あなたは、さんざん、自分にモラハラをしてきた夫に
ふざけんなー!
私が味わった苦しみを味わせたい!
私がどれだけ傷ついたのか、分からせてやりたい!
と思ったことはありませんか。
復讐してやる!後悔させてやりたい!
そんな風に負の感情をもってしまうのも、当然のことだと思います。
だって、それほど、あなたはモラハラ夫の言動で傷ついてきた、ひどい事をされたから。
私たちは神様でも仏さまでもない、生身の人間です。
心では許しや愛が大切だと思ってもいざ、自分を散々苦しめていた相手がのほほんと平穏に生きていたり、罪悪感も感じずに人生イージーモードで過ごしていると思うとハラワタが煮えくり返る思いがするでしょう。実際、私もそういう時期がありました。
でも、いつまでも怒りに囚われていると前に進めません。
モラハラ夫を怒っている恨んでいる時間と言うのは、モラハラ夫のためにあなたの貴重な時間をわざわざ割いているのと同じことなのです。
また、怒りを無理に抑えているのも良くありません。
怒りを隠そうとすると、だんだんと心や体がマヒして自分の本音がわからなくなってしまいます。
あなたが前に進むために、これから自分の人生を自分のために生きるために、今回はモラハラ夫を後悔させる!乱れた感情を整えて前に進む方法!についてお伝えします。
モラハラ夫を後悔させる!乱れた感情を整えて前に進む方法!
乱れた感情を整える
怒りは溜めない。出し切る。味わう。
まず、あなたはモラハラされていたことに対して、ちゃんと自分の中で怒りの感情を味わいましたか?
モラハラ被害者の人は優しく責任感のある「いい人」です。
モラハラされて続けてもなお、
自分に至らないところがあったかもしれない…
自分のせいで…
と相手に怒りをむけず、自分に怒りを向けて責めてしまいがち。
でも、モラハラでさんざん傷ついたあなたは相手に対してもっともっと怒っていいんです。
耐えて耐えて、忍んで我慢して、あなたは必死にモラハラと向き合ってきました。
「私さえ我慢すれば・・・」と怒りにフタをして、見て見ぬフリをしてきました。でも、自分の感情を見ようとしない、見て見ぬふりをするって、精神衛生上も身体にとってもよくありません。
むしろ、怒って当然、今まで溜めに溜めた怒りを思いっきり感じてみてください。
クソー!
ふざけんな!
不幸になればいい!
せいぜい苦しんで余生を送れ!
私と同じ苦しみを味わえ!
私にモラハラしたことを死ぬまで後悔して苦しめばいい!
などなど、自分の中で思うだけなら、どんなことでも思ってもいいのです。
大切な大切なあなたがさんざん傷つけられた。それだけ、いっぱい怒りましょう。
怒りの奥にあるものを知る
怒って怒って、少しスッキリしてきたら、怒りの奥にあるものを考えてみましょう。
怒りは第二感情とも言われ、本当の意味でスッキリするには、怒りの奥にある感情に気が付かなくてはいけません。
怒りの奥には悲しみの感情が隠れています。
歩み寄ってほしかった
私のほうを向いてほしかった
話をきいてほしかった
やさしくしてほしかった
分かってほしかった。
わかり合いたかった
もっと大事にしてほしかった
笑って一緒に楽しく暮らしたかった
こんな悲しみの感情があなたの中にも隠れているかもしれません。
それに気が付いたら、過去の悲しんでる自分を今のあなたが慰めてあげましょう。
「そうだよね、悲しかったよね。」
「切なかったよね。」
「わかってほしかったんだよね。」
と優しい言葉を自分自身にかけてあげましょう。
ここで大切なのは、一緒になって夫を責めたり、夫に変化を求める行動ではなく、あくまで自分の感情に寄り添うことです。
後悔させる方法
目には目を歯には歯を
「相手」に対してアクションを起こします。
やられたらやり返す。
「自分」が傷つけられたから、「相手」を傷つけ返す。
これはわかりやすい方法です。
自分の正しさを主張したり、証明することで、相手がどれだけ間違っているのか、おかしいのかを言葉や態度で示します。
また、「相手を」変えようとすることも「自分にとって、都合のいい方向にする」という意味では同様です。
自分の幸せ、心の平穏を求める
「相手」ではなく、「自分」に焦点をあてます。
「自分」は傷ついた。だから、「自分」を慰めて癒す。自分が元気でいるためにどうしたらいいのか、行動する。
自分が好きなことは何か?
自分が楽しいことは何か?
自分が望んでいることって何か?
自分が楽しい!嬉しい!と感じること、たくさんしてあげます。
行動でも言葉でもなんでもいいです。
美味しいものを食べる。「よく頑張ってるね」と自分に言ってみる。
それが自分を満たすことに繋がります。
自分が十分に満たされると、多少のことでは怒らなくなるし、気にしないようになるので、結果的に夫のことも気にならなくなります。
あなたが幸せに生きること、笑って毎日を過ごすことが
返報性の法則
どちらの後悔させる方法をとるかは、あなたが選ぶことができます。
あなたの人生だから選択は自由です。
ひとつだけ注意点は選んだ選択から、どんな未来が待っているのかを想像してみましょう。
返報性の法則というものが心理学ではあります。
人が良いことをしれくれたら、お返しをしたくなるというもので、悪いことも同様です。
目には目を歯には歯をでやっていると、悪いことをお互いにやり合っている状況が永遠に続きます。それは、あなたの望む未来に沿ったものでしょうか。
個人的におススメは、自分の幸せ、心の平穏を求めるほう。
こちらは相手がいなくても、自分次第でできます。そして、相手を変える必要がありません。人を変えることはできません。私たちは自分を変えることしか、できませんから、自分の幸せ、心の平穏を求めるほうが、長い目で見れば、非常にコスパ良しです。
前に進むために
内面の変化の重要性
夫に対する態度、行動の変化を起こすことは大切です。
でも、行動面にのみ注目していると、ある日は強気で、ある日は自信なさげの態度が状況によってコロコロ変わっているとモラハラ対処の効果がありません。
行動だけに着目していると、その時の気分次第・状況次第で簡単に弱気になってしまってモラハラ夫に飲み込まれてしまいます。
夫への態度は日々の生活のことであり、習慣にして継続しなければいけません、どんな時も一貫した態度を示してくことが大切です。
失敗しながらでも、モラハラ夫への対処方法として自分の在り方を確立させていくことが本当に大切です。
そのためには、あなたが心から納得して、それを信じて実践する。
内面の変化がなければ、本当の意味で行動の変化を起こすことはできないのです。
まとめ
いかがでしたか。
今回はモラハラ夫を後悔させる!乱れた感情を整えて前に進む方法!についてお伝えしました。
一番、大事なことはあなたが精神的に成長して、課題に向き合うことができるようになること。
今回で言うと夫婦でモラハラという課題に出会ったわけですが、私たちは課題に出会った時、慌てふためき、苦しみます。
しかし、そこから自分が成長して、課題を一段上から見れるようになると、課題は解決できることが多いです。課題発生当初は「どうしよう!」と思っていたことも「そういうことか。」と落ち着いて、俯瞰(ふかん)して課題を見れるようになります。
モラハラ夫に対して、ムカムカしたり、気になったりしているうちは、まだまだ相手に気持ちをとらわれてしまっています。
自分の感情が落ち着いてくると、いい意味で相手のことがどうでもよくなってきます。
「あなたの人生の課題だから、あなたが頑張って。私も自分の人生、頑張るね」って思えます。
相手にとらわれなくなって、自分を満たせるようになると、相手を後悔させるという気持ちよりも、自分が楽しく生きるためにワクワクできる時間が増える毎日になりますよ!
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