気が付くと夫の顔色を伺ってばかりの自分。
私が彼を怒らせてしまったんだ・・・
私が何かいけないことしたから、機嫌がわるくなったんだ・・・
こんなダメな私じゃ、夫に愛想つかされちゃう
そんな風に不安で心配でいてもたってもいられなくなる。
その一方で束縛したくなったり、嫉妬してしまう。
私のこと愛してくれてるのかな。と不安になる。
こんな私でも見捨てないでくれるかな。と心配になる。
相手を疑ってしまったり、愛されたくて、夫に合わせてばかり。
自分を見失ってるような気がする
でも、本当の自分ってなに？そもそもいるもの！？わからない…
そんな状況、すごく苦しいですよね。
数年前、私がそうでした。
人に嫌われるのが怖くて、人に合わせてばかり。
特に夫に嫌われたくないって気持ちが強くて、合わせてばかり。
一方で、「こんな自分でも嫌いにならないでほしい」と試すような言動をしてしまったり、不安で何度もこんな自分でも好きでいてくれるのか確認してしまったり…今、思えばかなりイタイ、重い人でした。
他人も自分も信用できなくて、疑ったり、信じられなくて、いつも不安定な状態。
自分の感情に振り回されてばかり。。。
私のせいと責めてしまう…
自分は愛されてない…
浮気してるんじゃないかと疑ってしまう…
そんな感情ってもしかしたら、あなたの中の思い込みのせいかもしれません。
思い込みが大きすぎると、必要以上に自分を苦しめたり、不安になったり、心配をしてしまって、本当の自分がやりたことや行動にブレーキをかけてしまうことに。
今回はそんなあなたに、モラハラから卒業する！自分を苦しめる思い込みをなくす方法とは！？についてお伝えします。
モラハラから卒業する！自分を苦しめる思い込みをなくす方法とは！？
モラハラと思い込み
自分が悪い？悪くない！？
モラハラを受けてると「お前が悪い」と言われ続けて、なにかあるたびに「自分がいけないんだ」と自責してばかりになります。
それは、モラハラ加害者が言葉巧みにあなたが自分が悪いように思い込ませているという一面があります。
また、もともとのあなた自身の思考パターンの「クセ」などから、人から言われたことを真に受けてしまう、気にしてしまう、自分の問題に置き換えてしまう・・・という場合も。
そして、モラハラを受け続けていると「被害者意識」で「自分は可哀そう」と悲劇のヒロインになってしまいがち。苦しいはずなのに、そんな歪んだ心地よさから抜けられなくなってしまいがち。
本当に自分が悪いのか
本当に相手が悪いだけなのか
そもそも犯人捜しをする必要があるのか
これからの未来をどうやって、過ごしていくのか
何をあなたは一番、大切にするのか
モラハラを受けている最中はそんなこと、本気で考える余裕がないでしょう。
モラハラによって、思い込みがますます強化されて、視野が狭くなって「考えること」ができなくなる。それがモラハラの怖さでもあります。
自分を苦しめる思い込みをなくす方法とは！？
思い込みの原因を知る
思い込みは次のパターンからできあがることが多いです。
- べき思考・・・～すべきとなんでも自分で自分に命令してる状態
- マイナス思考・・・物事を悪い方向へ悪い方向へ考えてしまう状態
- 白黒思考・・・白か黒か、善か悪か、0か100かのどちらかでしか決められない状態。白と黒の間の色がたくさんあるのに、それが許せない。曖昧な気持ち悪い状態が耐えられず、なんでもハッキリつけたがってしまう。
- 決めつけ思考・・・結論を先走って、自分で決めてしまう状態。例えば、挨拶が返ってこなかったら、その時の状況や相手の事情も知ろうとせずに「自分は嫌われたんだ」と思ってしまう。
- 勘違い思考・・・１を言われたら10言われたと拡大解釈してしまっていたり、ちゃんと成果を出しているのに「私なんて・・・」と過小評価していて、物事を冷静に客観的に見れていない状態。
- みんな思考・・・2~3人に言われただけなのに「みんながそう言ってる！」と思ってしまったり、一度失敗しただけなのに「いつも私は間違ったことばかりしてる」と思う思考。本当は世の中のみんなが言ってるわけではないのに、自分以外のみんなに言われたと思い込んでいる客観的な視点が欠けた状態。
あなたはいくつ、当てはまっているでしょうか。
思い込みをなくす方法
思い込みをなくす方法は次の通り。
- 自問自答をする・・・「本当にそうなの？」「自分で勝手に決めていないか？」と一度、自分に問いかけてみましょう。意外と「だって、〇〇さんに言われたから…」とか「なんか、自分がいけないような気がしたから…」と自分が勝手に思い込んでいた、結論を出していたことに気が付くかもしれません。
- 結論を急がない・・・焦っている時、考えるのが面倒くさい（そんな元気がない時）は私たちは安易に判断してしまいがちです。「もういいや」「私が悪いってことでしょ」と思ってしまいますが、いつも、そうやって結論を自分一人で勝手に出していると、他者とのコミュニケーションに弊害が出たり、ますます自分を傷つけるばかり。まずは、「すぐに結論を出そうとしない」「相手も自分も大切にできる答えがあるかもしれない。」「本当これが自分の望むベストアンサーなのか、自分の求めるハッピーエンドなのか！？」と結論を出すのを一旦ストップしてみましょう。
- じっくり時間をかける・・・結論が出なくてグレーの状態、モヤモヤしたり気持ち悪い状態ですが、それを受け入れましょう。それを受け入れれば、代わりに考える時間が与えられます。いい案が浮かばなくても、時間の経過とともに自分のとらえ方がかわったり、見方が変わることもあります。考えるのが嫌になったら一旦、保留にしたり、休憩してもいいのです。気持ち悪い状態でも普通通りに過ごせる、幸福感を感じられる自分でいられるメンタルの強さを心を整えることで身に着けていきましょう。
- 「今」に集中する・・・思い込みによって「あの時、ああすればよかった」「自分がもっとこうしれいれば・・・」と過去を悔んだり、「怒られないようにしなきゃ」など未来に向かっての心配や恐怖で動けなくなってしまいます。そうやって、堂々巡りをして、過去のことを悔んだり、未来を心配する時間をやめて、「いま」やることにだけ集中してみましょう。時間や意識は限りがあります。「今」以外のことを気にしていると、結局は「今」に１００% 集中できていません。
まとめ
いかがでしたか。
今回はモラハラから卒業する！自分を苦しめる思い込みをなくす方法とは！？についてお伝えしました。
自分で自分の思い込みをつくってしまっていると、生きづらくなってしまいます。
あなたは「誰かのため」に生きなくいいし、誰かが言った人になる必要もありません。
好きなものは好き、嫌いなものは嫌いでいいのです。
自分の気持ちをもっと大切にしてあげてほしいと思います。
そのうえで、自分のとらえ方が偏っているかもしれない…と時々は自分の常識や普通を疑ってみましょう。
簡単に言えば、人の話に耳を傾けたり、違う意見についても頭から否定するのでなく「一理、ありかも」という姿勢で見てみる、客観的な視点を持ち続けるということが大切です。
同じ事柄でも、受け取り方は人それぞれ。
もし、その事実は変わらないとしたら、これからを生きていくあなたに「一番、都合のいい事実」であったり「成長していける学びのある」とらえ方をしたほうがきっといいはず。
この記事が、あなたの思い込みを少しでもなくしていく、きっかけになっていければ、これほど、嬉しいことはありません＾＾
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