自分はモラハラされていたかも…
自分は夫に執着しているかも…
自分は夫に依存しているかも…
夫にモラルハラスメントされていると気が付いても、心からそれを受け入れることができない。
「自分にも良くないところがあったし・・・」
「夫は私のダメなところを治そうと、言ってくれてるだけで・・・」
「もっと私が頑張れば・・・」
「もっと私が器量がよかったら・・・」
夫をかばって、結局は自分を責めてるばかり。
誰もに相談できない、きっと誰も自分も気持ちなんて、わかってくれないと感じているなら、一度カウンセリングを受けてみるのはどうでしょうか。
私はカウンセリングを受けたことで、結果的には自分がモラハラされていたり、共依存で生きづらさを感じていることを自覚・改善のきっかけになりました。
今回はモラハラ共依存を治したくてカウンセリングを受けてみた経験談。についてお伝えします。
モラハラ共依存を治したくてカウンセリングを受けてみた私の経験談。
モラハラ共依存を治したいと気づくまで
きっかけ
結婚後、以前に比べてイライラしたり落ち込んだり感情の起伏が激しくなっていました。
当然、夫婦喧嘩も多いのですが、毎回毎回、弁の立つ夫に口で敵いません。
自分の気持ちはいつもスッキリしないまま。
「あなたが言うように些細なことで怒ってごめんなさい。感情のコントロールができなくて、あなたを嫌な気持ちにさせて、ごめんなさい。」とただただ泣いて謝るばかりでした。
心がモヤモヤしたままなので、また爆発して、夫に説教されて責められて謝っての繰り返し。
自分も辛いし、夫だってうんざりしているはずと不安になり、どうにかしないとマズイと色々と調べだします。
情報収集をする
どうしたら、夫婦仲がよくなるんだろう。
どうしたら、夫に自分のことをわかってもらえるんだろう。
どうしたら、自分のことが好きになれるんだろう。
本やネットで調べました。
夫婦仲を良くするための方法
良妻賢母
愛される女性になる
褒めて夫を育てる
自分を好きになる方法 などなど、巷にはたくさんの本や情報がありました。
ふむふむと情報収集をして、
実際に「夫を立てる」とか
「夫に感謝の言葉をたくさん伝える」とか
「可愛くお願いする」とか、夫がくつろげる家庭を作るように、家事も必死にでやってみたけど、一時的に効果はあるけど、うまくいかない。
結局、頑張れば頑張るほど、自分に負担が増えて苦しくなるばかり。
一時的には良くなるけど、結局、自分が続かない。
愛される女性だったり、良妻賢母でい続けられないのです。
今ならわかりますが本質を理解したり、望んでいなかったからです。
本気で自分が変わるんだという気持ちより「いつか夫はわかってくれる。変わってくれるはず。」と他人本位だったり、「私は自分なりに頑張ってるんだから、わかってくれない夫が悪い。」とどこかで言い訳して被害者意識もありました。
でも、表面上は夫に責められてばかりで行き場のない気持ち。
やり場のない気持ちは結局、自分を責める方向にばかり向かいます。
自分がいけなんだ・・・
自分がバカだからダメなんだ・・・
こんな妻で申し訳ない。夫が可哀そう。
自分で自分をますます責めて追い詰めるようになります。
だんだんと発する言葉が「ごめんなさい。ごめんなさい。」と夫に謝ってばかり。
夫は夫で、口調がキツクなって、モラハラがエスカレートするばかり。
こんな状態、辛すぎます。
「自分だけじゃ、ムリだ!」
「誰かの力を借りないと自分は良くならない!」と
カウンセリングを受けることを決めました。
当初、私は自分のダメさや弱さを人に言うことがすごく抵抗がありました。
そのため、親や友人に夫婦のことを話したり、相談することはためらってしまったので、相談するなら絶対に他人がいい。と思って決めました。
カウンセリングを受けてみての感想①
はじめに通ったのは、個人でやっている小さなカウンセリングオフィス。
初回、通ってみて、話は聞いてくれると思えたことと、先生からも「定期的に通ったほうが良い」と言われたので、1週間に1度通うことになりました。
50代くらいの女性の臨床心理さんがやっていて、50分のコースと70分のコースがありました。金額は7000~12000円くらい。
金額が払えないかも・・・続かないかも・・・と思ったのですが、調べてみると職場の福利厚生の中にメンタルヘルスのカウンセリングが一定回数、無料で受けられるというものがあったので、しらばくはそれを利用することに。
私個人の感想になりますが、心理的なアプローチで「認知させる(気づかせる)」ので、自分が気づかなければ何も変わりません。
ただただ、話をする。過去の自分の言動、その時の状況について話す。
先生が「うん、うん。」と聞いてくれて、時々、違う見方があるんじゃないですか?とか質問をしてくれる・・・そんなやりとり。
私は「夫は~だから」「夫がこう言ったから」「夫に言われて~」「夫が~しないと怒るから」といつも「夫」を主語にして話をしていて、自分のことをあまり話せていませんでした。
何か深く追及されると「自分が悪いからです。」「自分がバカだから。」と言って、それ以上、考えなくなってしまう思考のクセがあり(モラハラの産物かもしれません)、何が問題なのか、具体的に改善していることは何か・・・ということがハッキリわからないし、当時の私は気づくことも改善することもなかなかできませんでした。
また、先生との相性があまり良くなく、話は聞いてくれるけど、心から打ち解けられない感じ、なんか話しづらい・・・そんな感覚があり、残念ながら最後まで安心して本心をさらけだすことができませんでした。
ただ、日ごろは夫から言われっぱなし、共感してもらえない、人格否定されてばかりだったので、自分の話に耳を傾けてくれる、否定しないで聴いてくれる人の存在には非常に救われました。
気持ちを吐き出せる場所があったからこそ、なんとか結婚生活を送れていたように感じています。
何件かカウンセリングを受けてみて
その後、転居等があり、カウンセリングに通うのを止めます。
自分に合う、カウンセラーを探すために初回カウンセリングを何個かうけます。
結論としては、カウンセラーとは相性がかなり大事だということが分かったこと。
また、カウンセラーは臨床心理士じゃなくても、いいということが分かりました。(あくまで個人の感想です。)
経験や人柄、実績なども大切ですが、自分が安心して話ができる、信頼できる人であることもすごく大切です。
そして、何よりもあなた自身のカウンセリングの目的をハッキリさせておくといいでしょう。
話をきいてほしい、自分の性格を治したいなど、カウンセリングに通いだした理由を明確にしておくことで、カウンセリングの時間が有意義なものになるはずです。
注意点
最初から、モラハラかも…共依存かも…とわかって、相談に行けるケースは多くありません。
カウンセリングでは、種類によりますが、モラハラとか共依存など指摘なく、あくまで相談者自身に「気づき」を促すに留めるような方法の場合もあります。
いざ、「モラハラ」「共依存」と言われても、戸惑ったり、実感が湧かない場合も。
指摘をされても、
「夫を失うのが怖い」
「自分は見たくない、知りたくない。気が付きたくない。」という気持ちが生まれて
カウンセリングにいくのを止めてしまうという場合もあります。
モラハラを改善したい、自分を変えたいという覚悟がないと、労力や経済面から、なかなか続けられないという問題もあるでしょう。
また、より具体的な改善方法を求めるなら、コーチングのほうが適している場合もあります。
カウンセラーと同じようにコーチングも資格がなくても、名乗れる、肩書はいくらでも自分でつくることができます。
現在はzoomやskypeなど、WEB面談もできるので申込がしやすかったり、敷居が低くなっていますが、高額な場合も多く、お試しセッション後の勧誘が強い(しつこい)場合もあります。
かといって、口コミも少ないので、判断に迷うこともあるでしょう。
口コミは、依頼者や受講生に書いてもらうので、マイナス評価や厳しい意見は少なく、自画自賛になりがちな印象があります。
そういう時は、少し手間はかかりますが、そのカウンセラーやコーチングの方のブログやFacebook(Facebookは特に友人関係など)を見て、まずは人となりを判断するのがおすすめですよ。
まとめ
いかがでしたか。
今回はモラハラ共依存を治したくてカウンセリングを受けてみた経験談。についてお伝えしました。
モラハラ共依存を治したくてカウンセリングを受ける場合、ほかの方法でもそうですが、大切なことは主体性を持つこと。
共依存になってるくらいなので、どうしても「誰かに依存したい」気持ちだったり「受け身の姿勢」になってしまいがち。
お金を払ってるんだから、どうにかしてよね。とか
申込したんだから、あとは先生やコーチがどうにかしてくれるはず!と思うのは危険です。
カウンセラーはあくまで、あなたのお手伝いやサポートはできるかもしませんが、あなただったり、夫を直接、助けることはできないのです。
あなたの人生の一大事。最後はあなたしか、自分を救えません。
結局のところ、あなたが気づいて、自覚して治していく、改善していくしかないのです。
そのことを肝に銘じて、「自分をどうにかしたい!」と行動しはじめたら、きっとあなたの人生は変わっていくはずですよ。応援しています!!!
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