繰り返される、夫婦喧嘩にうんざり。
夫にイライラが続く。
ある時、夫から「モラハラだ!」と言われた。
モラハラについて調べてみると、自分に当てはまるところがちらほら…
「もしかして、自分はモラハラ加害者!?」
「私、モラハラしてる側かも…」
自分がモラハラしてるとわかった時、どうしたらいいのでしょうか。
今回は、自分がモラハラだと気付いた時、どうしたらいいの?についてお伝えします。
自分がモラハラだと気付いた時、どうしたらいいの?
モラハラチェックリスト
まずは自分がモラハラなのかチェック
人当たりは良い。周りからは優しいと言われることが多い。
負けず嫌い
夫の行動を把握しておきたい
自分の思い通りに夫にしてほしい気持ちが強い
反対意見を言われると、真っ先に反論してしまう
「でも」「だって」と言うことが多い
「ありがとう」と夫に最近、言ってないかも
夫に嫌味・小言・文句を言いがち
自分が悪くても素直に謝れないことが多い
不機嫌になってしまう
夫が自分以外の人と出かける(飲み会)に行くのが嫌
可愛くお願いしたり甘えられない
無視してしまうことがある
感情的になるとドアを強く締めたり、物を投げてしまうことがある
喧嘩になると「離婚する!」とか「結婚しなきゃよかった」と言ったり、「私のことなんてどうでもいいのね!」と決めつけた発言をしてしまいがち。
感情のコントロールができない
あなたはいくつ当てはまりましたか?
自分がモラハラだと気付いた時
モラハラ加害者の「自覚」がなにより大切!
モラハラしてる人は自分が正しいと思ってやっているので、「自分がモラハラしてる」なんて全く自覚がありません。
間違いを正すだけ。
相手に悪いところがあるから、直すだけ。
そして、根底には
自分に自信がないため、それを隠そうと
自分は正しいという思い込みや
優越感を得たいというプライドの高さがあります。
モラハラ加害者は自分より格下の相手をターゲットにして、自分の支配下に置くことで正当性や優位性を感じることができるのです。
相手に対してひどい事をしている…という意識よりも、
「相手が悪いから!」
「自分は正しい!」
と自分の言動を正当化する、自分を守る意識が強い。
これは無自覚のうちに勝手にそういうなりふりをしてしまうことが、幼少期からの長年の習慣で身についてしまっているので、当然にモラハラしている自覚なんてありません。
だからこそ、モラハラ改善にはモラハラしていた加害者本人の「自覚」を持っていることが何よりも大切です。
モラハラ返し!?
夫に「モラハラしてる!」と言われて、自分がモラハラだと気が付いた…という場合、念のため一つ確認をしてほしいことがあります。
それは、夫もあなたに対してモラハラしている可能性はないかということ。
モラハラ加害者は自分の非を認めたくないので、なんだかんだと理由をつけて責任を転嫁します。自分の非を絶対に認めようとしません。
「お前こそ、俺にモラハラしてる!」
「そういうお前の態度がモラハラなんだよ!」
と「モラハラ」という言葉を使って、あなたを制御したりコントロールしようしている「フシ」はないか思い出してみてください。
モラハラ加害者・被害者の共通点は「自分に自信がない」
モラハラ被害者はとにかく自分を責めます。
自分が悪いから・・・
自分がいけないから・・・
自分がダメだから・・・
もし、夫からモラハラを言われて、自分で既に情報を調べだしていたり「自分がいけないのだ」と自分を責めているなら、あなたはモラハラ加害者ではなく、被害者かもしれません。
モラハラ夫のモラハラ逃れのために責任転嫁されているだけかもしれません。
モラハラ被害者はほぼ、加害者と共依存になっています。
共依存とは相手に尽くしすぎたり束縛しすぎてしまうことです。
誰かの役に立っていないと自分の存在価値が実感できなかったり、夫に見捨てられてあら生きていけないと思っていて、携帯のチェックやスケジュールの把握な気にしてしまう言動がみられます。
そして、共依存はモラハラ加害者の特徴と重なる部分があり、自分に自信がありません。
特徴だけを見ると類似している部分が多い。
でも、違いは攻撃対象です。
共依存は自分を責める。
モラハラは自分以外の誰かを責める。
自分がモラハラかもと思ったら、どうしたらいいのか
自分の言動の問題点を知る
自分の思い通りにならない時、相手を責めたり、無視したり、従わせようとする言動をとっていないか、振り返ってみましょう。
相手が思い通りにならないとき、
- 大きな声を出して威嚇
- 理詰めでつめよる
- ひたすら、相手が間違っていると相手の人格を否定して責め続ける
- 不機嫌になる
- 無視する
そんな言動をしていませんか。
自分に気に入らないことがあると、反抗するのはイヤイヤする2歳児と同じです。
自分の思い通りにならない時、他者の意見を尊重せず、聞く姿勢ももたず、自分の意見も相手に十分に伝えず、怒り出す。責め始める・・・
冷静に考えてみると、かなり恥ずかしい言動をしていたと思えてきませんか?
「いや、相手が悪いから!」
「私は悪くない」そんな自己弁護や責任転嫁の言い訳ばかりを言っているのは格好悪いし、見苦しいもの。何よりも、何の進歩も生産性もありません。
自分の非を素直に認められるのは改善の第一歩です。
自分の間違いに自ら気づいて、改善していけるのは大人の証拠です。
まず、自分は「何ができていない」のかに気が付くことが大切です。
自分を客観的に見るトレーニングをする
モラハラしている時はあなた自身の視野が狭くなっています。
家族や友人、周りのサポートを受けながら、気になった点を助言してもらうことで、自分が周りからどう思われいるのかを知る。
もしくは、カウンセリングに通って、自分の行動を客観的に見るトレーニングをしていくことも有効です。
自分なら、こういう言動をしてしまうけど、立場が逆ならどう感じるだろうか、〇〇さんならどんな風に対処するのかな?
そんなことを考えられるようになると、自分の行動にセーブをかけられるようになってきます。
自分のトラウマと向き合う
モラハラ加害者になっている場合、幼少期の家庭環境などに何かしらの問題があった可能性が高いもの。
その問題とは例えば・・
- 親の過干渉・過保護
- 親からの愛情不足
- 自分を尊重してもらえなかった
- 家族間でモラハラ
悲しみだったりストレスの多い幼少期だったと言えるでしょう。
幼いころのあなたが傷ついたままでいる
そして、傷ついた自分がこれ以上、傷つかないために、
処世術としてモラハラを身に着けた経緯があります。
そのため、傷ついた小さい頃の自分の傷に向き合って、それを癒してあげたり、過去を受け入れる、許すことができるとトラウマが薄くなり、モラハラスイッチが弱まっていくかもしれません。
本当に自分がモラハラかどうかは、どっちでもいい。自分を変えたいと本気で思うかどうかだけ。
自分がモラハラかもしれない…とその判断を確定するために、さまざまな情報を見たり、本を読んだり、病院に行ったりと「確約」がほしくて行動をするかもしれません。
そのような「確定材料」を求めることは悪い事ではありませんが、正直なところ、本当に自分がモラハラかどうかは、どっちでもいいこと。
大事なことは自分を変えたいと本気で思って行動できるかどうかだけ。
パートナーを失うかもしれない…
子どもに会えなくなるかもしれない…
自分が自分じゃなくなってしまうかもしれない…
という恐怖からのスタートかもしれません。
でも、だんだんと自分に向き合うことができてくると
もっと自分らしく生きたい!
周りの人たちと良好な関係でいたい!
そんな自分の望みや希望のためにもっと頑張ろう、改善していこうと前向きなエネルギーになっていきます。
まとめ
いかがでしたか。
今回は自分がモラハラだと気付いた時、どうしたらいいの?についてお伝えしました。
今まで自分が無意識のうちに見て見ぬふりをしていた、自分の欠点や悪いところを直視しなければいけないのは、本当にツラい、苦しいこと。
見たくなかった、知りたくなかった自分を直視しなければいけないし、向かい合わなくてはいけません。
そんな辛い作業をするには、自分の心の余裕ややる気が大事になってきます。
生半可な気持ちで進めると、中途半端になったり、ますます嫌になって悪化してしまうことも。
あなたの本気度と覚悟が何よりも大切。
時には専門家の力を借りてみる、時期をまつなど、柔軟な対応も必要です。
あなたがモラハラに頼らず、自分を受け入れることができるようになれば、今よりも生きるのがラクになること間違いなしです。
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DV・モラハラランキング
はじめまして。
「サイレントモラハラ」というキーワード検索からこちらのサイトを知り、記事を読ませていただきました。
自分が加害者側か被害者側か?考えるきっかけになりました。ありがとうございます。
相手を加害者だと確定して離れることばかり考えていたので、この記事は衝撃的でした。
もう一度自分を見つめ直し、考えてみます。
miyoさん、コメントありがとうござます。
記事がmiyoさんの気づきにお役に立てたなら、嬉しいです。
時間は有限です。
犯人捜しよりも、miyoさんが幸せになるために、自分の大切な時間や労力を使っていってくださいね。
miyoさんがなりたい自分になっていけるよう、心から応援してます。
またサイトにいらしてくださいね^^