対処

見捨てられ不安の強い妻への接し方…どう接すればいいか悩むご家族へ

妻のヒステリックがひどい…

突然、怒り出したり、泣き出したり、どうしていいのか分からない

ひどいときには、暴言だったり、暴力もある。

不機嫌になったり、無視されることも…

その一方で、嵐が過ぎると、機嫌がよくなって、いつも以上に張り切って

料理や家のことをやってくれたり、世話を焼いてくれる。

最初は「女性ってそんなものなのか?」と思っていたけど、

いつも妻の機嫌に振り回されて、だんだん疲れてきた。

妻のことは大事だけど、なんだか心がしんどい。

そんな風に思っていませんか。

振り回されてばかりで辛い。大切にしたいのに苦しい…そんな気持ちになりますよね。

私たち家族も、かつてはそんな苦しみや悩みを持っていました。

今回は見捨てられ不安の強い妻をお持ちの旦那さんなどご家族の方に向けて、見捨てられ不安の強い妻への接し方…どう接すればいいか悩むご家族へについてお伝えします。

見捨てられ不安の強い妻への接し方…どう接すればいいか悩むご家族へ

見捨てられ不安が強いのはなぜ

見捨てられ不安が強いのはあなたの愛情不足ではない!

妻の嫉妬や束縛が激しい、ヒステリーになる、不機嫌ばかり…

そんな原因を妻本人に直接、聞いても

「あなたが私を大切にしてくれないから!」

「私のことをちゃんと愛しなさいよ!」と言われるばかり・・・

自分としては愛してるから結婚したわけだし、大切にしてるから毎日一生懸命仕事してるんだけど・・・・・?

僕の愛し方がなんか足りないのか?

なんか、自分はおかしいのか?

じゃあ、どうすりゃいいんだ!?

家事を手伝ってみたり、プレゼントをしてみたけど

やり方が違う!

こんなの趣味じゃない!ちっとも私のことなんてわかってないじゃない!(怒)

と火に油を注ぐ始末・・・

僕って全然ダメじゃん。

どうして妻は喜んでくれないんだろう・・・

戸惑いや自信喪失になってしまいがちですよね。

あなたの奥様が嫉妬や束縛が激しい、ヒステリーになる、不機嫌になってしまう理由はあなたが愛情不足だからではありません。

少なくとも、この記事にたどり着いて、現時点まで読み進めてくれてるあなたは、とても奥様思いで心が温かい優しい人です。

じゃあ、何か奥様を見捨てられ不安やヒステリーにさせているのか、その主な原因は2つ

  • 男女の意識の違い
  • 幼少期の愛情不足

です。次から早速見ていきましょう!

男女の意識の違い

男性の考える「愛」と女性の考える「愛」は一致していません。

そこには性的なとらえ方の違いが、事実として多少なりともあります。

男性は愛してるからこそ、家計を任したり、愛してるからこそ、信頼してるからこそ、言わなくても分かる。余計な言葉いらない、尊敬してもらえる、尊重される、自由を認めてもらうことに重きを置いています。

一方で、女性は愛情を言葉であったり、態度であったりで実感したい。具体的には愛する人とはコミュニケーションを密にとりたいと思うものなのです。相手の話を親身に聞いてあげたいし、自分の話も親身に聞いてほしい。大切だから、愛しているからこそ、その相手に多くの時間を割くし、時間も共有したいと思います。

個人差もありますが、愛の定義や認識がそもそも違うのです。

イメージとしては男性の愛が四角い黄色みたいな形で

女性の愛の形は丸い赤い形・・・どちらが間違いとか正解とかなくて、どちらも愛。

でも、見た目も大きさも違う。

でも、女性は「自分の望んでいる愛=自分の持ってる愛と同じものをくれー!」と求めてしまう。

男性は自由に放任されていても気になりづらいですが、女性は相手と親密でいたい、どうしても女性側が不足感、寂しさを感じてしまうのです。

だからこそ、女性は男性心理や特性を、男性も女性心理や特性を一般常識として学んで、違いを認識したうえでコミュニケーションをとっていくことで良好な関係ができやすいくなります。

決して、あなたがいけない。奥様がいけないということはないのです。

ただ、お互いが知らないだけ、気づいていなかっただけなのです。

幼少期の愛情不足

見捨てられ不安は幼少期の養育者との関係が大きく影響しています。

親から否定された、条件付きでしか愛されなかった、自分の欲しい愛情の形をもらえなかった…そんな十分に愛されたという実感や、ありのままを受け入れてもらえたとうい安心感が欠如していて、

自分は愛される価値のない人間だ

と根底は思い込んでしまったまま、大人になってしまいました。

本当は寂しいのに、愛されたいのに

「どうせ私のこと、いつか見捨てるんでしょ」

「今はよくても、私のこと、裏切るんでしょ!」という疑いが払しょくできないから、

試し行為をしたり、束縛したり、ヒステリーになってしまうのです。

ほとんどの場合は、親から裏切られたという事実はありません。

ただ、子供ながらにそう思い込んでしまった。

先ほどの男女の愛の形と同様に、親のもってる愛の形と、自分がもってる愛の形が違っていた。そのすれ違いがぬぐえないまま、時間が経ってしまっている場合がほとんどです。

見捨てられ不安の強い妻への接し方

妻の親になる必要はない

親から与えてもらえなかった、不足した愛情を夫であるあなたが妻に与える必要はありません。

というか、与えたくても、夫であるあなたは妻の親ではないから、あげれないのです。

かといって、大人になった時点で妻の親にそのことを言っても、ポカーンとされたり、「大人になって、今更なにいってるの!?」ととりあってもらえないのが関の山。

自分の不足した気持ちは、厳しい言い方ですが、妻自身が自分で埋めていくしか方法はないのです。

見捨てられ不安が強い人は相手に尽くしたり、優しい反面、自分に自信がなかったり、依存的だったり、感情の起伏が激しい。

そんな自分の心を整えていく、自分で自分を安心させていく・・・そいういう取り組みを自分で気づいて、続けていって、少しずつ少しずつ、改善していくしかありません。

妻を責めたり、叱咤激励したり、批判する

「なんで、そんなこともわかなんないの?」

「いい加減、気づけよ」

「子どもかよ!ふざけんなよ!」など、キツイ言葉はご法度です。

幼少期からの親の言葉で彼女は十分すぎるくらい、傷ついています。

今の奥様に必要なことは、心のパワーを充電して、自分でやってみようと思えるようになる自立です。早期に結果を求めようとしない、気長に付き合っていく、そんな姿勢でいてほしいです。

できないことは断る

なんでも妻の求めに応じて、あなたが頑張る必要はありません。

快くできるときは、もちろん応じてあげてほしいのですが、無理難題を言ったり、命の危険があったりすることは毅然とした態度で「できない」「それはダメだよ」と言ってください。

ただ、それで怒ってあなたが離れて行ってしまうことを奥様は一番恐れています。

あなたに対して下手に出たり、依存してしまっては元も子もありません。

そのため、「君のことが本当に心配なんだ。でも、これは僕は気が進まいから、協力できない。君も冷静に考えてみてほしい。どんな答えでも、君のことを嫌いになったりはしないし、大切に思っていることは変わらない。」と気にかけていることもセットでマメに伝えてあげてほしいと思います。

自分のできる範囲で安心感を与える

見捨てられ不安の強い人は、とにかく安心がほしい。

だからこそ、自分の無理のない範囲でいいので、連絡をマメに入れる。とか、「今日はどうだった?」「最近、仕事はどう?」と相手を気に掛ける言葉をかけるのがベター。

ただ、それが奥様から「スマホを見せて」とかの要求になったら、嫌なら断っていいし、でも断るときは「僕は何も後ろめたいことはしてない。でも、スマホは知り合いとの連絡内容も残ってるし、プライベートな内容が多いから、いくら妻でも見せたくないし、僕も君のスマホを見ようとは思っていない」と伝えましょう。

キツイことをいう時は必ず相手に安心感を与える、気にかけていることをセットで伝えましょうね!

妻の負担を減らす

言葉で安心させたり、気にかける態度をとり続ける・・・それと並行してやってほしいことが、妻の負担を減らすことです。

あなたは家事・育児、どれだけ手伝ってますか?

結構やってるよ!という方もいるかもしれませんが、大方、男性が思っているよりも女性側の意見は厳しいです。

家事には見えない家事だったり、毎日のやりくりのこと、全ての能力を結集して、段取り、下準備、時間配分、家族のスケジュールを見ながら同時進行で進めなくてはいけません。

主婦の仕事ができるなら、おそらく、どんな仕事もエキスパートになれる素質があるくらい、家事ができる能力は仕事の能力に比例します。

回りくどくなりましたが、見捨てられ不安のある人は、今までの人生で人の顔色をみたり、自分以外の人に全神経を遣って生きていきました。

極端な話、疲れ切っているのです。自覚症状はありませんが、ヘトヘトしています。

それに加えて、家事育児・・・相当、疲弊してます。

どうか、もし、あなたが奥様に元気になってほしい、笑顔を見せてほしいと思うなら、家事頑張ってできるようになってください。

「私がやるからいいよ。」と言われて「相手がそう言ってるならいいや」とほおりださないでください。

「いや、いつも頑張ってくれてて、今まで僕は甘えすぎてた。二人の家なんだから、僕もちゃんとできるようになりたいから、教えてほしい」と一から奥様に教えてもらいましょう。

教えてもらえないなら、見て盗む、家事ってどんなものがあるんだ、子供の世話ってなにするんだ・・・自分が想像していただけではなくて、実際にどんな行動があるのか、落とし込んでみましょう。

ビックリするほど、やらなくてはいけない工程があることに驚きますよ。

「よく、これだけのこと、毎日やってくれてたな・・・」と

きっと、奥様の苦労や気遣いに感謝の気持ちが湧くはずです。

まとめ

いかがでしたか。

今回は見捨てられ不安の強い妻への接し方…どう接すればいいか悩むご家族へについてお伝えしました。

悩むのはどうにかしてあげたいと思うから、相手を大切に思ってるから、余計に苦しいんですよね。

嫌いになれたら、見切りをつけられたら、どれほど楽だろうと感じたりしませんか。

でも、そんなことしたくないし、できない。だから苦しい・・・そんな日々が続いていたのだろうと思います。

まずは、あなた自身の心を守る、大切にする、整えることを最優先にしてください。

どんなテクニックよりも、まずあなた自身の心が整っていることが、なによりも大切です。

そのうえで、今後の奥様との関係や夫婦の在り方、家族の方向性を考えていきましょう。

ひとりで悩んで抱え込む必要はありません。専門家や第三者の力を借りながら、気長に向き合っていく気持ちでやっていきましょう。

この記事は、私の経験談、失敗談から結婚中、夫にこう接してほしかった…そんな実体験とモラハラ、夫婦関係の修復、離婚を経た中で学んだ知恵が誰かの気づきになればという思いで書こうと思いました。

なにか少しでも、ひとつでも、あなたに気づきがあったら、嬉しく思います。

あなたの健闘を心から応援しています!

 

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