今までずっと我慢してきた。
相手に合わせてきた。
信じて、待ってた。
自分なりに一生懸命やってきたけど、もう疲れた。
無神経でデリカシーがなくて、自分勝手なパートナーの姿に
この人は変わらないんだな・・・
とある日、諦めに近い感情が生まれた。
そう思ったら、なんだか今まで頑張ってきたことがバカバカしくて「もういいや。」と思えた。
しばらく考えてみたけど、やっぱり気持ちは変わらなくて、離婚する!と決意したあなた。
今回は、離婚を決意したあなたに、もう限界!離婚するためには何からはじめたらいい?準備すること!についてお伝えします。
もう限界!離婚するためには何からはじめたらいい?準備すること!
離婚するために何から始めたらいい?
冷静になる事
離婚を決意した時、誰だって多かれ少なかれ感情的になります。
ただ、離婚するために行動を始める時、おなじような感情的な考えに基づいて、行動すると取り返しがつかなくなる場合があります。
人生の岐路に立っている、大切な時だからこそ、着実に焦らずに、冷静に進めていくことが非常に大切です。
あなたはもちろん、子供だったり、別れるパートナーであったり、それぞれの人生の大きな分岐点です。特に子供がいる場合は、別れて夫婦でなくなったとしても、子供の親であることには変わりありません。
自分の感情に任せて「知らない!嫌い!別れる!」と言って、喧嘩別れをしてしまう、やっつけ仕事で片付けてしまうようなことだけは、絶対に止めましょう。
感情の整理
離婚をするにあたって、スムーズに離婚となっても、何年も連れ添ったパートナーを失った喪失感は大きいものです。
また、離婚が長引く場合はやるべきことも置くなり、ストレスでメンタルが非常にツラくなります。
どちらに転んだとしても、あなた自身の心への影響は大きいもの。
そんな時に、必要以上に参ってしまわないためにも、感情を整理して整えておくことをおススメします。
具体的には感情をノートに書き出す。書き出したものを俯瞰(ふかん)してみる。
感情をため込まない。
息抜きをこまめにする。
瞑想をしたり、何もしない時間を意識して作る。
何をするにしても、あなたが平常な心で取り組めないとうまく進みません。精神を強くする、乱れた感情を整えて、切り替えができるようになる、など、自分の心のクセだったり、心が喜ぶことはなんなのかを知っておくのは非常に有効です。
情報収集
いきなり、相手に離婚の申し出をしたり、緊急事態を除いて、「もう嫌だ!」の一点張りでなりふり構わず別居をするのはおススメしません。
まずは、離婚をするための情報収集をしましょう。
具体的にはどんな相談先があるのか、どんなサービスを受けられるのかを知る。
行政だったり、女性支援センターなど公的機関で無料のものから、弁護士やカウンセラーなど民間の有料の相談先、情報提供先までさまざまです。
離婚後、転居をするのか、子供は自分が引き取るのか、すぐに働けるのかなど、あなたの置かれた条件によって、必要なサービスや情報は異なります。
大切なことは相談先を複数知っておくこと。そして、自分がどんな未来を望んでいるのかを少しずつでも具体的にイメージしていくことです。
そして、離婚するにあたって、やらなければならない手続きだったり、届け出についても確認しておきましょう。
離婚届を出した際に、行政の窓口で案内してもらえる場合もありますが、それだけが全てではありません。子どもの氏名変更のための届け出だったり、年金分割であったり、手続きはさまざまです。
弁護士のサイトで調べたり、市区町村の法律相談を利用したりして、情報収集するのも良いですが、1冊、離婚手続きの本を一読しておくと概要がわかるのでおススメです!
↓私はこれを手元に置いて離婚手続きを進めました。すべてのページがカラーになっていて、とても読みやすかったです^^
準備すること
離婚後の生活基盤を整える
今まで、夫を当てにしていた収入源について、自分で確立させていかなくてはいけません。経済的自立を離婚前から進めましょう。
具体的には仕事を探す、転職する、スキルアップするなど、今後の生活設計を見据えたうえで、仕事を探します。
そして自分は月々、いくらの生活費が必要なのか把握しましょう。
食費だったり、日用品だったり、子供の学校関係の支出だったり、電気代やスマホ代、美容代などいくらあれば、最低限、まずは生活していけるのかをその金額を明確にする。
そのうえで、月々、いくら稼ぐ必要があるのか、逆算します。
手当や養育費、親からの支援もあるかもしれませんが、手当関係は一時的なもの。
まして、生活は急な出費や支出はつきもの。
手当頼みで生活設計すると、もらえなくなった時に、生活ができなくなります。
支出が多いなら、生活レベルを落とすことを考えます。
収入が少ないなら、収入をあげたり、支出を削減できる方法を調べてみましょう。
今は手軽な家計簿アプリだったり、電気会社で電気代のシュミレーションができます。
手当頼みにならない、堅実に生活していける収入・支出を目指しましょう。
共有財産のリストアップ
預貯金や株・投資、不動産、保険などのプラスの金融財産。
住宅ローンや奨学金、借金などのマイナスの金融財産。
どちらも、誰の名義であっても、婚姻生活中に発生したものは夫婦の共有財産になります。
自分名義のものが今、いくああって、相手名義のものがいくらあるのか、リストアップしておきましょう。
通帳の口座番号や保険証券など、コピーをとっておくのがよいでしょう。
また、離婚後、手続きに必要になる場合があるので、相手の会社名の正式名称だったり、住所、連絡先、部署、相手の経歴などについても正確に把握しているか、見直しておくのがおススメです。
離婚の証拠集め
相手が有責者である場合や調停や裁判も視野に入れてる場合は離婚の証拠集めをします。
浮気の場合は証拠写真だったり、連絡のやりとりがわかるもの、
モラハラだったら、暴言をICレコーダーにとっておく、ラインの履歴など
第三者から見てハッキリ証拠とわかるものがベストです。
ただし、モラハラなど、家庭内で行われており、精神的に支配されている状態で離婚の証拠をとるなんてことまで頭が回らない場合も多いもの。
そんな時は、長期戦覚悟で、別居をして離婚するという場合もあります。
ただ、どんな判断をするにせよ、証拠については自己判断、素人判断ではなく、一度、弁護士など専門家に相談した上で行動する方が賢明です。
精神的な自立
配偶者との離婚は人生でストレスのかかること第2位に入っています。(ちなみに1位は配偶者との死別)
それだけ、ストレスがかかることをあなたはしようとしています。
また、今までは何かあっても「パートナーがいる」という、精神的・社会的・経済的な安心感や心の拠り所が少なからずありましたが、離婚するとなれば、その後ろ盾はなくなります。
どんなにツラくても大変でも、これからは自分の力で対処して乗り越えていかなくてはなりません。今まで以上に、強い女性、強い母になっていく必要があるのです。
そんな時、気持ちばかりが先走って、空回りしてうまくいかず、精神的に塞ぎ込んでしまわないように、
精神的な自立をしていくことが非常に重要です。
具体的には前述したように、心を整える、精神的に安定した状態を自分で保てる、続けられるようになることです。
他の記事で心を整えるための方法についても紹介してるので、よかったら、参考にしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか。
今回はもう限界!離婚するためには何からはじめたらいい?準備すること!についてお伝えしました。
離婚の準備、手続きも一筋縄ではいきません。
心理的な事、社会的な事、経済的な事、さまざまな利害が絡み合っているので、なかなか割り切れないし、揉めやすいものです。
相手が悪い!と責め立てたくなりますが、そこはグッと我慢。
相手を責めても、何も解決しません。
自分は何ができるのか、自分はどうすればいいのか、「自分」にフォーカスして、自分の行動だったり、考え方を変えていく。
「自分の目的」だったり「優先順位」がなにかを明確にして、そのために行動していくことが必要です。
「自分が変わっていこう」と行動できれば、結婚生活も離婚手続きも、振り返ってみればきっと自分を成長させてくれたものだと思えるはずです。
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