対処

モラハラ被害のフラッシュバックがツライ。立ち直る方法とは!?

モラハラ夫と離婚した!別居した!

もう、自分は自由なんだ!気を遣ったり、ビクビク顔色を伺ったり、人格否定など暴言を言われたりするような生活じゃなくなるんだ!!!

そう思った矢先から、ふとした瞬間に夫のことを思い出す。

元夫の嫌いなものは買わないようにする自分。

元夫に叱られたことをしないように無意識にする。

テレビで男性が女性を追い詰めてるシーンを見ると、胸が苦しくなる。

街で元夫と背格好が似ている人が近づいてくると、身体が固まってしまう。

 

具合が悪くなって、伏せってしまうこともしばしば。

夫のことを思い出すと、心臓がバクバク動く。

問い詰められていた時の情景を思い出して、身体が冷たくなったり、口がカラカラに乾く感覚に襲われる。

何も考えられなくなる。

 

「早く忘れたいのに、なんで忘れられないの!?」

「なんで、むしろ思い出しちゃうの!?」

「結婚生活を続けられない自分はダメ人間かも」

「自分は忍耐力も継続力もない人間なんだ」

と自己嫌悪になったり、

 

「自分がもっと我慢していれば・・・」

「自分がもっと賢い女性だったら・・・」

離婚したことに対して、世間に引け目を感じる自分がいてツライ。

 

モラハラ夫と離婚や別居をしても、全ては解決しないんですよね。

特に夫と離れた後から強烈に襲われるモラハラのフラッシュバックは被害者を悩まして苦しめます。

今回は、そんなフラッシュバックで悩むあなたにモラハラ被害のフラッシュバックがツライ。立ち直る方法とは!?についてお伝えします。

モラハラ被害のフラッシュバックがツライ。立ち直る方法とは!?

モラハラ被害のフラッシュバックがツライ。

もうモラハラ被害を受ける状況ではないのに、モラハラしていた夫は目の前にいないはずなのに、モラハラ夫のことやモラハラされていた時の状況を思い出して苦しくなる。

過去にモラハラされてツライ思いをしたときと似た状況だったり、当時を思い出すような「何か」がきっかけで、精神的に落ち込んだり、体調が悪くなってしまう。

そんなトラウマから解放された後におこる症状を心的外傷後ストレス障害(PTSD)といいます。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)

危うく死ぬまたは重症を負うような出来事を経験した後に、それがトラウマとなり、何度も思い出されて当時と同じような恐怖を感じ続けるという病気。

トラウマになる出来事を経験した後に、一時的に心の状態が不安定になるのは、決して珍しいことではありません。

自然治癒することもありますが、数か月以上、苦しんでる場合には病院に行きましょう。

 

PTSDは4種類の症状があります。

  • フラッシュバック…当時の状況を生々しく思い出す
  • 回避行動…トラウマを思い出すことを避けようとする
  • 神経が過敏になる…音でビクビクしたり、眠れなくなったり、イライラ不安が高まる。
  • 否定…自分や他者に対して怒りや罪悪感、恥ずかしい気持ちなど、否定的な感情をもつ。

 

モラハラは当時の苦しみとPTSDと言われる後遺症での苦しみの2段間の辛さがあります。

ただ、長らくモラハラという苦しみに耐えてきた、我慢強く責任感があったり、周りを気遣うようなあなたの場合、PTSDが出たとしても、普段は何事もないかのように明るく振舞ったり、気にしないようにしているはず。

そして、ふとしたときに涙が出たり、不安や恐怖が出てきたり、落ち着きがなくなってしまったり、怒ってしまうことも。

自分で自分がコントロールできない、それはあなたがボロボロで疲れきっているから。

トラウマを思い出さないように、常に緊張状態で過ごさなくてはいけません。相当の神経を使うので、知らず知らずのうちに疲れがたまっていたり、注意力が散漫になっているのです。

フラッシュバックから立ち直る方法とは!?

無理やり忘れようと思わない

「忘れよう!」「思い出さないようにしよう!」と記憶の奥底においやろうとしても何かのきかっけで出てきてあなたを苦しめる記憶。

それは、例えばモラハラされる時、夫が机を叩くから大きな音がトラウマになっている場合、「大きな音=トラウマ」と自分の中に刷り込まれてしまった状態になっています。

それを少しずつでも、「大きな音=子どもが遊んで叩いてる姿で可愛らしい」とか「うっかり、物を落としちゃって、笑ってる」とか違うものに書き換えていくことが有効です。

ただただ、「忘れよう!」と意識だけで頑張っても、むしろ強く「トラウマ」としてあなたの頭に印象付けられるだけです。

感情を書き出す

紙とペンを用意して、自分の思ったままの感情を紙に書き出してみましょう。

キレイな言葉で書く必要はありません。

嫌だった、腹が立った、素直な感情をかいていいです。

誰にも見せません。

そうやって思いを吐き出すことで、感情が癒えていきます。

手間や労力はかかってしまうのですが、効果抜群です。

一人になる時間を確保して1~2時間くらい集中して書いてみると、かなりスッキリしますよ。

話を聴いてもらう

自分じゃない他の信用できる人に、自分の思っていることを聴いてもらいます。

できれば、口をはさんだり、話の骨を折らない人、カウンセラーなど聴く専門家がおススメです。

自分の溜まった感情を吐き出すことで、誰かに聴いてもらうことで気持ちが軽くなります。もし、事情があって、それが難しい場合には、椅子を2つ用意して、片方に自分、もう片方にぬいぐるみでも、なければ、空でいいので、誰かが聴いてくれていると思って話をしてみましょう。

自分を客観視する

モラハラやトラウマで苦しんでいる時はどうしても、視野が狭くなってしまいがち。

そんな時こそ、客観的な視野をもつことで、ラクになる場合があります。

上記の感情を書き出したり、話を聴いてもらうことで自分の感情を吐き出して、振り返ることが客観的に自分を見るトレーニングにもなります。

 

それを続けていくことで、普段、話をしているときに

「もう一人の自分はどう思うだろうか」

という視点をもてるようになります。

 

また

「10年後の自分が今の自分を見ているとしたら、なんて言うだろうか」

「〇〇さんだったら、どうするかな」

とそんな風に考えられるようにもなってくるのです。

大抵の悩みは時間とともに解決します。

10年前の悩みを覚えている人は、多くありません。

今はとてつもなく、苦しい、でも客観的な視点を身に着けることで「きっと、いつかは終わる」「大丈夫」とそう思えるようになることで、自分で自分を励ますことができます。

自分を追い詰めたり、責める必要がなくなるのです。

まとめ

いかがでしたか。

今回はモラハラ被害のフラッシュバックがツライ。立ち直る方法とは!?についてお伝えしました。

モラハラの後遺症から立ち直る方法で、劇的な効果がある方法はありません。

それは、あなたの今までの人生の一部の棚卸だったり、整理をすることで、過去を書き換えていくしかないのです。

辛い時には無理に向き合う必要はありません。そんな時は身体を休めたり、何も考えない、何もしなくて大丈夫。

あなたの身体や心にエネルギーがまた溜まってくれば、また向き合うことができます。

焦らず、諦めず、続けていくことが大切です。応援しています!

 

 

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