケに自分に向き合って、夫婦で向き合って、成長していけることを願っています!
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