モラハラ夫と離婚しようどうしようか迷ってる…
離婚後の生活はちゃんとしていけるのか…
子どもから父親を奪ってしまっていいのか…
私さえ、我慢すればいいんじゃないか…
そう思う一方で
ビクビクと顔色を伺うばかりの毎日に疲れた…
もう耐えられない…
心身ボロボロ…
どうしたらいいのか、何が正しいのか分からない…そんな気持ちになりますよね。
今回はモラハラ夫との離婚経験のある筆者の体験談も含めて、モラハラ夫との離婚は後悔する?悩んだ時に知ってほしい大事なことについてお伝えします。
モラハラ夫との離婚は後悔する?悩んだ時に知ってほしい大事なこと
モラハラ夫との離婚を後悔するデメリット
金銭面
婚姻中は生活費を夫が稼いでくれていましたが、離婚をすれば、金銭面は基本的にあなた一人で賄っていかなくてはいけません。
たいていの場合、婚姻中に比べて、離婚後は世帯収入が減る、生活水準が下がります。
残念ながら、男性と女性では賃金格差がまだまだあり、男性の6~7割が女性の平均収入にとなっています。
手に職を持っていたり、十分に生活していける収入を稼げている女性は多くないでしょう。
まして、結婚・妊娠・出産などライフイベントによって、仕事の第一線からセーブした人も多いはず。ただでさえ、毎日の家事・育児で精いっぱいの状態なのに、
「仕事までできるかしら?」
「私のお金で家族が生活していけるのかな?」
「そもそも、就職できるのか?」
「たいしたスキルもないけど、大丈夫なのかな」と不安が頭をよぎりますよね。
家事・育児をしながら、収入を得ていくことに高いハードルやプレッシャーを感じます。
仕事探し・転職
今まで専業主婦だった、パートやアルバイト勤務だった場合にはもっと収入を得られる仕事を探すことになります。
また住む場所を変えることで、転職を検討する場合もあるでしょう。
「とにかくお金!」と焦ってブラック企業に就職したり、ダブルワークを始めてみてもハードすぎて長続きするのが難しい場合も多いです。
あなたが身体を壊してしまったら、元も子もありません。これからは、あなたが一家の大黒柱、自分の身体も資産です。大事に扱ってあげましょう。
大事なことは、情報収集と計画を立てて行動すること。
仕事探しも
いくら稼げば生活できるのか
そのためのお金を稼げる仕事はどんなものがあるのか
その仕事に就くためにはどんな資格や経験が必要なのか
資格や経験をサポートしてくれる機関や制度はないのか
ハローワークや市町村の相談窓口、転職サイトなどフル活用して、学校や教育訓練なども探してみましょう。
養育費や慰謝料の取り決め
養育費や慰謝料なども請求できますが、取り決めをしても最後まで払い続けるケースは少ないので、養育費や慰謝料頼みでない、自分の収入で生活設計をすることが理想です。
ただ、ハナから「養育費や慰謝料は無理」と請求しないのはやめましょう。
時間もかかるし、面倒くさいし、煩わしいことも多いですが、お金はあればあっただけ助かるもの。まして、養育費は大切なお子さんのためのお金。慰謝料はあなたの長年の苦痛に対するお金です。
請求できる権利があるなら、請求だけはしましょう。取り決めをせずに離婚してしまっても、養育費の請求はできますが、モラハラ夫と冷静に話し合いで決めることは難しいケースも多いので裁判所の利用も検討しましょう。
2,000~4,000円くらいの費用で養育費調停はできます。(子どもの人数にもよります)
裁判所を利用する場合は、調停、審判、裁判とあります。手間と時間がかかりますが、相手の銀行口座を差し押さえたりできる強制力のある証書(調停調書など)が作成してもらえるのでおススメです。
もし、裁判所を利用しない場合でも公正証書で必ず強制力のあるもので残しましょう。(合意書や協議書は強制力がないため、注意が必要です。)このひと手間が、今後のあなたとお子さんを守ります!
父親不在
子どもから父親を奪ってもいいのか…
外出先で仲が良さそうな家族連れをみると、胸が痛くなる。
子どもに申し訳ない気持ちでいっぱいになる…
そんな気持ち、痛いほどわかります。
とくにモラハラ夫が子供に対しては優しい場合、子供がモラハラ夫を好いている場合などは本当に悩みますよね。
自分が苦しいまま暗い顔をして、一緒の生活を続けることが子供にとっていい事なのか…
もし「子どものために」と子供を言い訳にしていたら、正直、子供だって迷惑です。
大切なことはあなたが笑って元気に過ごすこと。
心穏やかに子供と向き合い続けること。
ただ子どもにとっては父親も母親も大切な家族です。
あなたがモラハラ夫の悪口を子どもの前では言わない。
子どもが父親に会いたいと言った時は協力する。それができれば、大丈夫です。
モラハラ夫との離婚のメリット
気を遣わない・自由
いつも顔色を見て、機嫌を伺って生活していた…
返ってくるドアの音や足音が聞こえると緊張する…
離婚することで、そんな気苦労からは解放されます。(洗脳から解けて、精神的に距離が保てるようになってからですが。)
また、何をするにも自分で考えて、選ぶことができます。
自分で責任をとることになりますが、責任をとるということは自由ということでもあります。離婚してみて、はじめて自分は肩身の狭い思いを婚姻中ずっとしていたことに気が付くかもしれません。
誰かに指図されたり、誰に気を遣うこともなく自分のペースで生活できる…精神的にラクに生きれるようになるでしょう。
悩んだ時に知ってほしい大事なこと
正解はあなたの中にある
離婚に悩んだ時、弁護士やカウンセラーなど誰かに答えを求めたくなります。
でも、「どうしたらいいですか?」と答えを聞いても返ってきません。
大切なことは「あなたが」どうしたいのかです。
あなたの望む選択はなんでしょうか。
あなたはどうしたいですか。
どんな未来を望みますか。
望む未来を得るために、あなたができることはなんでしょうか。
私は離婚を推奨したいわけでも、夫婦修復を推奨したいわけでもありません。
モラハラ夫との関係に悩む一人一人にそれぞれに違う答えをお持ちだと思っています。
あなたの心の中でどうしたいのかの答えは持っています。
ただ、モラハラを受け続けていて、あなたの心身は疲弊して自分の本当の気持ちを見て見ぬふりをして隠してしまっているから分からない状態になってるだけです。
ノートに感情を書き出してみたり、誰かに話を聞いてもらう、カウンセリングを受けてみる、瞑想してみるなどして、自分の気持ちを整理してみましょう。
覚悟を持つ
自分の中で答えは決まっているのに、わかっているのに行動できない。
悩んだままの状態を続けてしまう。。。
そんな時は、責任をとるのが怖いんですよね。自分に自信がなかったり、誰かにすがりたい、依存したい気持ちがあるからです。
決断する、覚悟をもつのに特別な技術や知識はいりません。
お腹に力を入れて「やる!」と決めるだけです。
失敗も責任も喜びも悲しみも、苦痛も楽しさも、全部自分で引き受ける。幸せになるための努力を最大限する!そんな決意をするのが覚悟であり決断です。
まとめ
いかがでしたか。
今回はモラハラ夫との離婚は後悔する?悩んだ時に知ってほしい大事なことについてお蔦てしました。
離婚を悩んだ時、がんじがらめになって、どうしたらいいのか分からなくなります。
離婚を後悔するかどうかは、その人の事前の準備と考え方次第です。
大切なことは自分で決めること。
人の意見は人の意見、人の経験はその人の経験であるだけで参考程度に留めましょう。
人とあなたでは、生活も、環境も、家族構成も、価値観も持ってるものが違います。時期も状況も相手も違いますから、同じことをやったとしても同じ結果になるとは限りません。
100人いれば100人それぞれの正しい道があります。あなたにはあなたの最善の道があるはずです。
苦しくても辛くても、選択することを恐れないで覚悟を決めて進んでいってほしいと願っています。
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