稼ぎも少ない、口ばっかりのモラハラ夫。
毎日、モラハラ夫から暴言を受けて精神的にボロボロ…
子供たちへの悪影響があるのではないかと心配でたまらない…
「一緒の空気を吸いたくない!」
「家にいなければいいのに!」
「家から追い出したい!」
そんなあなたに、今回はもう限界!モラハラ夫を家から追い出すことはできる?について、私が学んだ夫婦関係、家系学の視点からお伝えします。
もう限界!モラハラ夫を家から追い出すことはできる?
追い出した後のこと、考えてますか
はじめに
モラハラ夫を追い出したい!と思っているあなた!
追い出した後のことは考えていますか?
追い出したから、はいすべてが解決して幸せになって終了~にはなりませんよね。
あなたはモラハラ夫を追い出してから待ち受ける結果や責任をもつ覚悟や勇気を本当にもっていますか?
モラハラ夫を家から追い出すことで、モラハラを受けなくなって精神的な自由は得られるかもしれません。
しかし、今までとは違うストレスが起ります。
例えば、いつか家に入ってくるんじゃないかと言う恐怖や不安であったり、
ラインや電話、SNS上や実生活で嫌がらせを受ける、
経済的に困窮して生活水準が下がって、自分の思うような生活ができないストレス。
それに加えて別居や離婚の手続き、行政や弁護士や裁判所とのやりとり、
自分の仕事探し、子供たちの心のケア…本当に色んなことをしていかなくてはいけません。
なによりもモラハラ夫を家から追い出すような形で別居がはじまると、もう元に戻れません。
あなたから強硬的な行為をすれば、間違いなく信頼関係は崩壊します。
当然、関係性は悪化して、運命共同体だった夫婦が敵同士になっていきます。
別れ際が大切な理由
別れる際、あなたの対応や感情の誠意のあるなしで、あなたのその後の人生が変わります。
感情に任せて「もう嫌だ!」と衝動的に別れる。
相手に暴言を吐いたり、罵倒したりしてめちゃくちゃにして別れる。
逃げて誠実に問題に向き合わなかった。
そのような場合には、必ず、あなたの今後の人生で、カタチを変えて、時間をおいて、また同じようなことが起こります。
私たちは自分が超えられない「人生の課題」には絶対に出会いません。
必ず、乗り越えられる課題が一人一人に与えられています。
今回のモラハラだったり、夫婦関係の危機というのも、人によって解決方法が、離婚だったり、夫婦関係の再構築であったり、そのほかの道であったりと選択は違います。
しかし、与えられた課題について、誠意をもって、対応することが、あなたを人間的に成長させます。そして、その姿を見てる子供たちへ影響していきます。
自分は最低限のモラルのある対応を死守しよう
仮に別れたとしても、人としての節度や礼節は守る必要があります。
また、子供がいる場合は、あなたとの関係性は終わったとしても、子供の親であることは一生変わりません。
親として子供を守る・子供のために協力することが、今後の長い人生の中でもあることを念頭に置いて、相手を必要以上に追い詰めすぎない対応も大切な場合もあります。
弁護士など第三者に間にはいってもらい金輪際、一切かかわらないと決めている場合もあると思います。しかし、人としてのモラルや親の責任は忘れてはいけません。
一時の気の迷いで…とかなら、一時的に実家に帰ったり、ウィークリーマンションを借りて夫と距離を置くとか、自分の気持ちを落ち着かせる方法はほかにもあります。
本当に別れる覚悟があるのか。
別居や別れから派生した結果と責任を全て引き受ける覚悟があるのか。
別れた時の自由とリスク、メリットとデメリットを考えたうえで、全てを引き受ける覚悟が自分にはあるのかをよくご自身に自問してください。
基本的にモラハラの対処や別居・離婚の手続きには毅然とした態度や淡々とした対応が必要です。
相手の泣き落としや一時的な演技に心を揺さぶられることなく、相手からの依存を断ち切って精神的に強くなる、自立していくことがモラハラ改善には必要不可欠です。
しかし、自分自身がモラルのない行為をするような相手と同等レベルに成り下がってはいけません。
モラハラ夫を追い出すことはできるのか
追い出せるけど、意味がない?
一緒に住んでいた家から、夫だけを追い出す。
職場や実家、子供のからも学校からも近いから、自分や子供はこの家に住み続けたい。
そんな希望を通してくれる、理解のある男性なら良いのですが、モラハラ夫はなかなか難しいでしょう。
出ていってほしいと言ってみても、おそらくあの手この手でスムーズにはいきません。
あなたが住み慣れた家を手放したくないと思うのは当然です。
しかし、モラハラ夫も住んでいた家ですから、家の構造や間取りなど、熟知しています。
締め出したところで鍵もあるし、痛くもかゆくもありません。
むしろ、戻ってきたら「家から閉め出して、お前こそモラハラ妻だ!」と言われるだけ。
モラハラ夫を締め出したところで、また家に入ってこようとする危険や恐怖をずっと抱えたまま過ごさなくてはいけません。
毎日毎日24時間、あなたは家にいれるわけでも家を警備できるわけでもありません。
不在時には簡単には入れてしまいます。
そんな恐怖を抱えて家で過ごすくらいなら、自分から出て言ったほうが気が楽で安全ではないでしょうか。
持ち家なのか、賃貸なのか、家の名義は誰のものなのか、家賃やローンの支払は誰なのか、ローンの残額、賃貸の場合だと更新時期など、個別のケースで金銭的な負担やタイミングも異なるので一概には言えませんが、
家をとるのか、別れを選ぶのか、どちらか一方を選ぶのが現実的です。
双方を両立させるのは難しいのが実情です。
追い出す場合は事前の綿密な準備が大切。
リスク承知の上で、それでも、どうしても追い出したいという場合には事前の準備が大切です。
夫の荷物を送ったり、別れる意思があることを義両親へ伝えたり、小さくても子どもにも説明は必要です。
夫の荷物を出して実家やマンションに送ったあと、すぐに家のカギを替える、弁護士に間に入ってもらって話を進めてもらうように根回ししておく。
もしくは、モラハラ夫が怯んだり、プライドの歯が立たないような男性友達に協力してもらって、家を出るように宣告する。
子供の連れ去りや、自分のストーカー被害に遭わないように、学校や自治体、女性センターや警察相談専用電話 #9110に相談しておくなど自分の協力者・支援者を作っておくことは非常に大切です。
まとめ
いかがでしたか。
今回はもう限界!モラハラ夫を家から追い出すことはできる?についてお伝えしました。
自分が責任を負う覚悟を持って、行動したことは必ず自分の糧になります。
渦中のうちは辛くて、出口の見えないトンネルにいるような気分になるかもしれませんが
考えながらも行動し続けている限り、必ずどこかに道はつながっていきます。
この記事が夫を追い出したいと思ったあなたの参考になれば嬉しいです。
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