対処

不安や感情のコントロールができない…見捨てられ不安の原因とは!?

結婚したのに、夫婦になったのに、心のどこかで

夫は私のこと本当に好きでいてくれるのか?と不安になってしまう。

いつか好きな人できて、見捨てられてしまうんじゃないか、

自分に愛想を尽かして、嫌われてしまうんじゃないか

そんなことを恐れて、不安になってしまう。

気われたくないから、言うことを聞いたり、相手が喜んでくれることをやろうとする反面、思ったような反応がなかったり、上手くいかないとイライラしたり「やっぱり、私のこと好きじゃないのね!」とか「どうせ、見捨てられるんだ」と悲しくなる。

 

心の底では、好きなのに、信じたいのに、安心したい、幸せになりたいのに・・・

疑ったり、素直になれなかったり、感情のコントロールができなくなる自分が嫌だ。

それって、見捨てられ不安からくるものかもしれません。

今回は、見捨てられ不安に悩むあなたに、不安や感情のコントロールができない…見捨てられ不安の原因とは!?についてお伝えします。

不安や感情のコントロールができない…見捨てられ不安の原因とは!?

見捨てられ不安とは

見捨てられ不安とは、夫や親、友人など親しい関係の人など、特定の対象の人から見捨てられることを極端に恐れてしまうことです。

関係が親密になっても、どこか不安な感情が消えなかったり、

相手の素っ気ない態度や連絡が返ってこない場合は気になって仕方なくなったり、

自分に向けられている愛情が本物なのか確かめたくなって試すようなことをしてしまったり、

仲良くなると相手を疑ったり、捨てられるかもしれないという恐怖を抱き続けるのが嫌だから、あえて一人でいることを選択しようする

そんな状態にいくつか当てはまる場合は、見捨てられ不安が強いといえるでしょう。

見捨てられ不安の原因

幼少期や養育者の影響

見捨てられ不安が強い人は、幼少期に親など養育者から「見捨てられた!」と思ってしまった辛い経験をしています。

親から見たら「そんなことで!?」と思うようなことでも、幼い子供にとっては親は世界の中心。

無条件に愛された、安心感を与えてもらった経験が十分でない場合、見捨てられ不安の経験があるといえます。

例えば、

泣いててもしばらく放置されていたとか、

「あなたが悪かったんでしょ」と否定されたり、

「~したら、~してあげる」と条件付きでしか愛されなかった、

いつも親が不機嫌な態度で子供が気を遣っていた、

「バカ」とか「ダメな子ね」と否定されていた、

自分でやりたいのに「ダメ」と言われていつも親の都合だった(過保護・過干渉)などです。

子供の言いなりになる必要は全くありませんが、いつも否定ばかりされていると子どもは認められた・受け入れられたと感じることができません。

この

素直な感情を受け止めてもらえた

気持ちを尊重してもらえた

という気持ちがとても大事です。

そのような経験がない、もしくは、少ないと見捨てられ不安が強くなり、大人になっても対人コミュニケーションで問題を抱えてしまう原因になります。

相手を失いたくない気持ち

養育者との関係の中で、

「ありのままの自分の存在を認めてもらえる」感覚だったり、

「養育者は自分のことを待ってくれている。自分のペースに合わせてくれる」ような安心感が得られないと、

見捨てられるのではないか、といつも不安がつきまとっている状態になります。

子どもは親に捨てられたら、嫌われたら生きていけません。

死活問題になるほど、その恐怖だったり、不安は大きいものです。

そんな感情を幼少期から抱えて、成長していくと、友人や恋人ができても、

自分以外の人と仲良くしてほしくない、

自分だけを見ててほしい

と相手を束縛したり、わがままばかりを言って、相手を振り回すような言動をとってしまって、結果的に相手が離れて行ってしまうことも。

一方で、見捨てられたくないから、嫌われたくないからと、

いつも相手に尽くしすぎたり、下手に出てしまって都合がいいように利用されたり、

自分を傷つけるような状況下に自分でしてしまう…ということもあります。

人格に偏りがある

もともとの性格の傾向で、対人関係で不安を持ちやすく、感情のコントロールが効きづらい、という場合もあります。

見捨てられ不安の対処法

不安の背景を知る

見捨てられ不安の原因から、自分の不安の背景を考えてみましょう。

自分は幼少期に親との関係で不安があったのかもしれない。

本当はもっと親に愛されたかったけど、家庭の事情だったり、親の心理状態だったり、色々な影響で十分に自分が望むようには愛されなかったかもしれない。

そんなことを振り返ってみて、自分の不安の背景を知っていきましょう。

不安との折り合いをつける

不安の背景を知ったうえで、今後、出てくる不安と折り合いをつけられないかを考えてみます。

例えば、連絡しても返信をすぐにもらえない時、今までは気になって気になって、何度もラインしたり、電話していたのを「1日待って、何も音沙汰がなければ、もう1回だけ連絡をする」「相手からの連絡を待ってる時間は、自分の好きな〇〇〇をしてる」など、自分の中でルールを決めて、それを守ります。

もしくは、不安な時にノートとペンを用意して、不安の内容を書き出してみます。

自分が嫌われてしまったのではないか…

相手が事故に遭ってしまったのではないか…

非現実的なことでも、なんでも、自分が思っていることを、出し切ります。

そのうえで、それを見返して、1つずつ検証してみるのです。

事故だったら、ネットで検索したけど、そんな情報はない。とか、

現実的に今、相手は仕事に集中してるのだから、スマホを見てないよね、返信があるのはきっと終業時間以降だよねとか、

そうやって、自分の不安に対して検証していくことで、冷静に物事を見れるようになっていきます。

自分の中にある子どもの自分を慰める

あなたの中に子供時代の親から愛情を十分にもらえなかった、傷ついた自分がいます。

そんな自分が見捨てられ不安の時に「えーん!」「わーん!」と泣いて、暴れている状態です。

不安になりそうになった時、「そうだよね、不安だよね」「でも、もう大丈夫だよ。ちゃんと一緒にいるよ。」ともう一人の自分が、そんな不安でいる自分を慰めたり、励ましてあげましょう。

「気にしちゃうよね、寂しいよね。不安になるよね。」

「辛かったね。今までよく頑張って我慢してきたね。」

「もう、大丈夫だよ。今まで一人で頑張らせてごめんね。」

「大人になった私がいるから、もし、一人になっても、おいしいものでも食べに行って元気出そうよ」

「楽しい事、考えようよ」

そんな風に自分に声をかけてあげましょう。

専門家に相談する

見捨てられ不安が強すぎて、自分でどうしようもできない…対人関係や日常生活に支障がある…そんな時は、専門家のカウンセラーや精神科医に相談してみましょう。

1人ですべてを抱え込む必要はありません。

周りのサポートの力を借りて、向き合っていけば良いのです。

まとめ

いかがでしたか。

今回は不安や感情のコントロールができない…見捨てられ不安の原因とは!?についてお伝えしました。

見捨てられ不安の主な原因は幼少期の影響です。

それほどまでに小さい頃の記憶だったり、親などの養育者との関係は人格形成に大きく影響します。

大人になってから、それを治していくというのは簡単なことではなりません。

なにせ、今まで当たり前だと思っていた考え方、物事のとらえ方のクセを治していくようなことですから、焦らずにゆっくり少しずつ良くしてく、そんな気持ちで取り組んでもらえればと思います。

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